June 4, 2009
Diggが広告に投票できるようDigg Adsでマネタイズを模索
巨大ソーシャルニュースサイトのDiggが、新しい広告プログラムの開始を宣言した。
Diggのトップページやカテゴリページには、ユーザがdigg(投票)した今一番熱いニュース記事が並んでいるが、この中に広告だとははっきりわかるものの、他のニュースと同じようなフォーマットで、広告主の広告も出すということだ。
上のサンプルだと、上から4つめがEAのゲームの広告になっている。
通常のニュースと同じように、digg(投票)したりbury(逆投票)したりコメントしたりできて、投票が多ければ広告主の支払額も安くなるシステムだという。つまり、面白いと思わせる広告を作ろうというインセンティブが働くわけだ。
これから先、数ヶ月の試験期間を設けてユーザからのフィードバックを集めるということらしい。
ユーザが見続けている内容の中に広告を自然に、しかし広告とわかるように挟もう、という考え方は、今の民放テレビを思わせる。広告だとはっきりわかるようになっている限り、ありかなと個人的には思うが、熱心なdiggユーザ達がどう思うかは別だろう。今のところ賛否両論というところ。
Googleアドワーズの場合は、ユーザに検索で探しているものがあり、それに関係した広告を出すのだから、広告であっても自然な検索結果より役に立つものも出てくることも多々あるだろうと思う。しかし、カテゴリーや前後のニュースとマッチさせるにしても、ユーザがどれぐらいこのDigg Ads広告からジャンプして物を買ったりするかは疑問だ。
しかし、Diggより大きくて影響のあるソーシャルサイトもそうそう無いので、これぐらいユーザがいるところでうまくいかないとしたらより小さいところではもっと難しいだろう。ソーシャルサイト、CGMサイトのマネタイズ手法として通用するのか注目したい。
投稿者 秋元 : 14:08 | トラックバック (0)
May 29, 2009
世界の給食
世界中の給食の写真を集めてみた、というブログ記事。
よくみたら世界といいつつ5カ国だったけど、韓国、日本、インド、フランス、アメリカの給食の写真が並んでいる。
アメリカのこれなんか、ひどいと思う。(ちゃんとした写真もあるので極端な例だとは思う)
7品のうち3つがデザート・フルーツのフランス…
via School Lunch From Around the World
投稿者 秋元 : 12:58 | コメント (2) | トラックバック (0)
May 27, 2009
書評: マーケティングとPRの実践ネット戦略
いただいたもの
ブログ・ニュースリリース・ソーシャルメディア、など、オンライン上で自社やサービスを知ってもらうためのいろいろな手法についてまとめられた本。
旧来の新聞や雑誌社と、ブロガーへのPRがどのように違うのか、といったことも、成功事例や失敗事例を豊富に出して説明している。
アメリカ・英語のウェブについて書いているので、必ずしもすべてがそのまま適用できるわけではない。たとえば、ウィキの活用やポッドキャスト、といったあたりは、英語に比べると日本でのパワーは落ちるのではないかと思うし、原著が書かれた時期から無視は出来なかっただろうと思うが、セカンドライフでのPRがその後どうなったのかはご存知の通り。しかし、ブログやソーシャルメディアについては日本でのサービス・ユーザ動向が米国のそれを後追いしているパターンも多いので、あちらで起こった事件や成功例を知っておくことは役に立つのではないだろうか。
とにかく多くの具体的な手法が書かれているので、今自分が使っていない方法を試してみるのもいいし、有効と思えた手法を今のマーケティング&PRに加えてもいいだろう。(著者自身も、書いたことを全部実践できている、とは言っていないし、全部を実施すべきとも言ってない。)
[書評に関する注意書き]
- 貰って書いた本についてはその旨記述する
- このブログはサイボウズ・ラボの社員ブログなので、秋元個人に献本いただいても、何でも自由に書けるわけではない。
- もちろん、書評以外の他のブログエントリもそうだが、社員ブログではあってもサイボウズ・ラボ全社やサイボウズ・グループの意見を代弁してるわけではない。
- 献本いただいても必ず読めるわけでも、ご紹介できるわけでもない。読書の速度は遅いので、発売前や発売直後に送っていただいても、ご紹介が半年後になるようなこともある
投稿者 秋元 : 15:00 | トラックバック (0)
May 25, 2009
英語チャットを理解するための50個の新単語
「親が知っておくべき50個のインターネット単語」というタイトルでnetlingo.comが公開した50個の単語。
英語圏のウェブ、チャット、SMSなどで若者や子供に使われているという。「親が知っておくべきもう50個の単語」とあわせた中から、あたりさわりの無いものからいくつか紹介する。(リンク先のリストには卑猥なものや違法な単語も多数含まれている)
他にも、PAL, PAW, PIR, POSなど「親が見てる」、「親が近くにいる」系の略語が非常に多い。それから出会いに関する隠語も。
投稿者 秋元 : 18:31 | トラックバック (0)
May 22, 2009
TEDxTokyoの中継中
ここのところ、TEDというカンファレンスのビデオについての紹介がいろいろなブログでされているけれど、今日はそのTEDの東京版、TEDxTokyo(TEDの主催者が直接開催しているのではなく、正式にライセンスを受けて独立して開催されている)がお台場で開催されていて、以下で生中継されている。
今流れている内容が何かは、twitterで確認できる。TEDの動画に興味を持たれた方は、早速一コマでも視聴されてみてはどうだろうか。
TEDxTokyoの詳細はMasaru Ikedaさんが紹介されている。
[関連]
TABLOG:TED.comは、最高レベルの英語学習コンテンツでは? - livedoor Blog(ブログ)
TEDのオープントランスレーション・プロジェクト - huixingの日記
投稿者 秋元 : 11:06 | トラックバック (0)
May 20, 2009
Ships - Google Earth APIを使った船シミュレーター
Shipsは、Google Earth Pluginを使った、ブラウザ上で船を操船して遊べるサイトだ。
オランダ、ロッテルダムの港にいる、7艘の船を切り替えて操作することができる。カーソルキーの上下で前進後退、左右で舵を切れる。4つの視点を切り替えることができたり、碇の上げ下ろしや汽笛を鳴らす(F)こともできる。汽笛はなんとなく楽しい。
クイーンメリー2の雄姿
飛行船もある
残念ながら当たり判定はない。
via Fantastic Free Google Earth Game: Ships | Google Earth Blog
投稿者 秋元 : 02:13 | トラックバック (0)
twitterでつぶやく便器が登場
twitter.com/hacklabTOiletは、とあるトイレが流されるたびにつぶやくという新登場のbotだ。
このtwitterアカウント、使われるたびに、「流しまーーーーす」「青? いったい何食べたんです?」「いい配管工知らない?」「そのうちRFIDがついたら、あなたの名前も一緒につぶやきますよ」といったメッセージをランダムにつぶやいている。
これは、イタリア製のマイコンボード開発環境arduinoを使って、トイレの排水のオンオフを入力として、イーサネットケーブルでHTTPを投げることで、実現している。
arduinoからtwitterにポストするコードは、フォーラムにあるものをベースに流用しているという。
実際には、トイレを流してもtwitterのメッセージが行ったり行かなかったりするので、トイレにPCを持ち込んで、パケットをキャプチャしてトラブルシュートを行なったらしい。コネクションのクローズが正しく行なわれないとかで、公式のイーサネットライブラリを置き換えたりして対処したとか。また、ランダムのつぶやきを50個ぐらいに増やしたらメモリ関連で挙動がおかしくなったり、ということもあったと。
そんな風にいろいろとトラブルもあったようだけれど、それでも、arduinoと検索エンジンを活用して、ハードウェアとウェブの接続ってずっと簡単にできるようになっているのだなと感じる。
この作者、温度・湿度センサ、圧力センサ、流量センサなどいろいろなセンサを発注済みで、それらが届きつつある状態らしい。この先も面白い工作ネタが出てきそうだ。
twitter-enabled toilet at hacklab.to via Popular Science
投稿者 秋元 : 01:38 | トラックバック (0)