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2006年12月14日

Firefox Developers Conference での質疑応答メモ

 先週土曜日 (12/9) に開催された Firefox Developers Conference 2006 に参加してきました。mozilla.org、Mozilla Japan、他の開発者や翻訳者の方々とお話ができて、とても勉強になりました。大満足です。スタッフの皆様、お話させていただいた皆様、ありがとうございました。

 カンファレンスの内容がどうだったかは、Inside Mozilla Japan (Beta) や、えむもじらさんのレポート (1, 2, 3) 等をごらんいただけばよいとして、自分は自身の質疑応答について書いておきたいと思います。


Q1. ローカライゼーションのリソースが DTD と String Bundle に分かれてしまうのは問題ではないか?
A1. その認識は正しいが、直せる人たちは、もっと優先順位の高い仕事を抱えている。

Q2. 全ての機能が同じ名前空間を共有しているため、拡張機能間のコンフリクトが発生することがあるが、対策は?
A2. JavaScript 2 で名前空間が導入されるのでそれに期待している。一方で、Firefox/2 以前向けに、(各拡張機能は自らの名前のオブジェクト内に全シンボルを格納すべきといった) ガイドラインの整備が望ましいだろう。

Q3. 拡張機能のセキュリティモデルについて、なんらかの予定は?
A3. 権限を制限された拡張機能といった概念の検討はされている。


 そんなところだったかと思います。主に Vladmir Vukicevic 氏にお答えいただきました (ありがとうございます) が、記憶に頼って書いているので間違いがあれば私の責任です。

投稿者 kazuho : 2006年12月14日 21:45 このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーを含むはてなブックマーク

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