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2007年01月28日

GP2007新春/新年会

土曜日は恒例のIPA未踏OB関係者の集まりに参加してきました。

池袋 ザ・グラスホッパー

ダイニングバーの2階を占拠して、プロジェクターを持ち込んで、プレゼン大会。 どう見ても壁に模造紙を貼っています。本当にありがとうございました。 写真は西尾さんの可遊化ソフトウェア「GRINEdit」のデモ。

上下ジーパン男を映画化した監督さんにも初めてお会いすることができました。

シーカネットの池田さん、毎回どうもありがとうございます。

2007年01月26日

サイボウズ・ラボのテーマ発表会

終了しました。お越しいただいた皆さんありがとうございました。

テーマ発表会の会場

次回はまた3ヵ月後の予定です。

2007年01月24日

KENTさんとの対談写真が見れるのは日経ソフトウエアだけ

今日発売の日経ソフトウエア2007.03(1月24日発売)に特集記事を10ページほど書かせていただきました。

日経ソフトウエア2007.03(1月24日発売) 新春Perl対談「初心者とハッカーが共存できるPerl」KENT-WEB 見上氏 & Shibuya.pm 竹迫氏

特集:Webプログラミング実力アップ講座

生産性や品質に差が出る「プロの作り方」を学ぶ

  • Part 1.「初心者とプロはどこが違うのか」これが生産性と品質を上げるカギだ!(斉藤国博)RFCを読もう(大森敏行)
  • Part 2.「正しいPerl/CGIの書き方」Webプログラミング初心者からの脱出の手引き(竹迫良範)
  • 新春Perl対談「初心者とハッカーが共存できるPerl」KENT-WEB 見上氏 & Shibuya.pm 竹迫氏
  • Part 3.「Webアプリケーション・フレームワーク入門」(斉藤国博)
  • Part 4.「セキュアWebプログラミング入門」入力と出力・設計に潜むワナ(大垣靖男)
  • Part 5.「テストを自動化する注目のツールSelenium」こまめなテストがバグ早期発見の決め手に(笹谷真也)

「初心者のレベルから脱出できない」──そんな悩みを抱えているWebプログラマの方のために「プロのやり方」をまとめました。 プロのスキルを身に付けて1ランク上のWebプログラマを目指しましょう。

特集記事では、通常のPerl/CGIの解説書とは異なり、 いきなりModule::Starter::PBPを使ってPerl5のモジュールを作る方法から始めてみました。 テストファーストでクラスを設計し、Test::Moreで単体テストを先に書く。 モジュールの実装ではClass::Accessor::Fastを使ってアクセサを定義する。 POD(Plain Old Document)形式でソースの中にドキュメントを埋め込むこと、 そして、Module::Buildでパッケージングする方法について解説しました。

こうしてできたPerlモジュールを呼び出す形でCGIプログラムを作成し、 HTMLテンプレートエンジンとHTML::FillInFormを使って、 デザインと実装を分離するサンプルプログラムを作成しました。

今回、私が書かせていただいた記事の内容は以上になります。

フレームワークやWebセキュリティ、ブラウザのテスト自動化についてはPart 3.以降の記事に譲り、 Perlの有名なWebフレームワークであるCatalystCGI::ApplicationSledgeJiftySoozyなどについては、名前を紹介する程度にとどめました。 その他、minicpanや、perltidyによるソースコード整形、Perlで日本語の文字コードを扱うときの注意点としてjperlからjcode.plJcode.pmEncode.pmUnicode::Japaneseレガシーエンコーディングまでの 歴史と各サンプルプログラムを載せた原稿も書いたのですが、思いっきりページオーバーとなり、泣く泣くごっそり削除しました。 力及ばず、すみませんでした。

今回の私の担当編集さんは 東京の勉強会やカンファレンスでよくお見かけする 大森敏行さん でした。

大森さんは私にはない才能を持っていらっしゃる方で、個人的に尊敬申し上げている編集者の一人です。 私の原稿の提出が大幅に遅れてしまったにもかかわらず、忍耐強く待っていただき、 限られた時間の中で、キャッチーなフレーズと、わかりやすい図を描いていただき、 さらに綺麗で読みやすい文章の記事にまとめていただきました。 大変ありがとうございました。

新春Perl対談「初心者とハッカーが共存できるPerl」KENT-WEB 見上氏 & Shibuya.pm 竹迫氏

そして、去年の11月に:: KENT WEB - CGIスクリプト :: で有名な KENT さんと対談させていただいたときの記事が写真つきで載っています。 KENTさんの写真が見れるのは日経ソフトウエア2007.03(1月24日発売)だけです。 まだ見ていない方は、書店にゴー。Amazon.co.jpでも購入できます。

このたびは、このような貴重な機会を与えてくださり、ありがとうございました。

最新のネットランナーでPlaggerが紹介されてるっ

ネットランナー2007年2月号の記事の中で、Plaggerが紹介されていることを教えてもらいました。

ネットランナー2007年2月号 pp.72-75

おおお。本当に紹介されてる。

「オレ専用ポッドキャストで新着Youtube動画配信」という記事で、72ページ目から4ページまるごとPlaggerです。mizzyさんのハックが全面的に紹介されています。

しかもご丁寧にダウンロードサイトも開設されています。

ツール保管庫.net/2007年2月号 特集2
ツール保管庫.net/2007年2月号 特集2

編集部で用意した config.yaml とバッチファイルもダウンロードできるようになっていて、 ActivePerlのインストールから、Plaggerをタスクスケジューラに登録するところまで解説されています。 紙媒体のWindowsのインストール記事としては一番よくまとまっているのではないでしょうか。

こんなに早くネットランナーで紹介されるとはまさに想定の範囲外でした。 もしかして、Plagger Conference #1 での予言が進んでいくんでしょうか。

今後の展開に目が離せません。

新卒向け会社説明会

先日、鴨志田さんの研究室つながりの学生さんたちに向けて、ラボ見学会を開催しました。

会社説明会の様子

合計8名の方々にお越しいただき、各自、修士・博士課程で研究している内容をプレゼンして自己紹介。

年が近いPythonでワンライナーで有名な西尾さんも一緒にお誘いしました。

グリッド計算、機械学習や自然言語処理や機械翻訳などの最近の話題を聞くことができ、私自身も大変勉強になりました。ありがとうございました。

近年「ググる」という動詞の活用形が広く使われていますが、最近ではさらに ハラシマるという動詞があるということを教えてもらいました。 あと、なまはげ伝道師っていう資格があるんですね。

サイボウズ・ラボでは、中途・新卒・無職・ニートの経歴を問わず、応募を受け付けています。

2007年01月23日

オールドタイプのためのPlagger入門

SEA & FSIJ 合同フォーラム~オールドタイプのためのPlagger入門~で発表してきました。

秋葉原ダイビル夜景

場所は秋葉原ダイビル11F。夜景が綺麗でした。

主催:ソフトウェア技術者協会(SEA)、フリーソフトウェアイニシアティブ(FSIJ)

1. 日時: 2006年1月22日(月曜日) 18:30 ~ 20:30
          
2. 場所: 産総研秋葉原サイト 11F 会議室
         千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル 11F
         1101 室 産業技術総合研究所秋葉原サイト会議室

   交通: JR秋葉原駅より徒歩1分

3. 内容

  ・テーマ: オールドタイプのためのPlagger入門

    話者: 竹迫 良範 (サイボウズ・ラボ)

       Plagger は Perl で書かれたオープンソースの RSS/Atom アグリゲータ
       です。洗練されたプラグイン機構を持ち、様々なモジュールを組み合わ
       せることによって世の中に存在する様々なフィードを自分好みにカスタ
       マイズできます。
       宮川さん個人のハックから生まれた Plagger が、どのようにして作られ
       どのように成長してきたかを非公開スライドを交えながら面白おかしく
       紹介したいと思います。オールドタイプ以外のニュータイプの方も歓迎
       です。

平日の夜早い時間にもかかわらず、集まっていただいたみなさん、どうもありがとうございました。

オールドタイプな人はやっぱりすごかったです。 ツッコミも質問も的確。 物事の本質をきちんととらえていて、 今までのイベントで一番質疑応答の質が高かった気がします。

「PlaggerのCustomFeedは emacs-w3m shimbunインスパイアではないか」といった指摘や、 g新部先生の最後のネタ「ゴルゴ13は、Plaggerを使っているのではないか?」 は大変興味深かったです。

このたびは貴重な機会をどうもありがとうございました。

参加者の感想レポート

2007年01月18日

Perl6正規表現リファレンス(Software Design 2007年2月号)

今日1/18発売のSoftware Design 2007年2月号にて、巻末特別企画「先取り Perl6正規表現カタログ ~ Perl5からの変更点を徹底解説!」を書かせていただきました。

Software Design 2007年2月号 先取り Perl6正規表現カタログ ~ Perl5からの変更点を徹底解説!

記事については、難易度の設定が非常に難しかったのですが、Perl5から変更のあった記法を中心にピックアップし、 Perl6の一つの実装である最新のPugsで動作するサンプルを中心に正規表現の書き方を解説しました。 なので、Perl6の元々の仕様とは若干異なっている部分がありますし、正しくない部分もあるかと思います。 間違いがあればブログで指摘していただけると嬉しいです。

巻末特集は、毎回デスクトップリファレンスとして使えることを目指して書いていますので、 Software Design巻末リファレンスの正しい読み方 を参考に、冊子を作ってみてはいかがでしょうか。

Software Design巻末リファレンスの正しい読み方

他にも、柴田さんの「速報!Python 3000」の記事などもあり、 今月発売号のSoftware Designは、かなり先取りしてる感が溢れる内容になっていると思います。 OSSライセンスのわかりやすい解説や、コミュニティについての記事も面白かったですね。 OSASK河合さんのインタビューとか。 あと、親会社の「サイボウズに聞く、グループウェアの導入のツボ」という記事も載っていたりします。

そういえば、最近、gihyo.jpってサイトができたんですね。 大垣さんの「なぜPHPアプリにセキュリティホールが多いのか?」という Web媒体の記事も載っていたりして結構面白いです。技評さんのこれからの動きが非常に楽しみです。

追記:

アンケートに答えて LL Ring Tシャツげっと

読者プレゼントのページを見たら、なんとLL Ring Tシャツが出品されてるではありませんかっ。これにはびっくり。 ぜひアンケートに答えて限定Tシャツをゲットしてください。

2007年01月08日

デブサミ2007出張Shibuyaイベント告知

新年明けましておめでとうございます。

昨年のShibuya.pm/Shibuya.js系のイベントでは、たくさんの方の参加申込がありまして、120人規模の会場が申込開始から最速4分で締め切られてしまうといった出来事もありました。

そこで、毎回120人定員の会場の申し込みが瞬時に埋まってしまう対策の一つとして、今年は今までとは違った開催形式を一つ試してみようと思います。

■ Developers Summit 2007(デブサミ2007)

[開発テクノロジー]【14-B-7】「出張Shibuyaイベント」
~ Shibuya.pm presents "Shibuya.js x Shibuya.pl mashup night" ~

日時:2007年 2/14(水) 17:40~19:10
会場:目黒雅叙園(東京・目黒)夢扇(B会場)
定員:300人(無料)

Shibuya.pm/Shibuya.jsのイベントをそのままデブサミの会場の中で行なってしまおうという企画です。
17:40~なので、開始いつもより少し早い時間帯です。

翔泳社様のご厚意により、デブサミ2007のセッションで使われる300人規模の会場を Shibuya系コミュニティのために無償で貸していただいてることになりました。 ありがとうございました。

まだ発表内容の詳細や講演者枠などは決まっていませんが、 Shibuya.pm主催で、Shibuya.jsで活躍しているメンバーのメイン講演と、 信頼のおけるShibuya.plのメンバーによるライトニングトークとかができれば面白いかなぁと思っていたりします。

詳細が決まり次第、Shibuya系オフィシャルサイトで再度告知します。

参加にはデブサミ側の登録フォームでの事前登録が必要です。先着300名です。既に申し込みの受付は開始しています。

参加申込は以下のURLから。

◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
 技術者コミュニティとの連携から生まれた総合ITコンファレンス
 ◇◆ Developers Summit 2007 (デブサミ2007)◆◇
 ◆2月14日(水)・15日(木)開催!◆会場:目黒雅叙園 ◆主催:翔泳社
 ▼無料の70セッションは完全事前登録制!お申込はこちら▼
 http://www.seshop.com/event/dev/2007/
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◇◆ デベロッパーがビジネスを刺激する ─ 時代は Web2.0+Enterprise へ ◆◇
ITはWeb抜きではもはや考えられません。ビジネスもIT抜きでは考えられません。
Web2.0の登場により、戦略的位置づけとして「プラットフォームとしてのWeb」
「自分で自分のデータを制御できるWeb」を介して、さまざまなサービスが立ち上
がっています。今回のデブサミでは、これを設計・実装・プロジェクト推進して
いくための実践的解をお届けします。
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初回だけSEshop.comでのユーザ登録が必要ですが、他のデブサミのセッションも無料で受講できます。 私もさきほど申し込みました。メールで6桁の参加証発送ナンバーが送られてきますので、 当日はメールをプリントアウトして会場内の受付デスクに持参してきてください。

それでは、本年もよろしくお願いいたします。