Cybozu Inside Out | サイボウズエンジニアのブログ

 

サイボウズサマーインターン2018 報告その5 〜UX/UIデザイナーコース

みなさんこんにちは、デザイングループの西藤です。

先日、Cybozu Summer Internship 2018を開催しました! 今回はデザイングループのメンターをさせていただいた自分から、UX/UIデザインコースの様子をお届けしたいと思います!

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第2日程の集合写真

サイボウズのインターンとは?

サイボウズサマーインターンは毎年8月から9月にかけて3回開催されます。5日間を通して実際の業務の疑似体験をしてもらうことはもちろん、参加学生と企業がお互いをより深く知ることを目的としています。

そのため、インターンでは、業務体験以外のイベントも多く開催されています。
例えば

  • 歓迎会、懇親会
  • 社員による勉強会
  • 社長とのランチ会
  • メンター以外の気になる社員との面談
  • 社内イベントへの参加
  • 部活動への参加 など

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アクセシビリティ勉強会の様子
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デザイングループメンバーとのランチ会

ここからはUX/UIデザイナーコースで行なっている業務体験の内容を紹介いたします。

どんなことを体験できるのか

サイボウズデザイングループは、大きく分けてリサーチ、プランニング、プロトタイピングの3つのプロセスを大事にして業務を行なっています。
インターンでは、実際の業務で行なっている3つのプロセスを一週間に凝縮して体験していただきます。

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期間中の実際のスケジュール

今回は「チームプロジェクトを大成功させるためのモバイルアプリを考える」というテーマを設定しました。
このテーマに対して、実際の業務と同じプロセスを体験していただき、大勢の社員に向けてプレゼンするところまでやっていただきます。

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テーマ:チームプロジェクトを大成功させるためのモバイルアプリを考える

1. リサーチ

リサーチでは、こちらで用意したターゲットユーザーにヒアリングをしてもらいます。
ヒアリングする時のコツやポイントなどをメンターから伝えて、あとはインターン生同士で話し合いヒアリング内容を決め、自分たちで実施し、実際の悩みや不満、ユーザーの理想の状態などを引き出してもらいました。

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ヒアリング中の様子

2. プランニング

プランニングでは、リサーチで引き出した問題点や理想からアイデアをまとめてもらいます。
実際にサイボウズでも行う「アイデアの発散」→「アイデアシート」→「ストーリーボード」→「ペーパープロトタイプ」という流れを1日に凝縮して行います。 メンターは、常にそばにいていつでも質問を受けたり、レビューを行えるようにしています。 ペーパープロトタイプができた段階で、デザイングループ全体の前でプレゼンをしてもらい、さらなる改善につなげます。

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ブレストの様子
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インターン生の描いたペーパープロトタイプたち
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デザイングループへの発表

3. プロトタイピング

プロトタイピングからは個別作業となり、各々プランニングで決めた案を実際に画面に落としていきます。
1日という短い時間だったのですが、レイアウトや表現方法を多くのパターンで検討し、「ユーザーにより伝わりやすいUI」を探求してくれていました。

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インターン生同士でレビュー
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デザイングループとのフィードバック会
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UIを検討していた痕跡

4. プレゼンテーション

最終日のプレゼンテーションでは、大勢の社員の前で1つのチームとして発表してもらいます。
リサーチから問題発見までをチームで発表した後、それぞれが考えた解決案を個人で発表してくれました。 個々の個性も出しながら、チームとしてもまとまった発表をしいて素晴らしかったです! 最終発表を見に来た社員から「さすがデザイナーだ…」「これほしい」などの声も上がっていたので、しっかりプレゼンできた証拠ですね!

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最終プレゼンを見に来た人たち
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最終プレゼンの様子

インターン生からの感想

※実際に参加したインターン生からの感想の一部を抜粋

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サイボウズなりのデザインプロセスやチームとしての動きなど、内部のことも知ることができ、周りのインターン生とも仲良くなることができてとても有意義でした!ありがとうございました!
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サイボウズの一員として当事者意識を持ち、本気で問題を見つけ、改善しよう考え続けた5日間でした。チャレンジを後押ししてくれたメンターの方にも感謝です。チームとして、同じ課題を考え、一緒に頑張ったメンバーにも感謝。
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五日間を通して社内のいろいろな場所に行け、会社についての情報も聞けたのでサイボウズで働くことの雰囲気をかなり知れました。二日間グループワークで残り三日は個人作業という配分もちょうど良くメンターの方も随時相談や質問に答えてくれるので全ての時間が学びになりました!
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実際の作業の流れを5日間に凝縮して体験できたのはとても大変だったけれど、同時にとても濃密で有意義でした。とても親切にしていただきながらも、厳しい意見や議論をしてくださったメンターさん方に感謝の気持ちでいっぱいです!
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サイボウズの内情が隅々までわかって良かったです。出来るだけイベントなどには参加させていただいて、様々な方と話すことができて知見も広がり良かったです。
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デザインの独学を始めて半年目で独学の限界を感じていたので、このタイミングでプロの現場を体験できたのはよかった。 UX設計は書籍やWebで見たことがあるくらいだったが、実際のUX設計を経験してみると難しさや奥深さを体験した。

まとめ

今回も、5日間という短い期間にデザインプロセスをギュッと詰め込んで体験していただきました。その中で、ユーザーの抱える悩みを引き出し、各々の個性や得意分野を活かしながら素晴らしい提案をしてくれました。 また、お互いに意見交換しながら進め、チームとして最終プレゼンを大成功させてくれたことも素晴らしかったと思います。

今年も大成功に終わったサマーインターンですが、来年ももちろんやります! UX/UIデザインに興味のある学生のみなさん、ぜひ来年の夏にお会いしましょう!待っています!

インターンシップへの応募だけでなく、新卒採用、中途採用、複業採用への応募も絶賛お待ちしています! デザイングループの採用ページはこちらです!

https://cybozu.co.jp/company/job/recruitment/designgroup/

デザイングループのFacebookページ 「UX Cafe」

デザイングループの活動や、UXに関わる勉強会・ワークショップなど様々なイベントに関する情報を発信しています。

 

サイボウズサマーインターン2018 報告その4 〜品質保証・セキュリティコース

こんにちは、松山品質保証部の俊成です! 今年もサイボウズでは、8月から9月にかけて、サマーインターンを開催しました。 この記事では、東京オフィスで開催した品質保証・セキュリティコースについて紹介します!

インターン概要

品質保証・セキュリティコースは、8月20日~8月24日と9月10日~9月14日の2回開催し、合計5名の学生が参加してくれました。 本コースでは、「製品テスト」と「セキュリティテスト」の業務体験型のプログラムを実施しました。現場で実施されているテストを体験して、サイボウズの品質保証活動について学べるものとなっています。 サイボウズでは、セキュリティも製品の品質であると考えているため、サマーインターンでは「セキュリティテスト」も品質保証のコースに含めています。

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スケジュール
基本的な勤務時間は9時から18時です。お昼には、製品テストを担当している人やPSIRT(Product Security Incident Response Teamの略)のメンバーなど、日によって異なる属性の社員とご飯を一緒に食べてもらいました。私はインターンのメンターを担当するために東京に出張していて、何度か昼ご飯をご一緒しました。

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ランチの風景

今年も、品質保証部内で開催している勉強会にインターン生の皆さんにも参加していただきました。 ちなみに、勉強会はミネルヴァチームが主催しました!

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勉強会の風景

製品テスト

製品テストでは、kintoneに対して3種類の試験を実施しました。

まず、1つ目は機能試験です。機能試験では、最新機能の仕様書から試験仕様書を設計し(テストケースを書き起こす作業)、実際に試験をします。今回の試験対象の機能は「テンプレートファイルからアプリを作成する」です! 初めて行う試験設計の作業でしたが、試験対象の機能を網羅した試験仕様書ができあがりました! 設計後にはインターン生同士でのクロスレビューや、模範試験仕様書を使った解説会、社員も含めモブ形式でのレビューなどを行い試験設計の知見を深めました。

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試験仕様書

2つ目は改修確認です。改修確認の体験では、不具合が修正されていることを確認する試験を設計&実施します。機能試験の時には意識しなかった試験観点も必要になりますが、レビューも参考にしながら上手く影響範囲を洗い出せていました。

3つ目はアドホック試験です。アドホック試験の体験では、事前にテストケースを準備せずに、思いつきでkintoneを操作し、不具合を探します。業務でkintoneを使い慣れている私達でも、不具合を見つけることが難しい試験です。怪しい挙動を見つけたら、メンター宛に報告してもらいます。一人一つ以上、不具合を見つけることができました!

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作業風景

セキュリティテスト

セキュリティテストでは、ハンズオンと脆弱性の評価、およびセキュリティテストを行いました。

セキュリティ・脆弱性とは

まずは下記の講義を受けて、セキュリティテストに必要な知識を身につけます。

  • 脆弱性とは

  • 脆弱性の原因や対策

  • CWE識別子とは

  • サイボウズではどのような挙動を脆弱性として採用しているか

講義を終えてから、各自のPCにBurp Suiteをインストールしてもらいました。これは、ブラウザーとサーバーの通信をキャプチャして、内容を閲覧/改ざんできるローカルプロキシです。脆弱性の有無を判別するためにリクエストを改ざんし、得られたレスポンスの変化を確認してもらいます。

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講義風景

ハンズオン

座学だけではわからない部分について、実際に手を動かして理解してもらうことを目的としています。 サイボウズでは、過去いくつかの脆弱性を検出・改修しています。それらの記録を元に、改修前の古いバージョンをインストールした環境を用意し、再現手順をなぞって、XSS(Cross Site Scripting)やSQLi(SQL Injection)を実行してもらいました。つまり攻撃の体験です。

※ ハンズオンに使用した脆弱性はすべて改修済みです。

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改修済み脆弱性の記録
攻撃を成立させるという体験はとてもレア(他者が管理するシステムに対してやってしまうと犯罪)なので、実際に脆弱性が再現したときには、インターン生の皆さんから嬉しそうな声があがっていました。

脆弱性の評価

サイボウズでは、FIRST (Forum of Incident Response and Security Teams) が出している 共通脆弱性評価システム CVSS v3 (Common Vulnerability Scoring System version 3) という評価手法を使って、定量的に脆弱性を評価しています。脆弱性の深刻度を10点満点のスコアで表現する手法です。この時間では、脆弱性にスコアをつける作業を体験してもらいました。 以下のような流れです。

  1. CVSS v3 の評価ポイントをメンターからインターン生に説明

  2. CVSS v3 に慣れ親しむために、演習の評価を実施

  3. サイボウズに届いた脆弱性報告を使って、再現確認とCVSS v3 による評価を実施

評価について、インターン生同士で議論が飛び交う場面もたびたび見られました! 実業務においてもクロスレビューから議論になることはあるので、リアルな業務体験となったのではないでしょうか。

セキュリティテスト

脆弱性についてだんだん詳しくなってきたところで、続いては最後の関門、セキュリティテストに挑戦します。 こちらもハンズオンと同様、サイボウズ製品である Garoon の古いバージョンを使用しました。 どのように脆弱性をリリース前に見つけるか、そして、お客様によりセキュアな製品を届けるためにどのような取り組みをしているか、その一部を体験してもらうことが目的です。

どのような観点で検証をすればよいかを考えながら、kintoneのアプリを使って試験仕様書を作成していきました。

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試験仕様書

試験仕様書完成後には、セキュリティテストにいざ挑戦です。 リクエストやパラメータに対する検証を、ひとつひとつ丁寧に進めていきます。 インターン生同士、またはインターン生とメンター間で相談しながら検証を進めていった結果、いくつかの脆弱性を発見することができました。 ※ 発見された脆弱性はすでに改修済みです。

これらのインターンシップのコンテンツを通して、セキュリティの仕事の面白さを体感してくれたようでした!

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作業風景
スタンディングデスク風に作業をしている様子です。# なぜ靴下なのでしょう(笑)

インターン生の感想

インターン生の感想を紹介します。

とても密度の高い5日間でした。 実際の業務に近いことを大量に盛り込んでいただけたので、想像していたQAのお仕事と実際のお仕事とのギャップを埋めることができました。 メンターの方々をはじめ、社員さんたちの皆さんに優しく、手厚くフォローしてくださったので安心して過ごすことができました。わからないこと、困ったことがあったときに気軽に質問できる環境での作業とても充実しました。 5日間ありがとうございました!


サイボウズ内の職員同士の仲の良さを非常に感じられました。 また、メンターの方も色々な質問に対してやさしく丁寧に教えていただいたためインターン中の業務内容の理解が非常に深まりました。 5日間色々と良くしてもらいありがとうございました。


インターンに参加してサイボウズの雰囲気の良さや良い意味での自由さが感じられてよかった。 メンターさんがとても優しく積極的に教えてくれたので質問しやすい感じだった。


1週間という短い期間で、QA、セキュリティと二つの内容を体験させていただいて非常に面白かったです。特に、報告された脆弱性の検証や評価をさせていただけて、とても貴重な体験をさせていただけました。今回のインターンシップを通じて、バグバウンティープログラムに挑戦していきたいなと思いました。ぜひ、サイボウズで働かさせていただきたいなと思いました! 5日間という短い期間でしたが、ありがとうございました。


5日間という短い間にずっしりとしたプログラムが組まれていて、品質からセキュリティまで大分深いところまで教えていただいたなと思いました。 実際に業務をどのようにやっているのかが分かりましたし、この部署の重要な役割、必要性も実感することができました。 総じていい経験ができ、会社のことも知ることができ、本当に楽しかったです。 ありがとうございました。

最後に、インターン生も自身のブログに記事を書いてくれたので紹介します。是非読んでみてください!

balius-1064.hatenablog.com

teppay.hatenablog.com

まとめ

短い期間ではありましたが、用意していたコンテンツから、しっかりと吸収して帰ってもらえてメンターとしても嬉しい限りです。素直で優秀なインターン生たちから、こちらとしても良い刺激を受けました! インターン生の皆さんの今後の活躍を期待しています。

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集合写真

 

LT大会!大阪のエンジニアが好きそうな話──Cybozu Meetup Osaka 開催レポート

はじめまして、今年9月に中途で入社したkintoneプログラマーの石井です。

2018年10月2日(火)に、サイボウズ大阪オフィスにて『Cybozu Meetup Osaka 大阪のエンジニアが好きそうな話』を開催しましたので、その内容をレポートします。

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はじめに、サイボウズ大阪オフィスのご紹介

はじめに少しだけ、サイボウズ大阪オフィスのご紹介を。

サイボウズ大阪オフィスは、梅田阪急ビルオフィスタワーの35階に位置し、営業やシステムコンサルタント、Webアプリケーションエンジニアのメンバー、約30名が在籍しており、開発メンバーは主にkintoneの開発を行っています。略歴としては、2014年にグランフロント大阪に大阪開発オフィスがオープン。その後、2015年に現在の梅田阪急ビルオフィスタワーに移転・販売拠点と統合し、今の形になったそうです。

個人的なおすすめポイントとしては、オフィスビルの35階に位置していることもあって、オフィスからの眺めがとても良いところです。 まずそこ?とツッコミを受けそうですが、デスクから開けた景色が見れるので、個人的にはかなりおすすめなポイントです。 また、大阪梅田の主要駅から徒歩数分の好立地なので交通の便も良く、オフィスビル近くに食事処が多いので、雨の日でも濡れずにおいしいお昼ご飯にありつけるのもいいところです。

また、大阪オフィスには小さなお子さんのいるエンジニアも多く、在宅勤務や勤務時間の変更でライフワークバランスを維持しつつ、みんなでまじめにモノづくりをしています。 私は入社後1ヶ月で、さっそく勤務時間を変更させてもらい、仕事と家族の時間を両立しています。 自身の希望で働き方を調整できるので、サイボウズはとても働きやすい会社だと実感していますよ。

本題、大阪のエンジニアが好きそうな話

……と、話がそれてしまいましたが、今回はそんなサイボウズ大阪オフィスの増床を記念したもので、 サイボウズ大阪オフィスでは約一年ぶりのMeetup開催となりました。

当初は、9/4(火)の開催を予定しておりましたが、台風21号の影響で残念ながら延期に…… 今回も台風24号により再延期の危機でしたが、無事開催することができました。 ご参加及びご登壇いただいた皆様ありがとうございました。

今回のテーマは『大阪のエンジニアが好きそうな話』として、参加者の方からも登壇者を募ってLT大会を行いました。 リモート開発やお金(給料交渉)の話、おいしいランチについてなど、まじめな話から少しくだけた話まで、大阪らしく振れ幅の大きなLT大会となりました。 みんなでお寿司とお酒を片手に、ワイワイガヤガヤしておりました。

トークセッション

はじめに、トークセッションでは、サイボウズから2件の発表を行いました。

大阪-松山-東京-自宅をつなぐリモートスクラム開発

By 太田 絵一郎(@kigh)

1件目はkintone開発リーダの一人である太田から、リモートスクラム開発で得られた知見を発表しました。 こちらはDevelopers Summit 2018 KANSAI(通称、デブサミ関西)で発表した内容をブラッシュアップしたものです。

以下のスライドはデブサミ関西のもの。

speakerdeck.com

現在、kintoneチームでは、開発メンバーが大阪、松山、東京の3拠点に分散して、スクラム開発を行っています。 スクラム開発では密なコミュニケーションが要求されますが、リモートではコミュニケーションの壁ができてしまう。。 そういった難しさを日々改善していき、今のkintone開発チームがあります。 今でこそ、拠点間をテレビ会議システムで常時接続するなどして、他拠点のメンバーを身近に感じることができますが、試行錯誤の積み重ねがあったのですね。

でも最難関のリモートタスク、リモート飲み会はまだ道半ば……

サイボウズの給与交渉戦 第2ラウンド

By 佐藤 鉄平(@teppeis)、三苫 亮(@mitomasan)

2件目は、開発本部のボスの佐藤、kintoneプログラマの三苫から、サイボウズの給料事情について発表しました。

前半の従業員パートでは、実際の経験を元にした、給料交渉術について。 こちらは、実際の給料の上り幅(パーセント表示ですよ)なども示され、笑いに満ちた経験談の発表となりました。 結論として、上がった下がったは重要じゃないけど、納得できるようにベストを尽くそう!とのことですが、お給料は上がった方がうれしいですよね。

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(※ 以下のスライドは2017年のものですが同じ事例を説明しています。)

www.slideshare.net

後半はBossSideとして、サイボウズの市場価値ベースの給与評価について発表しました。 こちらは、参加いただいた皆様よりも、サイボウズ社員の方が集中して聞いていたかもしれません。 私はその日一番の集中力が発揮されました :-)

www.slideshare.net

大阪について好き勝手しゃべるLT

ここからは、5名の方に登壇いただき、好き勝手しゃべっていただきました。

大阪っぽくおせっかいする話

By 榊原 昌彦さん(@rdlabo)

榊原さんからは、サイボウズのWebサイトをレビューした話。なんておせっかい!

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なんかHTML中にidが2つあったりと、思わず苦笑いな指摘もありましたが、ファイル圧縮してもOSSのライセンスが残ってたりしてGoodとのことでした。

ちなみに、SEO対策は100点だったみたいです。やるなサイボウズ!

GraphQL SQL

By ちまめさん(@chimame_rt)

ちまめさんからは、技術的なお話。GraphQLというWebAPI用のクエリ言語(のライブラリ)についての発表でした。

SQLのようなクエリを、WebAPIで実行できるようにするための言語みたいです。 不勉強のため私はGraphQLというものを初めて知りました。勉強してみようかな。

speakerdeck.com

エンジニアが好きそうな話

By 松下 航平さん (@QoopMk)

松下さんからは、大阪のおいしい昼飯処について。

松下さんはリモートで仕事をされることが多いそうですが、リモートだと通勤に時間がかからないので、その分お昼に時間の余裕を持たせて仕事の糧としているみたいです。 今回はそんな日々で開拓した、おすすめのお昼ご飯の発表でした。一言でいうと飯テロってやつですね!

紹介されたお店は以下のとおり。(リンク先は食べログ)

  1. il PePe - 北新地(イタリアン)
  2. かしわや とりあん - 中津(居酒屋)
  3. ラ ピッツァ ナポレターナ レガロ - 福島(ピザ)
  4. 藤乃 - 北新地(そば)

おいしそうなお店が多かったので、今度行ってこようかな。

大阪のローカルメディアに関わって良かったこと

By 浅川 幸宣さん(@YukinobuAsakawa)

浅川さんからは、大阪環状線内側のローカルメディア、ぼちぼちについて。

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こちらは、運営チームの一員として、浅川さん自ら記事を書いたりWordpressのカスタマイズをしているそうです。 浅川さんは現在、フリーランスとして独立されているそうですが、自身でサイトを運営することで、サイト構築や運営のノウハウを得られるので、技術的にもサイト運営はオススメとのことでした。

ITコミュニティ@大阪

by 後藤 知宏さん(@mkkn_info)

後藤さんからは、関西のITコミュニティイベントついて。

東京と比べると大阪のコミュニティ活動が少ないので、もっとコミュニティ活動しようよ!ってお話です。 エンジニアのコミュニティなので、技術でコミュニケーションしていきしましょう、とのことでした。

後藤さんはご自身でも、関西フロントエンドUGというWebフロント制作をテーマとしたコミュニティを運営しているそうです。 定期的にイベントを開催しているみたいですので、ご興味のある方は以下のConnpassページをどうぞ。

kfug.connpass.com

懇親会&記念撮影

LT大会のあとは懇親会でした。みんなでお酒片手にワイワイガヤガヤ。(私もお酒を飲んでガヤガヤしてたので、写真を撮り忘れました……)

そして、最後は記念撮影。サイボウズ(Cybozu)の"C"のポーズ。

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私は、今回初めてのMeetup参加となりましたが、大盛り上がりで楽しい会でした。また、大阪で開催するときは、ワイワイガヤガヤやりたいですね!

今後のイベント

サイボウズでは、今後もMeetupを開催予定です。

最近ですと10/17(水)に、東京でSRE/NecoプロジェクトのMeetupも開催されました。 今後も定期的にMeetupを開催していますので、ご興味のある方はconnpassグループ「Cybozu Inside Out」をフォローしてくださいませ。

なお、直近では東京と大阪で、Cybozu Days 2018が開催予定です。こちらはサイボウズ製品を使用した業務改善やチーム作りに関するカンファレンスになります。 サイボウズ製品をより身近に感じていただける思いますので、ご興味のある方はお気軽にエントリーくださいませ。

  • 2018/11/7(水)~8(木) Cybozu Days 2018 東京 (https://cybozuconf.com/)
  • 2018/12/3(月)~4(火) Cybozu Days 2018 大阪 (同上)
 

サイボウズサマーインターン2018 報告その3 〜Webサービス開発コース (kintone)

こんにちは、kintone開発チームの榎原です。

サイボウズでは、8月から9月にかけて、5日間のサマーインターンを3回開催しました。
東京集合写真大阪集合写真

今回はWebサービス開発コースの様子をご紹介します。

インターンの概要

Webサービス開発コースは、東京・大阪・松山の3拠点で行いました。
Webサービス開発コースでは、サイボウズが提供しているクラウドサービス「kintone」に対して、実際にお客様から寄せられた要望を参考に、新機能のプロトタイプを作ってもらいました。
また、単に機能の実装だけでなく、 サイボウズの開発チームが普段行っている開発プロセスに沿って進めることで、実際のkintone開発業務の一連の流れを体験してもらいました。
各回とも、複数拠点で開催したことで、オンライン上のコミュニケーションやTV会議越しでのミーティング等、サイボウズらしい開発を体験してもらえたと思います。

インターンの内容

1日目

1日目は、インターンについてのオリエンテーションを行ったあと、人事やメンターと自己紹介を兼ねたランチ会を開催しました。
その後、kintoneを実際に使ってもらいながら、機能を開発する上で必要となる知識を身につける練習問題に取り組みました。

2日目

2日目は、まずお客様からの声を参考に選んだ要望リストから、各自が取り組む課題を選びました。
その後、ユーザーストーリーや利用シナリオを検討して、実装する機能の仕様書を作成しました。

3-4日目

3日目〜4日目は、実装を行いました。
インターン期間中は、メンターがインターン生の隣に座って相談を受けたり、モブプログラミングやコードレビューを行いました。

5日目

5日目は、成果発表会を行いました。
成果発表会では、実装したプロトタイプの紹介やデモ、インターンを通じて学んだことなどを紹介してもらいました。
成果発表会には、たくさんの社員が参加して質疑応答や活発な意見交換が行われました。

インターンで作ったプロトタイプ

インターン生が作ったプロトタイプをいくつか紹介します。

お気に入りアプリリストの並べ替え機能

kintoneのポータル画面では、お気に入りのアプリ一覧を表示することができます。
ただし並び順はユーザーがお気に入りに登録した順となっており、後からユーザーの希望する順序でアプリを並び替えることはできない状態でした。

このプロトタイプでは、お気に入りアプリを並べ替えるボタンを配置し、ユーザーが普段見たいアプリの並べ替えを実現しました。 プロトタイプ_アプリ並べ替え

コメント編集機能

kintoneのスレッドは、一度投稿したら編集できません。
投稿に紐付いた返信があると、誤った情報を書き込んでしまったとしても補足することしかできず、訂正できません。

このプロトタイプでは、編集ボタンを追加して、投稿後もダイアログで編集可能にしました。 プロトタイプ_コメント編集ダイアログ

インターン生の感想

今回Webサービス開発コースに参加した方の感想を一部ご紹介します。

濃厚な5日間が過ごせました。 メンターの方とのペアプロやモブプロで効率よくインプット・アウトプットできました。 成果発表で多くのインターン生が社内の雰囲気の良さや働く環境の良さに言及していたのが強く印象に残っています。 参加者の満足度が非常に高いインターンだとと思います。 サイボウズが好きになりました!5日間ありがとうございました!


普段大学の演習や趣味での開発では中々見られない、とても大規模なプロジェクトに触れられたのはとても貴重な経験でした。 また、モブプログラミングやスクラム開発など、今回配属されたkintoneチームで普段やっている開発に近い段取りを経験することもできた点もよかったです。 今回のチームには、大阪オフィスからリモートで参加しているメンバーが居て、最初は戸惑いましたが意外と快適だったので驚きました。


モブプログラミングという手法を肌で感じたり、リモート作業がしっかり運用されていれば案外いけるということがわかりました! サイボウズの社員さんが本当に各々の働き方をしていて、それを会社として尊重している文化が本当にすごかったです。


まとめ

5日間という短い期間で、仕様検討からプロトタイプの実装まで取り組んでもらいました。
サイボウズのエンジニアが日々実施している開発プロセスに合わせて課題を進めることで、実際の業務のイメージを感じてくれたようです。
また、たくさんの社員と交流して、サイボウズの文化や雰囲気を感じてくれたと思います。
今回学んでもらったことを活かして、学生の皆さんが今後活躍してもらえると嬉しいです!

 

サイボウズサマーインターン2018 報告その2 〜 モバイルアプリ開発コース

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こんにちは!モバイルチームの刈川です。 この夏に開催されたエンジニア向けのサマーインターンシップ、前回はインフラコースの紹介でしたが今回は「モバイルアプリ開発コース」の紹介をしたいと思います。

2年目を迎えるモバイルコース

サイボウズのサマーインターン自体は今年で4年目になりますが、モバイルコースは去年新設されたので今年で2回目の開催になります。 5日間の中で様々な体験を行えるのは全コースで共通ですが、モバイルコースでは kintone の新規モバイルアプリを題材に、実際のソースコードや開発プロセスに触れてもらうことでモバイルエンジニアの1週間を体験してもらいました。(詳しい日程などはこちら

大まかな流れ

第1回目は8月6日に、第2回目は8月20日に行い、参加人数はそれぞれ3名ずつとなりました。

以下は大まかな時間割です。 f:id:cybozuinsideout:20180828163352p:plain

やったこと

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メンターと参加者でモブプログラミング

今回扱ったアプリはリリース前のものなので、主に新機能や足りない部分の実装を担当してもらいました。 例えば以下のような要件です。

  • ブックマーク機能
  • 未対応フィールドの実装
  • 全文検索 など

開発はスクラム形式を採用し、参加学生の3名とメンターをひとつの開発チームとみなしてスクラム開発を行いました。 モバイルコースは開催時期によってiOSアプリまたはAndroidアプリを題材にしているのですが、今回はiOSアプリの開発です。

主に必要な周辺技術としては以下のようなものが挙げられます。

  • Swift4
  • RxSwift
  • Xcode
  • AutoLayout
  • MVVM
  • Git / GitHub

もちろんこれらの技術を完璧に使いこなせる必要はなく、分からないことがあればメンターに聞いたり参加者同士で相談しながら開発を進めていきました。

進めかた

インターンではただ与えられた機能を実装するのではなく、その機能の仕様検討の段階から参加してもらいます。 スクラム開発の手法にしたがって、以下の手順で開発を行いました。

  • プロダクトバックログのリファインメント(仕様検討)
  • かんばんの作成(タスク化)
  • 実装 / コードレビュー
  • デイリースクラム(朝会)

最終日には成果発表を行いました。

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技術以外のこと

せっかくインターンに来てもらったので、サイボウズという会社を知ってもらうためにも技術的なこと以外も体験してもらいました。 ランチに行ったり、参加者の希望を聞いて社内で話してみたい人との面談を設定したり、社内勉強会やイベント等に参加してもらったりと様々です。

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モバイルチームメンバーとのランチ会
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社長とのランチ
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アクセシビリティ勉強会へ参加

インターン生の声

参加したインターン生の皆さんからいくつか感想を頂いたのでこちらでも紹介したいと思います。

多様性や個人を尊重する社風は嘘ではなく、台風の前日は8割方空席で大変驚きでした。リモートワークでMTGするエンジニアさんも当たり前にいたのが印象的です。 ファミリーdayでは子供を連れて出社してきたエンジニアさんがいたのも印象に残っています。


これまで自分のスキルに合うようなメンバーとチームを組む機会がなく、一匹狼でアプリ開発をしてきたため、プログラミングスキルが同じレベルの人とチームを組んで開発ができるというのは貴重な経験でした。 社会人プログラマと独学でやってきた学生プログラマの差を実感することができました。自分で取り入れたい心がけや技術などを沢山蓄えられました。 サイボウズの社風はインターン前に思っていた通り、かなり自分の性格に合っていると思いました。何より公明正大に働く人々の人となりに共感しました。


サイボウズの事をよく知ることができたし、圧倒的成長もできたいい機会になりました!1週間なのにとても充実していて、同じコースのインターン生の方と友達にもなれて本当にいい機会になりました!!!今回のインターンで学んだことを今後も生かしたいと思います!ありがとうございました!!!

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モバイルコース(+メンター)のみんなと

まとめ

昔からサイボウズはモバイルをやっている印象が弱いと言われることが多いのですが、 サマーインターンシップでモバイルコースが新設されたり、モバイルエキスパートチームが設立されたりと、ここ数年でモバイル需要が高まってきています。 気になっている方はきっと来年も開催されるインターンシップ/モバイルコースでサイボウズのモバイル開発を体験してみてはいかがでしょうか。是非お待ちしています!