研究テーマ

エンタープライズ系

  • Webサービス指向のシステム

エンタープライズシステムの統合にはいまや SOA が必須の状況です。 SOA対応と一口にいっても、SAML等の認証統合、ESBによるデータ連携、 BPEL/XPDLといったワークフロー管理など、適用範囲は多岐に渡ります。これらの技術の研究開発を通じて、サイボウズ製品のエンタープライズ市場への適合性を向上させる予定です。

  • 高可用システム

組織の規模が大きくなるほどに、システムの可用性は重要な要件となります。一方で高可用システムの構築は一般に非常に高価なものとなりがちです。 SaaS的なアイデアの導入などで、高可用システムを比較的安価に実現できれば、サイボウズ製品は市場で大きく差別化されるでしょう。

アプリケーション系

  • E-メール

E-メールは今やインターネットのインフラとして欠かせない技術です。その一方で、E-メールを扱うクライアントの技術はまだまだ発展途上と考えています。E-メールと組織内の様々なアクティビティをWeb上に融合させるビジネスアーキテクチャを考案することで、ビジネスの仕組みは次の進化を迎えるでしょう。

  • Webドキュメント

情報共有にはコミュニケーションに加え、ドキュメントも欠かせません。インターネットやWebによりコミュニケーションの手段は革命的な進歩を遂げましたが、ドキュメントにまつわる作業の大半はいまだにデスクトップの枠の中です。サイボウズが得意とするコミュニケーションツール群と組み合わせることで、Web上で完結する新たなドキュメントのライフサイクルを提案します。

基盤系

  • エンタープライズ検索

企業内には膨大なドキュメントが多種のシステムにまたがって存在します。これらのドキュメントは PDF や Word といった形式で存在するため、Web 検索におけるリンク解析は適用できません。その反面、イントラネットでは検索するユーザーに関する様々な属性情報(所属組織や役職)や行動履歴を利用することが可能です。こういった特徴を最大限に活用した、「使える」エンタープライズ検索システムを研究開発します。

  • スケーラブルデータベース

データベースは、Webアプリケーションの典型的なボトルネックです。CPUやハードディスクを増加することできれいにスケールするデータベースは、サイボウズ製品の導入・運用コストを激減させるでしょう。

  • Webユーザーインターフェース

近年のWebブラウザの革新はWebアプリケーションが新たな価値を提供する機会を次々と与えています。反面、規模の大きなWebアプリケーションにとっては革新し続けることへの大きなチャレンジになっています。また、 WebのUIを作成する開発環境は成熟とはほど遠く、職人芸に頼っている現状です。サイボウズの製品全てに高機能でメンテナンスの用意なWebのUIを搭載するべく、研究開発します。