秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ

 

AI Dungeon – AI自動生成で無限に遊べるテキストアドベンチャーゲーム

AI Dungeon は、テキストアドベンチャーゲームをAIにより自動生成してくれるというPython 製のツールです。

Jupiter Notebook で動くものが配布されており、Google Colaboratory 上で自分の AI Dungeon を動かすことができます。

ブラウザで数分待つと始まる。簡単です。

大昔にあった Zork シリーズ的なUI。「動詞」で始まる命令文を入れることで、何かが起こります。

「それをやるとループしてしまいます」という返答だらけになり詰まったこともありますが、それでも大昔の同種のテキストアドベンチャーゲームに比べると、かなり自由度が高い。思いついた動詞で適当に命令しても、それに合わせた結果を返してくれます。このへんはさすが自動生成。

ただし、ストーリー展開に整合性が取れているかというと、自分が遊んでみた範囲では、辻褄が合わなかったり急に場面が変わったりの連続で、寝ている時に見る夢に近いような印象を受けました。

AI Dungeon のサイトには、プレイした結果のストーリーたくさん掲載されています。動かさずにどんなゲーム体験になるか見たい人や、どんなコマンドを入れたら先に進むのかわからないという人は、まずこれらのプレイレポートを見てみるのもいいかと思います。

 

The Deep Sea – 深海の深さをブラウザの縦スクロールで表現

The Deep Seaは、深海の生物を紹介するウェブサイトです。

面白いのは、深さを縦長のウェブページで表現しているところ。

スクロールダウンすると、海の深さが少しずつ深くなっていき、その深さで観察される生物が表示されます。

生物の名前やその特徴の紹介文などはすべてテキストなので、Chrome ブラウザの翻訳機能を使えば自動翻訳の日本語でも読むことができます。

それにしても、このページ、長い長い。ページの最後は、1960年にマリアナ海溝の最深部に到達したトリエステ号のチャレンジを紹介しています。

via Geekologie

 

webページがHacker Newsで言及されているか調べるAPIとChrome拡張

英語圏の技術掲示板 Hacker News で、特定のURLについて言及したスレッドがあるかどうかを調べる方法について、

Algolia の HN Search API を使うと、REST で検索することができます。

また、これを使った Chrome拡張 Find Hacker News Comments が出ていて、

任意のウェブページを開いた状態でこの拡張のCアイコンをクリックすると、もしHacker Newsで言及されていた時はそのページへのリンクを開いてくれます。

クリックした時だけチェックに行く作りなので、閲覧ページが全部API提供者に漏れたりはしません。

知らない技術やツールを評価する際に Hacker News でのディスカッションを参考にしている人にとっては、ワンクリックでディスカッションを探せるので便利ではないかと思いました。

 

abbreviate – 英単語の省略形を機械的に決めてくれるツール

dnnrly/abbreviate は、英単語を決まった規則で省略してくれるという、単機能のツールです。

Goで書かれていて、フルに書いた複数の英単語の並びを、内蔵の辞書で決まっている短縮形に置き換えます。

指定によってキャメルケース、パスカルケース、スネークケースなどにもしてくれます。

辞書ファイルに定義されていない単語は出ないため、実用にするにはもっと辞書の拡張が必要かなとも思います。

僕は基本的には省略形の利用に反対なのですが、プログラミング言語や環境によっては、命名に文字数の上限があるものもあるでしょう。abbreviateコマンドの作者は、AWSのリソース名をつける際に上限が問題になることが多くてこのツールを思いついたということです。

省略を多用するプログラマーやそのチームにおいて、元の英単語が必ずこの省略形になる、という保証をツールでするのであれば、ツールを使わないよりはずっと良いのかなとも思いました。

via Hacker News

 

有名WordPress プラグインのYoast SEO、500万+のブログ管理者に望まぬバナー広告を表示

Yoast SEOといえば、ワードプレスのSEO対策をしてくれるプラグインで最も有名なもののひとつです。

そのプラグインが、北米の国民的特売日であるブラックフライデー前に、ワードプレスの管理画面に派手な広告バナーを勝手に表示した、として騒ぎになっています。

バナーのサイズは 1015px x 102px、しかもYoast プラグインのページではなく管理画面のどのページにいっても表示されたそう。

Yoastプラグインのサポートフォーラムもたいへんなことになってます。

無料で使えて信頼もあり、2万5千件以上ある過去のレビューのほとんどは星5つなのですが、今回の件で雪崩のような不評コメントが延々と続いています。

WordPress のプラグインサイトによれば、アクティブなインストールが500万以上あるということで、この広告を見せられたブロガーの数もたいへんな人数になるでしょう。

高品質のワードプレスpluginによくある、追加機能を有料で買えるフリーミアムなビジネスモデルでやっているようですが、有料ビジネスがうまくいっていないのか、広告バナーを一斉配信できる立場での誘惑に逆らえなかったのでしょうね。競合プラグインもあるので、人気や勢力図の入れ替わりもあるかもしれません。