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第八回XML開発者の日

第八回XML開発者の日 に行ってきた。

メモは取ったのだが、すでに詳細なものが上がっているので略。そちらを読まれるといいだろう。

今回 REST と Atom PP がお題だった。ちょうど、サービスの API 公開はどうやってするのがいいのか、といったあたりをラボで調査していたため、他の人がどう考えているか、どのような選択肢があるか、といったことを聞けてよかった。

海外では Movable Type がそれほど圧倒的ではない、という話に驚かれている方も多かったようだが、Trackback を受け付けるブログがほとんど無い、というほど無いとは個人的には思えなかった。このブログでは引用元が海外のブログでも気にせずトラックバックを打っているが、日本ほどではないけどトラックバックを受け付けているところもそこそこあるという印象なので。

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Google AdSense の新機能は電話との連動

via problogger

まだアメリカの一部地域でしか現れていないということだが、Google AdSense に緑の電話マークが出ることがあるらしい。Google のヘルプページにも、この Google Click-to-Call に関する説明が登場している

AdSense のリンクをクリックすると広告主のページに飛ぶわけだが、この電話アイコンをクリックすると、自分の電話番号を入力させられるようだ。電話番号を入れたら、広告主から自分宛に電話がかかってくる、という仕掛け。

電話代は Google 持ち、というか最終的には広告主持ち。自分の方には電話代はかからない。(アメリカの携帯電話は受信側もお金がかかるので、携帯で受ける場合はタダにはならないが)

この時入力した電話番号は、広告主に直接明かされることはなく、電話が終わったら Google のシステムからも消去されるとのこと。であれば、これを使って商品説明などを受けたからといって、そのあとしつこい営業が続いたりすることはない、ということになる。

最初に AdSense と電話という組み合わせをみたときは、てっきり Google Talk を活用してその場で話をするものだとばかり思ったが、通常の電話を使うものだった。

この Click-to-Call に対応できるのは、24 時間運営の電話センターを持てるような、よほど大きな広告主だけだろうとは思う。でも、今だってテレビや雑誌経由でフリーダイヤルに電話させようとする業者はたくさんいるのだし、ウェブからもその流れを確保する、という今回の新機能、目のつけどころはいいし、ネット外の既存競合に与える影響も大きいのではないかと思う。

あと余談だが、企業からコールバックさせる、ということだと、サイボウズ本社でもサポートにこんなメニューがある。必要な人に意外と知られてないみたいなので紹介しておく。

僕のような理系人間からすれば、メールサポートのほうが気楽だと思うんだけど、電話で話せることはメールやウェブサイトでの案内よりも高級なインタラクションなのかもしれない。サービス提供側の人件費からいえばもちろんそうなんだが。Google 検索やはてなの人力検索みたいなのを電話で代行受付してお金を取るサービスみたいなのも、今後富裕層向けに出ないとも限らないのかなあ。

[追記] 2006.10.08 「Google Click2Callはうまくいかなかったのでやめました」というエントリがGoogleの公式ブログのRSSで流れてきたと思ったら、すぐに消えた。続報によると、どうやら公式ブログが外部からクラックされて、嘘の情報を流されたということらしい。(公式ブログでの訂正情報)

最初にこのエントリを書いたときは、AdSenseのClick-to-Call機能、と書いていたが、AdWordsのClick2Callという呼び方が正式のようだ。

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ネットのサービス

早くも RSS-SSE の実装例が登場

昨日紹介した新 RSS 拡張 SSE 、それほど難しい規格ではないとはいえ、発表の翌日に実装を出してくると目立つなあ。

AppleScript を使った、Max 用の RSS リーダー NetNewsWire の購読リストを SSE でエクスポートするツールが登場した。

実際にエクスポートされた SSE の例も公開されている。