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ドローンを無力化する電波兵器 DroneDefender

Battelle社の DroneDefender (ドローン防御)。ライフルのような、ものものしい形。しかし発射するのは弾ではなく強力な指向性のある電波です。

battele-drone-defender

「正体不明のドローンがあなたの方へ近づいてきたらどうするか? 普通の銃で撃ってもなかなか当たらないし、当たっても止まるとは限らない。」ということで、30度の範囲に対してドローンのラジコン制御電波とGPSを狂わせる電波を放つのがこの DroneDefender なのだとか。

  • 0.1秒以下での起動
  • 5時間の連続稼動
  • 重さ4.5kg以下
  • 30度のコーン角

デモ動画でやっていますが、この電波銃で撃たれたドローンは、そのままゆっくりと地上に降下していき、着地します。

指示する電波が途切れたらその場で地面へ降りる、という仕様のドローンだからそうなるようですが、この動作を取るドローンは多いそうです。ラジコンの不調で電波が切れた時に、持ち主が回収できるようにするなら確かにそういう動作にするのがいいでしょうからね。

サイトには「米FCC の認可が出ないことには市販されることはありません」という注意書きが増えてました。ドローンだけじゃなくて電子レンジやら携帯電話やら他の制御機器やら、いろいろ止めてしまうかもしれないですからね。

民生品としての市販は無くても、戦場とかドローンに爆弾を積んでのテロが想定されるところの警備ではこういったものが使われるようになるのかもしれないですね。

via BGR

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スマホサイズに16個ものレンズを搭載、コンピューター処理で高画質が得られると主張するカメラ Light L16

Light は、スマートフォンをちょっと分厚くしたぐらいのサイズに、なんと16個ものレンズを収めたという「世界初のマルチ・アパーチャー(開口部)・コンピュテーショナル(コンピューター処理)・カメラ」。

[追記 2022-10-07] サポートページは残っていますが、トップページや商品ページが Not Found となっているようです。

light-phone-concept(Light のコンセプト画像 credit: Light http://light.co/ )

「スマートフォンサイズながらデジタル一眼レフ並みの写真が撮れる」と自ら語っている Light L16 は、35mm から 150mm までの16個のレンズのうち、同時に最大で10レンズで撮影し、それらのデータをデジタル処理することで、高画質の画像データを生成することができる、と言っています。

light-logo-white-gray-low-res-1(credit: Light http://light.co/ )

その際に処理する画素数は最大で1億3千万ピクセル。最高で5200 万画素の解像度の写真を撮れるといいます。また、被写界深度や露出は撮影の「後で」調整することができます。

(credit: Light http://light.co/ )
(credit: Light http://light.co/ )

https://vimeo.com/141273851

米国向けの出荷予定が2016年晩夏。定価$1,699(18万6890円) が今月中の注文で$1,299(14万2890円) 。ただし前金として$199(2万1890円) 分は今すぐ差し引かれます。

[追記 2022-10-07] 公式サイトでは消えていますが、米Amazon では2022年の今も販売が続いているよう。価格は$299.00(3万2890円) ということで、当初の価格に比べるとグッっと手軽なところになっていますね。

台湾の Foxconn パートナーシップを結んでいるということで、工場のものらしき風景も動画には映っています。2013年の創業から2度の出資も受けており、単にヤケクソでレンズを沢山積んでみた、みたいなレベルでは無さそうに感じました。

レンズとセンサがスマートフォンの普及等で劇的に安くなったことで実現したところはあるのでしょうね。

Light L16 で撮影した写真はこちら

via The Verge

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人もサイコロを振らない – 拍手や指パッチンで自動的に転がるダイス Boogie Dice

振らなくても(勝手に)振れる Boogie Dice は、音に反応して勝手に転がるというサイコロです。

「世界初の音駆動自己投擲型電動サイコロ」は、拍手でも、指パッチンでも、机ドンでも、もちろん普通に投げても、自ら振動して(たぶん)ランダムな目を出してくれます。

boogie-dice-inside

充電式で、3の目が充電端子になっています。

boogie-dice-charger

スマートフォンと連動させて、音や光り方を変えたりもできるそうです。

# これで好きな目が出せたりすると、サイコロとしては問題ですが

クラウドファンディングサイトの Kickstarter で募集中の段階なので、本当に口上通りの物が届くかは未確定ですが、CEO の Nimrod さんは万能Androidボタン Pressy のクラウドファンディング製品化で実績がある人ということ。期待はできそうです。

値段もサイコロ一個22ドル(2420円)、2個38ドル(4180円)と、ダイス好きな人なら買ってもいいかというところ。ダイスを振るための充電器フィールドとこのダイスを使ったカードゲームのセットでも38ドル(4180円)。