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Notable people – 有名人を出身地で世界地図にマップしたwebサービス

Notable people(著名な人々)は、Wikipedia や Wikipedia に載っている有名人を整理した巨大なデータベースの情報から、有名人の名前と出生地を地図の上に表示させるというwebサービスです。

大きな範囲では超有名人の名前しか表示されませんが、拡大していくといろいろな有名人の名前が出てきます。

この三人は海外でも結構有名かもしれませんね。

文化 / 発見と科学 / 指導者 / スポーツとゲーム 、で選択するとそのカテゴリーの人名だけを絞り込んで表示させることもできます。

地図上で名前をクリックしていくと、Wikidata のページに飛ぶのでその “place of birth” の項目から実際にプロットされた地名がわかります。

Wikipedia の出生地情報は市町村レベルが多いようで、どうも同じ地名で一番有名な人しか表示されないようです。藤子不二雄A先生は表示されるのにF先生が出ないのはなんでだ、と思ったら、滝田洋二郎監督の方が notably rank (有名ランク)が高いためそちらが表示されているようです。データの説明には「異なるジャンルの有名人をランクで単純比較するべきではない」とあるので、市町村などの単位でどの有名人が出るかはその有名人のカテゴリーなどにも影響されてそうです。

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ニューヨーク市のネズミ地図

ニューヨーク市保健局のRat Mapは、ネズミの発生有無をプロットした地図サービスです。

ニューヨーク市ネズミ地図のトップ

ピンク色の箇所は直近の検査でネズミが出た建物です。クリックすると詳細が出ます。

ネズミが出た建物の詳細、検査日や対応などがわかる

建物名や住所、一定期間内の検査回数、いつ検査が入ったか、その時にネズミが出たか。さらに詳細をクリックすると、過去10年間以上の訪問記録に、「出た」「罠を掛けた」「合格」の検査結果も出ます。

これって個人の戸建てでも出るのかな、だったらなんか嫌だなと思ったのですが、マンハッタン島とかの中心部はどのビルやアパートも検査されているけれど、郊外に行くと半年以内の検査無し、という薄灰色の建物も多いですね。さすがに個人宅のネズミ有無をネット公開する仕組みとかではないか。

日本でもハザードマップとかは公開されていて調べられますが、ネズミの発生はここまでわかりやすい形では公開してないですよね。日本とニューヨークのネズミの量が同じか違うか知りませんが、公開することで大騒ぎになりそう。

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hexyzland – 数式で六角形の図形表示を動かす遊び場サイト

hexyzland は、六角形ベースの図形を6つの変数と数式で動かす、プログラミング実験場です。

Hexyzland トップページ

6つの変数は t(時間), r(中心からの距離), a(角度), x,y,z(3方向の座標) となっていて、各ヘックスの値を -1(真っ赤) から 1(真っ白)の間に変えることでヘックスのサイズと色が変わります。

あとは数学的な関数を組み合わせればアニメーションのできあがり。チュートリアルにたくさんの実例が出ています。

作成した図形は URL が生成されるので SNS 等で共有することもできますし、動いているところを動画として保存することもできます。

GitHub にサイトのソースコードも公開されています。

tixyland という正方形ベースの同様の遊び場があり、hexyzland はそれにインスパイアされたものだそうです。

tixy.land トップページ

via reddit/programming