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サムソンが太陽電池パネル内蔵ノートパソコンNC215Sを米・露・アフリカで発売へ

Samsungnc215s
液晶の裏に太陽光発電パネルが貼られたネットブック Samsung NC215S。サムソンの発表によれば、ノートパソコンに内蔵したものは世界初だということです。
電力事情の良くないアフリカをターゲットに開発されたという話が出ていましたが、アメリカでの発売日が来月7月3日に決まったと報じられています。
アメリカ版の仕様は、10.1インチ液晶/1024×600ピクセル, メモリ1GB, インテルAtom N570(デュアルコア) 1.66GHzで、価格は399ドル(4万3890円)(32,000円(291ドル))。一般的なネットブックに、太陽光発電機能を追加したという感じですね。
Samsungnc215sback
肝心の発電まわりですが、2時間の充電で1時間使えるということ。理想的な状態で充電しながら使うと、連続で14時間使い続けられるとか。
理想的な状態というと、やっぱり太陽に対して垂直にカバーを当てるとかですかね。画面が見にくそうだけど。
Atomプロセッサも電力消費は低いと思いますが、もっと軽めのハードウェアとOSがあれば、発電しながらずっと使い続けられるコンピューターが登場するのも近いかもしれませんね。あ、昼間の充電で夜間も乗り切らないといけないから、もうちょっと発電効率が上がらないとだめかな。
via Exclusive: Samsung NC215S solar netbook coming to the US July 3rd for $399(4万3890円) – Liliputing via Ubergizmo

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音楽で発電し携帯電話を充電できるTシャツ

イギリスの携帯電話会社オレンジが開発した、音の圧力で発電するTシャツ
Cellphonechargertshirt
音は空気の振動なので、振動から電気を取り出すことができます。音楽の振動で発生した電気を蓄電池に溜めて、そこからさらにスマートフォンなどに充電をするという仕組み一式を、Tシャツのサイズ内に納めたのがこれ。
# もともと、その音(振動)を出すのに電力が消費されているわけで、決して何もないとこから電気が沸いてるわけではないですが
Cellphonechargertshirtdiagram
オレンジの研究員の話によると、残念ながらものすごく大きな電力は得られません。たとえば、週末ずっと着ていることで、最大6ワット時の電力を得ることができたそうです。これはスマートフォンを一回充電できるかどうかという電力量だそう。
オレンジは、このイギリスのグラストンベリー・フェスティバルのSpirit of 71ステージで、実際にこのTシャツを使っての発電がテストされたそうです。特にベースの音で良く充電がされるとか。
オレンジは昨年、歩く振動で発電できるブーツのプロトタイプを、その前にはポータブル発電風車のプロトタイプを発表しています。これら3つのすべてについて、いずれ商品化したいと考えているんだとか。
Bootscellphonecharger
via Charge your phone at Glastonbury using a T-shirt – Telegraph

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レーザーで自転車の進行方向を知らせる発明BLAZE

Bicyclelaserblaze
イギリス、ブライトン大学の学生エミリー・ブルックさんが開発したデバイスBLAZEは、自転車のハンドルに取り付けて前方に緑色のレーザーで自車の存在や進行方向を知らせることができる安全グッズです。
前にも似たようなアイデアを見たような気がしたのですが、検索で出てきたのは夜の道路にレーザーでラインを投影するLight Laneという試作品でした。2009年にWiredで紹介されていました。
Bicyclelazorlightlane
似たアイデアではあります。しかし、LightLaneが自分が走っている道路にレーンを投影するのに対して、BLAZEは前方の空中に図形を表示していますね。LightLaneは夜間走行用のようですが、BLAZEはレーザーを点滅させることで、昼間でも目立つようにできるとのこと。上の写真のように、バスの死角からでも運転手に自転車の存在を知らせることができれば、事故も減りそうです。
僕も良く自転車に乗るので、このあたりは気になります。両方の道具を併用すると、ますます安全になるかもしれないですね。
via Laser-made bike lane could save lives via Hacker News