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Sh**t! I Smoke – 大気汚染をタバコの本数で表すスマートフォンアプリ

Sh**t! I Smoke(*そったれ! 吸ってたわ自分)は、現在地の大気汚染度をタバコの本数で示す、というスマートフォンアプリ(iOS/Android)です。

Android版を動かしてみました。today だと0本だったので、weekly にしたところ、一週間あたりタバコ1本分相当の煙を吸っているのだそうです。

大気汚染とタバコの健康被害の強度比較については、こちらの記事をベースとした計算式を使っているということです。「おおざっぱに言うと、一日一本の喫煙はPM2.5 の22μg/m3 に相当する」としています。

タバコと大気汚染のどちらに対する警鐘なのか? 両方でしょうね。

世界の各地点における大気汚染の度合いについては、aqicn.orgのAPIを使っています。日本のほとんどの地域で良好な数字が出ているので、今はそれほど心配することはないのかもしれませんが。

ソースコードがGPL 3.0 で公開されていて、Expo + ReactNative ベースで作られているようです。

大気汚染APIなど利用しているAPIの使い方も含め、ビルド手順も書いてありました。

via Hacker News

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ReplyASAP – 父が息子に作った、絶対返事させたい人向けメッセージアプリ

ReplyASAP は、スマートフォン向けの新しいメッセージアプリです。

このアプリを入れた状態で相手からメッセージが届くと、スマートフォンの画面がこんな状態になります。

読んだことを確認しない限り、他のアプリを起動中でも、音量をゼロにしていても、構わずに大音量が流れ、画面には相手からのメッセージが表示され続けます。

父が息子のために開発

ReplyASAP は、WhatsApp や LINE のような汎用的なメッセージアプリというよりは、家族間など近しい人の、ごく限られた状況で使われることを想定して作られています。

開発者はイギリスのニック・ハーバートさん(Nick Herbert)。彼は、息子のベンの中学校進学を機にスマートフォンを買い与えたのですが、息子に連絡を取ろうとしてもそれが気づかれないということが多々あったそうです。ベンはスマホでゲーム中かもしれないし、通知音を切っているかもしれない、さらに悪いことには、友達といる時に父親からの電話に出たくないのかもしれません。

しかし、どうしても連絡を取りたい時や、相手が必ずメッセージを読んだことを確認しておきたい時があります。そんな場合のために、とニックさんが開発したこの ReaplyASAP は、日常使いのメッセージアプリとは別に入れておく、緊急時のアプリというわけです。

アプリ詳細

Android 版がリリース済で、iPhone 向けは開発中とのこと。Android 版では、スマートフォンの設定がどうであっても音声を鳴らすことができるそうですが、iOS 版はそこまでの権限をアプリに与えることができないとかで、アプリがバックグラウンドで起動してないと強制的に音を出すことはできないそうです。

電話の電源を切っていれば、さすがに鳴らす方法はありませんが、この場合でも電源が入ったらすぐに通知が鳴り続けるそう。

送信者は、相手がメッセージを読んだかどうかや、相手の現在位置情報を知ることができます。これは相手が同じこの ReplyASAP をインストールして、いろいろな権限を与えているからこそ可能なわけですが、保護者が子供に与えている電話なら問題ないでしょう。

アプリは無料で、メッセージの送信も無料ですが、2人目以降の宛先を追加するには追加料金が必要という仕組みで、追加の宛先で利益を上げるモデルのようです。

CBS が、実際にこのアプリで呼ばれている状況を動画で見せています。

Android 版アプリは2週間で10万回以上ダウンロードされたそうです。子供に、あるいはその他の近しい人に連絡がつかなくて困ったという人は多いのかもしれませんね。

via Mamamia

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ネットの事件

子供のスマートフォン利用に業界母が課した試練とは

これは意識高そう…

うちの子供が新しいアプリをダウンロードしたい時は、創業者・会社の歴史・ビジネスモデルを一枚のレポートにまとめて提出させます。そうすることで彼女はアプリがどのような利益を彼女から得ているか理解できるのです。

母親がテック業界で働いてるとこういうこともあります。

お子さんはもうすぐ13歳だそうです。

リプライでこんなのも

いいんじゃない。うちの子がゲームのサブスクリプションを欲しがった時は、なぜ私が買ってあげないといけないかをプレゼンするスライドを作らせました。プレゼン後にはフィードバックを与えて再提出。これが人生の試練というもの。

元ツイートには多数の大人からの反応が集まっていますが、(特に無料で)遊べるアプリには作って配る人にも動機があって、そのことを子ども自身にわからせることは必要だ、と考えている人が多そうでした。

運営者がはっきりしないアプリや何で儲けてるのかわからないアプリには要注意、というのは、大人であっても良い判断の基準になりそうですね。