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技術

エアろくろでエア陶芸し、3Dプリンタで実体化させる研究

「業界人のインタビューでは、なぜか両手をろくろを回すような形にした写真が多い」というのは、2012年の春頃に流行っ笑い話で、「エアろくろ」という言葉を生み出しました。

アメリカのパーデュー大学の研究 Shape-It-Up は、Kinect を使ってエアろくろを回すことで、バーチャルな陶器(でもなんでも)を作れるというシステムです。

shape-it-up-operation

shape-it-up-operation_001

操作はおなじみのKinnectで。両手でオブジェクトの形を作っていきます。

shape-it-up-kinnect

形を変えたり、曲げたりも。

shape-it-up-deformation

デモ動画では色をつけるところがどうなってるかわかりませんが、いろんな形のパーツを作ったものを組み合わせて、人型にしています(2:20 あたりから)

shape-it-up-objects

できあがった3Dモデルをプリントすれば、作ったモデルを具現化することもできますね。

via Put Your Hands Up…and Use Them to Mold Some 3D Art | Gadgets, Science & Technology

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fun アメリカ

[地図] 企業合衆国アメリカ

Steve Lovelaceさんによる“The Corporate states of America”(大企業の国アメリカ、アメリカ合衆国のもじり)は、全米50州のそれぞれの州を代表する企業ブランドのロゴを各州に配置した地図です。

corporate-states-of-america

カリフォルニア州のApple, ワシントン州シアトルのスターバックス、ジョージア州アトランタのコカコーラなどは企業の出身地も有名だと思いますが、日本でも有名なブランドであっても、元はここから出てきた企業なのか、というのを知らないものが多数ありますね。デニーズとかウェインディーズとかナイキの出身地って知ってました?

ブランドの選択は必ずしも州で一番大きいといった定量的な数字ではなく、州の性格も考慮した著者の独断ということです。コメント欄ではマクドナルドやジョンソン&ジョンソンが無いことなど、いろんな人の不満と突っ込みが書かれていますが。まじめな統計ではなく話のタネと思っておいたほうがいいでしょう。

via The Most Famous Brand From Each State In The US | Geekologie

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ネットのマーケティング

Google/Facebook等の政府盗聴疑惑で流出したNSAのプレゼンファイルに添削が入る

大手ネットサービスの利用者がアメリカ政府によって多数監視されているのではないか、という米国家安全保障局(NSA)のPRISM計画のニュースが連日続いていますが、英ガーディアンと米ワシントンポストが疑惑の証拠として出してきたNSAのパワーポイントの出来があまりにhideous(趣味が悪い)と、改良版を作った人が出てきました。

たとえばオリジナルのこれ。

prism-timeline-original

2013と入ってるから今年の制作なんでしょうが、年や最近のwebサービスのロゴが入ってなければ、1990年代のスライドと言われても不思議じゃないですね。

こんな風にしたらどうか、と提案しています。

prism-timeline

流行のフラットデザインですね。

prism-pentagram-original

これも、

prism-pentagram

こんな風にしては、と。

Dear NSA, let me take care of your slides. from Emiland

どこの国でも、政府が作る資料って昔風のものが多くなるんでしょうかね。

「政府の機関でなくても、次はちゃんとしたプレゼンテーション資料を作りたいと思う人がいたら相談してください」だそうです。Slideshareに公開した履歴書プレゼンで転職を成功させたこともあるらしいEmilandさんの他のプレゼンテーションは、彼のサイトで見ることができます。

via @Pogue