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レストランがインスタ映えのための皿をデザイン

イスラエル、テルアビブのレストラン カーメル・ワイナリー(Carmel Winery)が、有名シェフ、ブロガーらと組んで立ち上げたワークショッププロジェクト Foodography(食+写真、の造語)では、スマートフォンのカメラで撮影され、ソーシャルメディアで共有されることを前提にした皿を自前で作り、その皿に食事を盛り付け、撮影しています。

dish-for-smartphone-camera image by foodography.co.il

下の食器、その名も「The 360°」では、盛り付けたままで360度回転させ、いろいろな角度で料理を撮影できます。

スマートフォン用皿 image by foodography.co.il

おいしそうな食べ物の写真をソーシャルメディア等で共有しまくる様子を「フード・ポルノ」と評したり、食事自体よりも撮影ばかりに夢中になる客のことを苦々しく思う料理人と客のトラブルの話なども聞きますが、写真を撮ってネットで友達に共有するところまでが食の楽しみで、その体験すべてを売っているんだ、と開き直れば、撮影のための環境や食器まで提供するというのもアイデアとしてはあるかもしれませんね。

via Haaretz

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スマホサイズに16個ものレンズを搭載、コンピューター処理で高画質が得られると主張するカメラ Light L16

Light は、スマートフォンをちょっと分厚くしたぐらいのサイズに、なんと16個ものレンズを収めたという「世界初のマルチ・アパーチャー(開口部)・コンピュテーショナル(コンピューター処理)・カメラ」。

[追記 2022-10-07] サポートページは残っていますが、トップページや商品ページが Not Found となっているようです。

light-phone-concept(Light のコンセプト画像 credit: Light http://light.co/ )

「スマートフォンサイズながらデジタル一眼レフ並みの写真が撮れる」と自ら語っている Light L16 は、35mm から 150mm までの16個のレンズのうち、同時に最大で10レンズで撮影し、それらのデータをデジタル処理することで、高画質の画像データを生成することができる、と言っています。

light-logo-white-gray-low-res-1(credit: Light http://light.co/ )

その際に処理する画素数は最大で1億3千万ピクセル。最高で5200 万画素の解像度の写真を撮れるといいます。また、被写界深度や露出は撮影の「後で」調整することができます。

(credit: Light http://light.co/ )
(credit: Light http://light.co/ )

https://vimeo.com/141273851

米国向けの出荷予定が2016年晩夏。定価$1,699(18万6890円) が今月中の注文で$1,299(14万2890円) 。ただし前金として$199(2万1890円) 分は今すぐ差し引かれます。

[追記 2022-10-07] 公式サイトでは消えていますが、米Amazon では2022年の今も販売が続いているよう。価格は$299.00(3万2890円) ということで、当初の価格に比べるとグッっと手軽なところになっていますね。

台湾の Foxconn パートナーシップを結んでいるということで、工場のものらしき風景も動画には映っています。2013年の創業から2度の出資も受けており、単にヤケクソでレンズを沢山積んでみた、みたいなレベルでは無さそうに感じました。

レンズとセンサがスマートフォンの普及等で劇的に安くなったことで実現したところはあるのでしょうね。

Light L16 で撮影した写真はこちら

via The Verge

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犬がちゃんとカメラを見てくれる撮影補助デバイス Pooch Selfie

犬や子供の写真を撮るのが難しいのは、人間の大人と違って撮影者が頼んだときにカメラの方を見てじっとしてくれないことでしょうね。

Pooch Selfie(わんわんセルフィー)は、その難しい犬の写真を撮るためのお助けデバイス。

原理はこれ

pooch-selfie-inspiration

「魔法のようなパワーで、犬をカメラに向かせることができます」だそうです。

pooch-selfie-usage

Compatible iPhone, Android & Tablets。スマホの表裏どちら側のカメラにも対応。まあ挟んでるだけみたいなので…

Kickstarter でのクラウドファンディング・プロジェクトですが、すでに目標の7000ドル(77万円)の3倍以上を集めていますし、この製品だと「作ってみたら技術的に無理でした」みたいなことはなさそうに思います。というか冗談プロジェクトじゃないんだこれ。

価格は、アタッチメントとボールのセットで$13(1430円)

via Geekologie