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世界初の動画トレーディングカードが米Panini社から登場

トレーディングカード、日本でもいろいろありますけどアメリカではスポーツ選手のカードのコレクションが盛んで、昔のカードや希少なカードが高額で取引されたりがニュースになったりしますね。

そんなスポーツトレーディングカードの大手Panini社から、6月に出る新作カードは、世界初の動画が見られるカード(リリース [pdf])です。

Paninihrxvideotradingcard

左上の部分が液晶になっていて、その選手の過去の活躍シーン20分が再生されるんだとか。

最初にリリースされるこのビデオカードになるのは、プロバスケットボールNBAのコービー・ブライアント(レイカーズ)、ブレーク・グリフィン(クリッパーズ)、ジョン・ウォール(ウィザーズ)、ケビン・ダンカンデュラント(サンダー)の四人。

カードの中身はこうなってます。
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液晶画面に、電池やスピーカー、2GBのメモリーがついてきて、端子から充電したり、音楽や他のファイルをパソコンからコピーして再生することもできるとか。カードは見たとおり一般のただの紙のカードより分厚くて、一般のカードと混ぜて5枚20ドル(2200円)(1600円(15ドル))のパックとして販売されます。ごく少量、選手本人の直筆サインが描かれたバージョンも混ぜられ、これがコレクター魂に訴えかけるようですね。

液晶内蔵のカードゲームというと、多量のiPodを使ったマジック・ザ・ギャザリングというのを先月紹介してたのですが、そちらが冗談の産物だっただろうのに対して、まだちょっと無理はあるし、コスト的にも好事家がいるようなところでしか見合わないのかもしれませんが、商品として出てきたことは驚きですね。

これまで紙やプラスチックだけで作られていて表示の変わることがなかったカードに、画像の切り替わりや動画などの機能がついて、しかもこれまでのカードと同じような気軽さで使えるという時代も近いのではないかと。そうなったときに、これまで無かったような新しい応用がいろいろ出てくるのではないかと楽しみになります。

via Los Angeles Times

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UIデザイン

iPadのソフトウェアキーボードでタッチタイプを可能にする補助アイテムiKeyboard

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なるほど! 指の場所が決まれば、見なくてもキーボードが打てるかもしれないですね。

Ikeyboard3

タブレットはハードウェアキーボードが無いぶん、ノートパソコンに比べて小さくて軽いし、ソフトウェアキーボードは使うときだけ表示できるのも良いところです。もしこのガジェットで手元を見なくてもキーが打てるようになるのなら、外出はタブレットだけで十分、という人も増えるのではないでしょうか。

Kickstarterで30ドル(3300円)以上貢献すると、一番最初の試作品が一個もらえるということですよ。

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ガジェット

身の回りの色をそのまま使えるペン color picker pen

[追記 2016-08-03] クラウドファンディングレベルではありますが、このコンセプトをまさに実現しようとしているガジェット Cronzy が発表されています

韓国のデザイナーJin Su Parkさんが考えた、カラーピッカーペンというコンセプトモデルだそうです。

ペンのおしりにつけられたスキャナで読み取った色を、3色のインクで調整しならがペン側で書けるということ。

コンセプトと言っているので、実際にこの製品が実現できているわけではないとは思いますが。コメント欄では「RGBのインクじゃ白地に色を再現できないのでは」というツッコミがはいってたりしますし。

Colorpickerpenredscreenshot

ただ、この機器のアイデアはいいかなと思いました。最近だとタブレットとパソコンで絵を描く人も多いでしょうから、実物のインクを混ぜ合わせるなんてことをしなくても、スキャナで取り込んだ絵を次の着色に使う、とかできれば十分なのかも。と書いてたら、そんなことは既にいくらでもできてそうな気がしました(あまりこのあたり詳しくないので)。やっぱり、紙にペンでこういうのができる道具も、いずれ実用化されるといいかも。

Colorpickerpengreenscreenshot