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Fotokite Phi – セルフィー(自分撮り)のための有線ドローン凧

ドローンといえばラジコンが普通ですが、Fotokite は有線でつながったリモコンのクアッドコプターです。

[更新 2022-11] Fotokiteのドメインでブランド専用のページができていました。IndiGogo のクラウドファンディングからは消えています。クラウドファンディングの状態から製品になれたようですね。

なぜ今さら有線? と思うかもしれませんが、有線であることをうまく使って新しいセルフィー(自撮り)を提案しています。

fotokite-1

その利点とは、操作が簡単で勝手にどこかへ飛んで行ったりしないこと。ドローンは糸で犬の散歩のように自分の周りに引かれていますし、上下左右への動きは手首をそちら側へひねるだけ。自由度の大きな一般のクアッドコプターを操縦するのに比べると、あっという間に扱えるのが利点だとか。

fotokite-wedding

この結婚式の例なんかはうまい使い方と言えるでしょうね。集合写真などでカメラマン役の人も全員写れるのがドローン自撮りのいいところ。

有線であることから、GPSや着陸用の装備が不要(紐を引っ張って回収できる)なので、カメラへの給電をしながらも15分間バッテリーを持たせることもできるそうです。

折りたたむと円筒形のパッケージに小さく収まるのも考えられています。普段鞄に入れておけることで使いたくなった時にすぐに出せそう。

カメラ部分は別売、というか、他社製品のスポーツカメラ GoPro を買ってきて載せろ、ということのようです。

今回の製品には8mのケーブルがついてくるそうで、8メートル離れた空中からの自撮りは、せいぜい1,2メートルの自撮り棒とは異なる風景となることでしょう。

[更新 2022-11]

製品サイトもあり、YouTubeでも事例動画をいろいろ投稿しているようです。

これは消防署で使われている様子。どんな風に燃えているかが上空からリアルタイムでわかるのは良さそうですね。火災による気流とかの影響もある現場なのかな。

森林火災で使うとかニュース報道で使うとか、有線カメラドローンを出してみたらそちら方面に需要がありそう、ということになったんですね。

[更新ここまで]

クラウドファンディングサイトのIndiGogoで購入者を募っていて、早期申込者の割引価格が$249(2万7390円) から始まって、一般販売予定の定価が$500(5万5000円) のところ、$349(3万8390円) 以下で入手できるようです。クラウドファンディングなので製品が届くまで安心はできませんが。

Fotokite Pro という上位機種もあり、こちらはケーブル経由での給電や、リアルタイムでの手元での動画の取得にも対応しています。そのままネットにライブ中継するのも考えられるとか。無線でHD画像をリアルタイム受信するのはうまくいかない環境も多いでしょうから、ケーブルでつながっているというのを制約ではなく優位点としてうまく活用しているといえます。

via The Verge

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ツール

Jaasta – eインクによる配列自由・表示自由のキーボード

Jaasta Keyboard は、e-インクを使って自由にキートップの表示内容を切り替えられるというキーボードです。

Black_blackKeyboard_Angle

ごく普通に見えるこのキーボードが、

Slider_5

Adobeイラストレーター用のキーボードや、

Slider_7

顔文字キーボードなどに変身するというわけです。

exploded model

キートップの中がe-inkになっていて、この表示内容を書き換えられるということですね。

アイデア自体は特に新しいわけではなく、たとえば2008年に発表された、有機ELディスプレイをキートップに組み込んだロシアのOptimus Maximus がありますね。(日本で買った方のレビュー)

optimus-popularis

今はMaximus は売り切れで、液晶のキートップを使って少しキーの数も減らしたコンパクトキーボードのOptimus Popularis が売られているようですが、値段が$1500(16万5000円) 。

それに対して、まだクラウドファンディングによる出資者募集前の段階ではありますが(要注意ポイント)、 Jaasta の予定価格は$299(3万2890円) 。

OLED やLCD を使った Optimus は当然カラー表示や高速な表示の切り替え(Popularis は秒間10フレーム以上ということ)に対応しているわけですが、その分キーボードとしてはかなり高価です。

キートップに色やアニメーションまでは必要ないと思うなら、価格もかなり違いますし、こちらのe-ink の方が電池も長持ちするし、部屋が明るければキーもはっきり見えていいかもしれません。

via Technabob

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fun

うんこ絵文字シャツ

おととい世界でも人気の高い「あの絵文字」の枕を紹介した際、

この絵文字、ユニバーサルに通用するアイコンとして、いろいろなグッズが続きそうです。

とは書いたんですが、これは半分冗談だったんですよ。「なんか英語圏ではこの絵文字がやたら受けてるなあ」とは思いつつ。

そしたらまた新作が来ました。

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決まってますね。

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高そうな家から外を眺める。かっこいいです。

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あまり見たことがない柄ですが… ん?

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またオマエか!

ということで、Poo Emoji デザインのドレスシャツです。クラウドファンディングで出資を募っていますが、すでに7割方集まっていますね。今申し込むと $74.80(8140円)

ひとつふたつならジョークグッズですが、こう続いてバズってくると、もしかしたらうんこ絵文字の世界的ブームが立ち上がろうとしてるんでしょうか。世界のネットの小学生低学年成分が、日本から来たこの絵文字に魅了されつつあるのかもしれません。

このままだと、うんこ絵文字発祥の地である日本を差し置いて、うんこ絵文字長者が世界にたくさん生まれるかもしれませんね。後々になってから「どうして日本は成功するうんこ絵文字グッズを作れなかったのか?」「今の若者はうんこ絵文字に身を捧げる覚悟がない」「金のある年寄りがもっとうんこ絵文字に出資すべき」「政府の適切なうんこ絵文字支援が必要だった」などと言わずに済めばよいのですが。(ヤケクソ)

ところで、この絵文字のデザイナーとか著作権とか、どうなってるんでしょうねえ。

via DesignTAXI.com