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子供がお菓子を掴み取る、巨大人間UFOキャッチャー

台北で撮影された、子供がクレーンゲームの爪の代わりにぶら下げられてお菓子を全身で掴み取りするゲームの様子。

https://www.youtube.com/watch?v=eYmJylC0p_M

クレーンの上についているロゴ、はっきりとはわからないのですがお菓子ブランドのフリトレーではないかということです。下にある掴み取るお菓子はドリトスやチートスなのかもしれませんね。

ちなみに、アイデア自体は漫画「こち亀」で90年代からあり、とんねるずの番組でもやっていたという情報がredditに英語で載っていました。日本のことに詳しい人はいるなあ。

UFOキャッチャーは商標で、一般名はクレーンゲーム。英語だとClaw Crane(鉤爪クレーン)、Claw Machine(鉤爪機械)などと呼ばれるようです。

人間クレーンゲーム、で検索するとこんなのも出てきました。こちらは商品が人間。

via Geekologie

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ネットのマーケティング

reddit が仕掛けた「例のボタン」

英語圏の巨大掲示板 reddit がエイプリルフールに始めたお遊びが、2週間経った今でもユーザーを巻き込み続けて、今では70万人を越える参加者となっています。

/r/thebutton というサブレディット(reddit でのカテゴリー・板)に設置されたボタン、ページを開くと60.00秒からカウントダウンが始まります。

the-button-reddit_001

redditユーザー一人につき1回しか押せないというこのボタン、世界の誰かがクリックすると60秒にリセットされてしまいます。ゲームのルールは、「自分が押した時点での残り時間が、自分の得点となる」、これだけです。

/r/thebutton 内のディスカッションでコメントを書き込むと、自分のスコアに応じてハンドル名の横に色のついた丸が表示されます。

the-button-grade

たったこれだけの事なんですが、42-51秒でのクリックで貰える青いマーク、32-41秒の緑マーク、そして31秒を切ったら貰える黄色マーク、を巡って大勢の掲示板ユーザーがボタンを押すタイミングを計っているようです。

カウンターを見ていると50秒とか、進んでも40秒とかでリセットされてしまうようで、黄色マークを取るためにはかなり長時間張り付いたり、人が少なめの時間帯に張り付いたりする必要がありそうです。

最近ボタンを押したユーザーの時間と獲得した色を記録するサイト(ソースコード)、なんていうのも作られていて、黄色を取るのも結構たいへんなのがわかります。

これまでに確認されているのは黄色までのようですが、おそらく20秒台、10秒台に成功すればオレンジや赤が貰えるのではないか、ということ。

4/1以前にredditにアカウントを作ったユーザーしか、このボタンは押せないということなので、redditを使ったことがなければ今からの参加はできないのですが、ちょっと前には2ちゃんねるの一部掲示板からredditへの移民騒動もありましたし、日本語ユーザーでもアカウントを持ってる人は増えているかと思います。

2週間もの間、数秒から数十秒で必ず次のユーザーがボタンを押してしまい途切れることがない、というのは reddit のような超巨大サービスだからこそできる仕掛けですね。ボタンを押したら時間が記録されるという「だけ」のお遊びなのですが、これだけ人がいると簡単な仕組みでもゲームとして成立し、競ったり語ったりが盛り上がってしまう、ということですね。

カウンターが0秒まで行ってしまったら何が起こるかも、まったく公表されていないのですが、いずれはやってくるユーザーも尽きて、あるいは飽きて、0に届く時が来るでしょう。ひょっとしたら起こるイベントはこれからredditの中の人が作ったりするのかもしれませんが。

via Vox

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余らせた外国コインでプレイできる、スウェーデンの空港のレトロゲーム機 Charity Arcade

国際空港の出国ゲート後には、使いきれずに余った現地のお金を投げ入れる募金箱がよく置いてありますね。

金額が大きければ再両替で円にして持ち帰るのでしょうけど、交換手数料を払ったらなくなってしまうような小額の場合、日本に持ち帰ってもただの使えない金属片ですから、募金箱に投げ入れて帰ってくる人も多いのではないでしょうか。

charity-arcade

スウェーデン国内の主要10空港の開発・運営をしている国有企業 Swedavia 社が、赤十字社と協力して今回ストックホルムの2つの空港内に設置したのは、どんなコインでも遊べるレトロゲーム機。

charity_arcade2

左からミズ・パックマン(1981)、ギャラガ(1981)、スペースインベーダー(1978)の3台。

僕自身は、クレジットカードを併用して免税店でお菓子等を買うことで現地コインは使い切るようにしているのですが、こんなゲーム機があって出発までの時間があれば、遊んで寄付するのもいいかもしれませんね。

via Play Arcade Games for Charity at the Swedish Airport – Neatorama

ストックホルムに行く用事がないあなたは

日本国内では海外のコインをどう処分するかというと、ユニセフによる外国コインの寄付プログラムが有名なようです。発払いの郵送以外にも、主要空港・飛行機内・リムジンバス乗り場・参加企業の一部支店や支所(三井住友銀行・JTBグループ・日本航空・毎日新聞社)などで持ち込みもできるのだとか。

日本のお金でなければ、燃えないゴミに出すこともできるのでしょうけど、本来のお金として役立ててくれるのであれば、これらの場所に持っていって寄付するのもいいのではないでしょうか。