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もしもフェイスブックの更新が現実世界だったら[動画]

Facebookの更新や新機能の案内がリアルな世界のものだったら、というジョーク動画です。

英語ですが、Facebookを使ったことがあればだいたい何を問題にしてるのかわかると思います。公開2日で100万回以上閲覧されているので、共感してる人も多いのでは。

慣れたホーム(家)を勝手に変更して、紹介してくれたり。

「友達」や見知らぬ「友達の友達」が写真や好きな音楽を見て回った上に失礼なコメント(高校の時は太ってたんだね、とか、ヒット曲ばっかり聴いてるのな、とか)をしたり。

それ以外の他人があなたの更新を見に来たり。

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イベントにしつこく誘ってくる通知がいっぱい届いたり。

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ネコを新機能、犬にリプレースしてみたり。

現実社会の友人関係をネットに投影したのがソーシャルネットワークではあると思いますが、そのソーシャルネットワーク内での行動を現実に再投影すると、ああこれは自分には合わないなあ、と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。

via The Daily What

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DHMO(Dihydrogen Monoxide)ジョークでラジオ番組が炎上、DJは謹慎処分に

DHMO(一酸化二水素)といえば、知っている人はニヤニヤできるけれども知らない人は恐怖を覚えるという謎の化学物質ですね。

過剰に摂取すると死に至るとか、濃度の濃い中に頭を突っ込むと呼吸困難になるとか、様々な危険性を持つDHMO。化学式などを添えて小難しい解説がついてくると、なんでも疑うことなく信じてしまうような科学にうとい人をからかうための、ネットでは定番のアイテムです。2003年にはカリフォルニア州でDHMO禁止の法案が提出されそうになったこともあるとか。

しかし、今年のエイプリルフールにアメリカ・フロリダ州のFMラジオ局Gator CountryでこのDHMOネタを披露した二人のDJは、出演禁止の謹慎処分を喰らってしまったというのです。

何年もやっている番組で、毎年エイプリルフールにはウソをつき、番組の節々で「今日はエイプリルフールです」などと伝えていたにも関わらず、「この地方の水道管から一酸化二水素が検出されました」という話を聞いて心配したリスナーの問い合わせが水道局に殺到しました。この騒動を受けて、ラジオ局の重役たちは謝罪とDJの謹慎を決定してしまったということです。

このニュースに対するネットでのコメントは、おおむねDJ側に同情的です。一般人がこの程度の化学知識を身につけられない教育制度の不備であるとか、わからない単語はまずネットで検索してから騒げとか、大騒ぎした人たちに対しての批判が並んでいます。

でも、水のことをわざわざDHMOなどと言い換えているから騙されたわけで、DHMOが全員が必ず知っているべき知識だとも言えないと思います。知っていた人だって、前に見聞きしたことがあるからジョークとわかっただけで、知らずに水のことだとわかったかどうか。このあたりは広い対象に向けてジョークを発する時の難しいところですね。

なお、二人のDJの謹慎は数日で解けたそうです。当局や被害者から訴訟を起こされるようなことも無いようで、ちょっと安心というところですか。

via “Dihydrogen monoxide” joke gets DJs suspended | Ars Technica

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ネットのサービス

CRAPCHA – マイナーな字やwebフォントを使った、まず解けないCAPTCHAサービス

二つの単語を読ませてユーザーが人間か、それともプログラムによるbotかを判定するreCAPTCHAを紹介したのは2007年のことで、当ブログではいまだに検索で見に来る人が多い人気の解説記事です。

webサービスで登録するときやコメントを書き込む際に現れるこれらのCAPTCHA(キャプチャ)は、”Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart”(コンピューターと人間を見分けるための完全に自動化された公開チューリングテスト)の頭文字を取ったもので、これが人間にだけ解けるからこそ、ユーザー書き込み型のwebサービスやブログのコメント欄が、プログラムによる宣伝などのスパムだらけにならないようになっているわけですね。

# サービスやブログによっては、すでにコメント欄がスパムだらけ、というところも多数ありますが

今回登場したCRAPCHA(クラプチャ)は、Crap(糞)という名前が示すように、まったく実用性がないCAPTCHAを提供するというreCAPTCHAのパロディサービスです。

ごらんのとおり、文字を入れる枠はあるのですが、表示された文字が謎の文字ばかりで、とても正しい文字を入力できる気がしません。

これらの文字は、Unicodeからおかしな文字を集めてきたり、webフォントで定義した独自のアイコンフォントなどを表示しています。前者はともかくとして、後者はフォントの形が独自なのですから、解きようがないですね。

CRAPCHAの目的はただ一つで、スパマーを退散させるのではなく、解けない問題でユーザーを困らせるために作られました。

ゲストが来るはずもないような隠しページ等に誰かが紛れ込んできた時のために、そのページにこのCRAPCHAを設置しておけば、そのユーザーは何度か試したあとに、諦めてページを去ることでしょう。

via Waxy.org