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ネットの事件

世界と日本の2015年YouTubeトップ10の傾向

グーグルが、2015年に最も観られた動画のランキングを発表しています。(世界日本)

ワシントンポストが、「普通のユーチューバーが公開して大ヒットした動画は10本中3本だけ」という記事を公開しています。

世界のトップトレンド10の内訳を見ると、7本は以下のように、プロが作った動画でした。

テレビ番組のオフィシャルな転載: 4本 (アメリカ3本、イギリス1本)
広告: 2本
公共広告: 1本

一般人が作って公開した動画は3本。

イギリスのドーバー警察が公開した、パトカーに乗ってる警官がテイラースウィフトのShake if Off を歌う様子に本物の歌をミックスした Dover Police DashCam Confessional (Shake it Off)

大きな風船にくるまれて、破裂した瞬間をスローモーション撮影した 6ft Man in 6ft Giant Water Balloon – 4K – The Slow Mo Guys

4歳児がSilentóのWatch Meに合わせてダンスする動画 Silento- Watch Me (Whip/Nae Nae)

これが10本中のトップではありますが。

初期の頃と違い、ここ数年のトップ10は、このようにテレビ発のものやプロが製作した動画が優勢な傾向のようです。素人動画3本についても、そのうちの2本は有名音楽を使ったものですね。

日本

ワシントンポストにならって、日本のトップ10についても分類すると、

吉本興業所属のユニットのダンス: 5本
動画ニュースサイト: 1本
いわゆるYouTuber: 4本 (2組)

ということでした。

アメリカではテレビのトークショーから面白い部分を公式がネットに公開していますが、これは日本ではあまりやっていないので、その分まだ個人製作のものが入ってくる感じでしょうか。

グローバルと日本の共通点としては、どちらも一番観られた動画がダンス動画だったところとなるでしょうか。

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アメリカ

アメリカの新興テレビメーカーSeikiのレトロテレビが一周してカッコイイ

Seiki Digital というテレビメーカーがアメリカはカリフォルニアにあるんですね。調べたら、安い4Kテレビなども作っているメーカーのようです。

Seikiという社名が日本語っぽいのは、日本風の名前がアメリカでもまだ消費者に効くということでしょうか。

そんな会社が売っているレトロテレビ Seiki Digital SE22FR01 の写真がこれ。

seiki-retro-tv-1

丸みを帯びて後ろが張り出してますが、ブラウン管じゃなくて液晶テレビです。サイズは 22インチで、解像度1080pのフルHDです。

seiki-retro-tv-2

アメリカのAmazonでも$199(2万1890円) で売っています

Amazon.com

チューナー内蔵ですがこのまま日本に持ち込んでも日本のテレビは映らないでしょう。HDMI入力などがあるのでモニタとしては使えそうです。

デザインのことなので個人の好き好きだとは思いますが、僕はこのレトロデザイン、面白いなと思います。日本の電気店で同じような価格で棚に並んでいたら、これにしてしまうかも。一見したら「こんな古いテレビ使ってるの? 映るの?」と思いかねないデザインですね。

RCAやゼニスといったアメリカのテレビメーカーは、何十年も前に日本など海外のメーカーとの競争に負けてしまったわけですが、今や設計だけして中国などに発注すれば誰でもテレビを作ることはできるわけで、アメリカでアメリカ人向けにテレビを作るのも簡単なのかもしれません。製造は任せてデザインで差別化して売るのは、iPhoneで成功したアップル社とも通じるものがあるかもしれません。

via Yes, This Is an HDTV

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fun

イギリスの「聖地巡礼」の結果、テレタビーズの丘はいま

イギリス発の子供番組テレタビーズ、日本でも放映していましたが、2001年の放送終了後も彼らの遊んでいた丘は残っていたんだそうです。

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しかし、いつのまにか写真のように丘は無くなっていました。英メトロ誌によれば、テレタビーズファンの観光客がこの土地に勝手に入りこんで歩き回るのに嫌気が差して、この丘を含む周辺の農地の所有者が、丘を写真のように真っ平らに整地してしまったそうです。

ウォリックシャー州ストラットフォード・アポン・エイボン市郊外の Whitchurch農園がその場所。ストラットフォード・アポン・エイボンはシェイクスピアの故郷として知られる観光地ですが、農園は街から南に6-7キロメートルぐらい下ったところにあります。

Googleマップで見ると、今は池と化しているようです。


大きな地図で見る

日本では、アニメの舞台となった地方都市へファンの観光客が旅行する、いわゆる「聖地巡礼」が町おこしになっている、というニュースを聞くことも増えましたが、これ何とかいい方法はなかったんですかねえ。