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1個の電球を取り替えるのにドローンは何体必要か?

電球ジョークといえば、電球の交換という小さなタスクをお題にしたジョークですが、人種や職種ではなく、空飛ぶドローンで電球の交換にチャレンジした人が現れました。

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3本の「指」がドローンの上部に取り付けられています。

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ラジコンで操っているので、電球を回して外す、といった繊細な操作はかなり難しそう。

結論としては、ドローン2体(途中で壊れたんでしょう)、電球は9個必要だった、ということです。

これだと、椅子や脚立が要らないだけで、結局人は必要なのですが、ドローンの操作や電球の交換も機械でできるようになれば、近未来には電球交換はドローンで、ということもあるのかもしれません。

via Geekologie

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山道を自動で飛んで遭難者を発見するドローンの研究

チューリッヒ大学などのグループによる、無人ドローンを飛ばして山で遭難した人を探す研究が進んでいるそうです。

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山の中の道がどちらに続いているか、は、これまでは自動で判断できなかったということですね。

スイス国内だけでも、山での怪我や迷子による救援要請は毎年1000件以上あるということ。安価なドローンを同時に多数飛ばし、山道を捜索させることで、発見・救助までの時間を大きく短縮できる可能性があるのだとか。

森の中の小道を自動的に判断して飛んでいかせるためには、人工知能の技術が使われています。森の中を飛ぶには、枝や葉などの障害物をうまく避けて飛ぶ必要があり、また道がどちらに続いているかは時として人間でも間違うこともあります。

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ヘルメットをつけた人間がアルプスの中の山道を歩き回り、2万枚の写真を撮影し、そのデータを基にディープラーニングをさせたところ、まったく知らない新しい場所においても、85%の確率で正しい方向を当てられるようになったそうです。85%が高いかどうかですが、人間による判断では82%ということで、人間並みかそれ以上の能力と言えます。

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人間の捜索隊には二次遭難の危険もあります。遭難が起こった状況では天候などの状況も悪いケースも多いでしょうし、ドローンによって遭難した人を素早く見つけられるとすれば、これまでは助からなかった遭難者も多くが助かるようになったりするのかもしれません。また、山での捜索の話で良く出てくる、多数の人間を長期間動員したために遭難者や家族が大金を支払わなければならなくなった、というような問題も減らせるかもしれません。

ドローンでピザを配達する研究もいいですが、人命救助ができるドローンも、ドローンの活用法として良いアイデアだし、早く実用レベルになって普及するといいですね。

via Trackimo

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あなたについて飛んでくる自撮り用ミニドローン Hover Camera

北京のゼロ・ゼロ・ロボティクス(Zero Zero Robotics)社が発表したHover Camera は、自分の周りを飛んでセルフィー(自撮り)を撮れる小型ドローン。

Hover Camera - 360 Pano

その重量はなんと250gを切るということで、折りたためて鞄に入れてしまえる小ささです。

Hover Camera in bag

Pushing Hover Camera

顔認識をして、自動的にあなたについてきます。

Hover Camera - Release & Hover (big)

周りをついてきて、ちょっとぐらい押してもバランスを取ってそこに浮かんでいるということ。動画も撮れるので日常の記録や個人のビデオ撮影などで、これまでできなかった視点での映像が作れそう。

現在はベータテストの参加者をサイトから募っており、いずれ600ドル(6万6000円)ぐらいで売り出したい、ということ。

一つ難点を上げるとすれば、The Next Webのライター @natgarun さんが指摘しているように、このドローンかなりうるさいみたいです。こちらに数秒間の動画があり、飛ばしている時の音が聴けます。

via The Next Web