カテゴリー
fun

嘘の時間をカウントして相手チームを騙す大応援団

アメリカの大学バスケットボールの試合。攻撃開始から35秒以内にシュートを撃たないといけない Shot Clock の反則を敵チームに犯させるために、観客が声を合わせて嘘の残り時間をカウントしています。

Shot Clock の残りは画面右下に表示され、05, 04, と00まで減っていきますが、観客は5のときに”Seven!”、4のときに”Six!”と、二秒多い残り時間を叫んでいます。結果、「あと2秒!」と聞こえる時点で本当の残り時間は0秒となり、相手は反則で攻撃終了となっています。動画にはこれが2回映っていますね。

ファンがこのトリックをしかけたミシガン州立大学の学生新聞The State Newsでは、Izzoneがチームに力を与えた、と報じています。Izzone というのはこの大学の応援団の名前らしいです。4000名近いメンバーがホームゲームのスタジアムを埋めるように座るんだとか。

フリースローの時にゴールの裏で騒いだりするのも見ますが、いったいどこまでが応援で、どこからがダメなのか。

これってアメリカ的には有りな応援なんですねえ。僕としてはちょっとずるい気がするんですが。フェアとか卑怯とかの基準も国によって様々ということで。

via Prank Artist of the Day: Fans Fake the Shot-Clock – Cheezburger

カテゴリー
fun

世界初の動画トレーディングカードが米Panini社から登場

トレーディングカード、日本でもいろいろありますけどアメリカではスポーツ選手のカードのコレクションが盛んで、昔のカードや希少なカードが高額で取引されたりがニュースになったりしますね。

そんなスポーツトレーディングカードの大手Panini社から、6月に出る新作カードは、世界初の動画が見られるカード(リリース [pdf])です。

Paninihrxvideotradingcard

左上の部分が液晶になっていて、その選手の過去の活躍シーン20分が再生されるんだとか。

最初にリリースされるこのビデオカードになるのは、プロバスケットボールNBAのコービー・ブライアント(レイカーズ)、ブレーク・グリフィン(クリッパーズ)、ジョン・ウォール(ウィザーズ)、ケビン・ダンカンデュラント(サンダー)の四人。

カードの中身はこうなってます。
Paninihrxvideotradingcardinside

液晶画面に、電池やスピーカー、2GBのメモリーがついてきて、端子から充電したり、音楽や他のファイルをパソコンからコピーして再生することもできるとか。カードは見たとおり一般のただの紙のカードより分厚くて、一般のカードと混ぜて5枚20ドル(2200円)(1600円(15ドル))のパックとして販売されます。ごく少量、選手本人の直筆サインが描かれたバージョンも混ぜられ、これがコレクター魂に訴えかけるようですね。

液晶内蔵のカードゲームというと、多量のiPodを使ったマジック・ザ・ギャザリングというのを先月紹介してたのですが、そちらが冗談の産物だっただろうのに対して、まだちょっと無理はあるし、コスト的にも好事家がいるようなところでしか見合わないのかもしれませんが、商品として出てきたことは驚きですね。

これまで紙やプラスチックだけで作られていて表示の変わることがなかったカードに、画像の切り替わりや動画などの機能がついて、しかもこれまでのカードと同じような気軽さで使えるという時代も近いのではないかと。そうなったときに、これまで無かったような新しい応用がいろいろ出てくるのではないかと楽しみになります。

via Los Angeles Times