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ネットのサービス

Digg創業者が考えた「顔の見えるブログサービス」Tinyのアイデアとは

一時代を築いたソーシャルニュースサイトDiggを作った男ケヴィン・ローズ。

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(Diggの絶頂期、Business Weekの表紙に登場したローズ氏)

今の所属はグーグルのスタートアップ投資部門ですが、Tiny という新しいブログサービスを考案し、そのサービスのデモ動画を公開しました。

「ブログがもし、その人の世界への窓となっていたら」ということで、ブログ記事には書いた人の書いた時の表情が背景に映りこみます。ただし、webカメラで撮った写真がそのまま出るのはawkward(気まずい)ので、適度にぼかされた画像となります。

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ブログを書いている時の動画を背景にするのも提案しています。ボカシの方法などは複数から選択できるようにすると。

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動画中に言ってますが、HTML5ベースでのプロトタイプはできているそうです。この動画の公開はティーザーおよび潜在的な利用者からのフィードバック収集の意味があるのかもしれません。

PCのウェブカメラも、スマートフォン/タブレットの自分撮りカメラも完全に普及しましたし、ブログサービスで大きな背景画像や動画を提供することも、先進国のネット環境なら問題ないでしょう。テキストで伝えるブログにこのような「顔」をつけることが良いアイデアなのか、流行するかはわかりませんが、技術的に可能、という点ではブログに限らず応用が利くアイデアなのかもしれません。たとえば、顔が見える飲食店のサイト、とか、顔が見える企業サイト、とか。

Here’s Digg founder Kevin Rose’s idea for a new blogging platform called Tiny – The Next Web

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ネットのマーケティング

猫に小判で新ビジネス? 「猫とお金」の写真ばかり集めたブログCashCats.biz

ca$hcats.biz は、猫と紙幣が移った写真だけを集めたブログです。

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ブログサービスTumblr上で運営されているこのブログは、55000人超のフォロワーを獲得しています。

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現在では、世界中から読者投稿の「お金とネコ」写真が集まるようになっていて、写真にも様々な国の紙幣が見て取れます。

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読者投稿のルールは、オリジナルで問題のないものしか送らないこと。そして、集めたものを書籍化したりしても文句を言わないこと。

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ニューヨークで、Tumblr社と共催でフォロワーイベントも開いたそうで。

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ネコと紙幣の写真、のニーズなんて、それまでまったく無かったでしょう。そんなところにニーズがあると考えた人も他には居なかったのでは。話題になるまでは、自分達で紙幣と一緒に猫の写真を撮っては上げ、撮っては上げしていたのかもしれませんが。

何が当るかはもちろんわからないのですが、世の中想像もつかない変なアイデアが当ったり、事業になったりすることもあるのだなあと。

via Cats on Parade: Did the Ca$hcats.biz Gallery Show Work? | Motherboard

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fun

Googleストリートビューで1から1000までの数字を探して並べたブログ/動画

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Googleストリートビューで世界中のいろんなところを「旅行」してまわり紹介するというフランスのブログ Dreamland Virtual Tour が、1000記事の記念で作ったのがこちらの動画

ストリートビューに移っている数字を、1から1000まで1000個収集しています。すごい手間。

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656_DREAM

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道路標識の国道の番号とか住所表示の番地もあれば、道路から見えるところの商店の軒先に張られた価格表紙の数字や街中で表示された電話番号などもあります。世界中の街角から集められた数字は、フォントや色のデザインなどもバラエティに富んでいて面白いです。

個々のスナップショットはFlickrで公開されています

via 1000 Nombres – Compter avec Google Street View | Ufunk.net