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スローTV地図 – 世界中のスローテレビ動画をまとめた地図サイト

Slow TV Map は、いわゆるスローテレビ動画をその撮影地点ごとに世界地図上で表示した、スローテレビのガイド的なサイトです。

薪を燃やす暖炉の映像や、長距離を走る鉄道や自動車からの景色など「ありふれた」日常動画を流すのがスローテレビだということ。時間が長めで、何か劇的なことが起こったりはしない動画ともいえるでしょうか。

モロッコを走るオートバイの動画とか

バングラデッシュを走る列車の動画(6時間)とか

カリブ海のクルーズ船の後ろにできる航跡(5.5時間)とか

ボーっと見ていられる、遠くへ旅行しないと見られないような景色を探すことができます。

日本にも80本ほどのスローテレビ動画が登録されているのですが、細かい座標の設定がなく東京じゃないのに東京にプロットされているものが多数のようです。

東京を歩く長時間動画というのもたくさんあるんですね。撮影機器も手軽で安くなっているし、長時間撮影された地球の各所の記録は、これからどんどんネット上に溜まっていくのでしょうね。

via Maps Mania

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世界中の国のパスポートの表紙色地図

パスポート:赤は新しい黒ですは、世界各国のパスポートの表紙を地図上に並べた地図です。

日本のパスポートも赤だけではないので、一つの国に一色が固定されていると決まってはいないのかもしれませんが。

実際のパスポート表紙の画像ではなく、色だけを表示するモードもあります。

こうやってみると、なんか地域性があるようですね。欧州は赤、南北アメリカは青、アフリカは緑の表紙が多い。「パスポートの色」で思い浮かぶ色は、出身地域によってバラバラなのかもしれません。

via Maps Mania

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3D世界人口地図 2200BCからAD1980までの世界諸都市の人口を地球儀上に

Urban Expansion 3D Visualization は、紀元前220年から最近までの世界の人口の移り変わりを、ブラウザ上に3D表示した地球上にプロットするというインタラクティブな世界地図です。

紀元前1000年。文明の曙的な。古代文明の発生地に都市ができていますが、まだどれも点です。人口が増えると、都市のプロットに高さが加わっていきます。

1857年、日本は安政年間。幕末です。江戸も見えていますね。

このサイトでの最後の年 1980年。手前の長い赤棒が東京。右手上に伸びているのはニューヨークでしょう。

最後の100年ちょっとで、世界各地の人口が驚くほど伸びていることがわかります。人口の絶対数でグラフを描いているため、期間中のほとんどは動きが少なくなってしまったともいえるかも。

データは公開されているイェール大のSpatializing 6,000 years of global urbanization from 3700 BC to AD 2000 を使っているとのこと。この元データが1980年までなのかと思いましたが、データ自体は2000年まであるみたいですね。最近までのデータを含めると、さらに激しい人口増加がみられる地域がありそうです。