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素材動画に勝手に吹き替えをつけて遊ぶ

webサイト制作などで使える写真画像などが買えるストックフォトサイトの大手GettyImagesが提供している写真素材から、シチュエーションやキャプションなどがおかしなものを紹介するGettyCritics(Getty批評)というグループがあります。

GettyImagesでは写真だけじゃなく動画素材も売っているのですが、GettyCriticsが今回ターゲットにしたのは、それらの動画素材。素材は通常音がついていないのですが、素材に音をつけて(dub)みたらこうなった、という動画を公開してくれました。

一家で歯みがきをしている動画に、歯磨きの効果音をつけたり、爆破される家の動画に、不動産屋が案内しているかのような吹き替えをつけたり、アシカに「おいアシカ!!」と怒鳴ってみたり。

via Getty Dubs, Stock Videos Augmented With Hilarious Dubbed Sound

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動くファッション、ビデオイヤリング

スマートフォン、タブレットの大流行によって、小さいサイズの液晶は部品としてかなり安くなったんでしょうね。それを感じさせる新しいファッションアイテムが、クラウドファンディングのIndigogoで提案されています

それが、小さなスマートフォンといった感じのイヤリング Video Earring。

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スクリーンサイズは2.01インチ x 1.01インチ (5.10cm x 2.57 cm)

ビデオ・イヤリングの充電と動画の転送はUSBケーブルで行います。動画フォーマットはMOV, AVI, MP4, WMV, MPEG などに対応、再生時間は4~8時間。朝つけて夜まで再生はできませんが、パーティーの間は持つかもしれません。

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動画プレイヤーではありますが、音声の再生はオプションでの対応となります。ファッションアイテムとしては常時音を鳴らしてるのは良くないでしょうからこれは構わないかと。

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イヤリングなので2個セットでの販売です。価格は$150(1万6500円)、北米以外への送料は$15(1650円) なので、合計で$165(1万8150円) ですね。クラウドファンディングなので、制作が成立するかはまだ未定なことに加えて、(プロジェクトの失敗などもあり)必ず入手できるかどうかは今のところは保証されません。

via High Tech Bling: Video Earrings with 2.2-Inch Screens | OhGizmo!

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技術

監視カメラの長時間画像を圧縮して短く見せるBriefCam

BriefCam は、ほとんど変化がない景色を撮影した監視カメラ等による長時間動画を、数十~数百分の1の短い動画に圧縮するという、動画の要約ソフトウェアです。

建物のホールに設置したカメラの110分の動画を、2分に圧縮したもの。違う時刻に現れたそれぞれ別の人物、あるいは同一人物が、カメラ内に登場し・去っていく様子を見せています。同じ画面上に同時に見えますが、それぞれの人には時刻が重ねて表示されています。

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工場で作業する人たちの動画。同様に15分が2分になっています。

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2時間のドア付近の人の出入りを90秒で再現。

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サイトには、道路を通る車や駐車場の出入り、部屋内の荷物の移動など、他のいろいろな利用例も掲載されています。

カメラの価格も、撮影した動画をコンピューターに保存することも、ネットで閲覧することも、一昔前からすれば格段に簡単になったため、世の中には監視カメラで取った動画情報はあふれるほどに存在するかと思います。

しかし、1時間撮影したものを見直して何かを発見するには、たとえ2倍速で観たとしても30分掛かってしまうわけです。重大な事件の証拠探しなら人海戦術も採れるでしょうが、それ以外の場合には、撮ったはいいが確認がたいへん、ということも多いのが実際なのではと想像します。

音声レコーダーでも、誰かが話している時だけ録音する、という機能がありますが、動画についても、変化のある箇所だけを手早く発見・確認したいという需要は多いのかもと思いました。

via The software that caught the Boston bombers