カテゴリー
ネットの事件

仮想通貨発行元「仮想通貨プレゼント当選者は以下のみなさんです」仮想通貨発行元「やった当たった!」

仮想通貨ウォルトン(WTC)の発行元ウォルトンチェイン(Waltonchain)が、仮想通貨が無料で貰えるプレゼントキャンペーンの発表で大きな失態を演じたそうです。

Waltonchain 「おめでとうございます! バレンタインデーの$WTCを貰おうキャンペーンの当選者の発表です。」

Waltonchain 「やった! まさか当たるなんて! ありがとうウォルトン! これからも頑張って」

フォロワー 「????」

公式が当選の喜びの声を上げた! どうして?

どう考えてもインチキとしか思えないですね。当選者となる身内のニセアカウントを用意しておいて、そこを当選させれば一銭も掛からずに宣伝ができるというわけ。

この喜んだ方の公式ツイートはすぐに消されたようですが、スクリーンショットが複数のユーザーによって撮られていて、あっという間に広まってしまいました。

Waltonchain は以下の公式声明を出します。

「(略)抽選はスクリプトで公正・ランダムに行われました。(中略) このチームメンバーはたまたま抽選に参加しており、間違ったアカウントで喜びをつぶやいてしまいました。チームメンバーの参加は禁じていますのでこのメンバーの当選は無効します。ほんとうにすいませんでした」

公正な抽選の「証拠」として、
インスタグラムで「公正な抽選の様子」なる動画を公開しましたが、

View this post on Instagram

video of the winner selection script Congratulations!

A post shared by Waltonchain (@waltonchain_official) on

こんなの、こういう表示をするスクリプトを書けばいくらでも作れちゃうと思います。

まあ仮想通貨に固有の話ではなく、こういう自作自演の失敗はこれまでも繰り返されているのですが、それにしてもひどい話ですねえ。

via reddit

カテゴリー
fun

Loren ipsum ワインラベルの失敗

Imgur に載ってたワインのラベル写真。「ラベルに Loren ipsum が(this wine has Loren ipsum text printed on it)」

this wine has Loren ipsum text printed on it

ラベルの下から2つ目、一番小さいフォントの文字が、確かにデザイン時にダミーの文章として使われる Loren ipsum… になっていますね。

しかし「投稿者がちゃんとした本物のラベルを自分で改造してネタを作った可能性もあるかな」と思って(われながら猜疑心が強い)、ラベルの名前から当該ワインを探してみました。イタリア、ヴェネト州のワインGrandi Mori Veneto Chardonnay の 2011 年物のようですが、このサイトの写真では Loren ipsum なのか他の文字なのか細かくてわかりません。

さらに検索すると、所蔵ワインをブログで記録している人がいて、もうすこし大きなエチケットの写真を載せてくれていました。

本当に Loren ipsum でした。

ローマンアルファベットを使わない国のワインなら、うっかりダミーのままでもなかなか気づかずにチェックを通ることもあるかと思いますが、イタリア人でも読まずに通しちゃったりするんですね。

正式に顧客に提出する前に、ファイル内に Loren ipsum が無いことをチェックする機能を編集アプリに持たせる、なんてのも有りうるのかななんて思いました。

カテゴリー
fun

濃霧の中、GPSの指示通りに車で五大湖に突っ込んだカナダ人

霧の深い夜に、有視界運転を諦めてGPS「だけを」頼りに進もうとした23歳の女性が、車ごと湖(五大湖の一つヒューロン湖)に突っ込むという事件があったそうです。

national-post-canadian-woman-plunges-into-lake-by-gps

オンタリオのトバモーリにあるリトルタブ港、ということで、上の写真からしてもこのへんですかね。

湖に落ちてることに気づいたドライバーは、窓を開け、財布も持って4℃の水中から無事に脱出したそうです。その後、沈んだ車も引き上げられたとのこと。不幸中の幸いってこういうのですね。

自動運転車でも、精度がそこまで頼りにならないGPSの情報だけで走行したりはしないと思います。機械を過信しすぎるのも問題かなと。