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ヨーロッパのライトセーバー学校が米国進出

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「スポーツ・ライトセーバー戦闘の国際ネットワーク(The international network of sporting LIght Saber Combat)」を標榜する欧州のライトセーバー学校チェーン ルードスポーツが、「啓示の源泉である(inspiration originated)」サンフランシスコで15日に米国初上陸を果たした、というニュースが届いています。

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10のルール7つの戦闘スタイル、などが定義されており、極めて真剣にライトセーバー道の訓練や普及に勤めているもよう。

国際レーティングシステムによって、様々な称号、ジェダイとか、も与えられます。そして当然、国際トーナメント大会も毎年開催。

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サンフランシスコ進出の様子をまとめた動画

こちらは、イタリアで10年前に始めた創設者たちと、これまでの経緯をまとめた動画です。

ヨーロッパで10年前に始まった、というこのライトセーバー教室、発祥のイタリアでは13都市に有り、現在ではイギリス、アイルランド、フランス、ロシア、ベルギー、スウェーデン、スペインの8か国30弱の都市に展開しているようです。

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スターウォーズが生まれたアメリカ、そしてスターウォーズが書かれたベイエリアへの進出は、この学校に取っては大きな一歩なのでしょう。

スターウォーズの格闘戦のネタ元の一つが日本のチャンバラであることを思えば、こういった剣技格闘を学びたい人たちは剣道とかが拾えててもいい対象なような気もしますが、あくまで「ライトセーバー」じゃないとだめなんでしょうね。この学校、この先日本に来ることもあるのでしょうか。

via Houston Chronicle

[追記 2018-01-07] ルーカスフィルムが訴えたというニュースが出ていました。そのまんまなので不思議ではないですね。

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シリコンバレーでは女子中学生のダンスもコードの話になる

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パロアルトにある女子中高一貫校カスティエーハの8年生(中学2年生相当)がダンスの授業で発表したのは、ナットクラッカー(くるみ割り人形)ならぬコードクラッカー(コード割り人形)。

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クリスマスのプレゼントとしてプログラミングできるくるみ割り人形を貰ったクレア。しかしねずみの王に率いられたネズミたちにパソコンを奪われそうになります。

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個人情報を盗んだねずみの王を、クレアがバブルソートを使って撃退しようとするシーン

Re/code のカーラ・スィッシャー氏が言うように「シリコンバレーでしかありそうにない」出し物でしょうね。

via Re/code

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ネットのマーケティング

「リア充爆発した」オーストラリアのビデオ Set Yourself Free を作ったのはNPOではないかも

おととい紹介したショッキングな啓蒙ビデオ Set Yourself Free、YouTube 上での自身の説明から西オーストラリアの生涯学習NPO の手によるもの、ということでした。

[閲覧注意: ショッキングな内容を含んでいます]

一昨日の時点ではYouTube上で340万回の再生でしたが、現在は800万回を越えています。動画の後半は論議を呼ぶ内容でしたが、YouTube 上の投票では好意的な投票が42,000票、嫌いだという投票が4,500票と、ブラックジョークとして受け入れている人の方が多いようです。

しかし、Slate の記事ではこの NPO の実在を疑っています。別の目的で作られた動画が、NPOの啓発動画のフリをしている可能性を指摘しています。

このNPO団体 Learn for Life には連絡先情報が載っていません。今回の動画を紹介している箇所で製作元として紹介されている ヘンリー&アーロン (Henry & Aaron) は、広告動画の制作ユニットではありますが、このユニットの二人がコメディアンでもあることから、このNPOは作り物ではないかという意見が出ているようです。

Slate がユニットの一人であるアーロンさんに問い合わせたところ、動画”Set Yourself Free”がイタズラかどうかは回答を避けたものの、「財団の実在についてはみなさんの解釈におまかせします。このインターネット時代に悪巧みを隠し通すのは難しいものです」とコメントしたということ。

Slateはしかし、広告賞も受賞した「自殺を止めよう」というテーマで、次々とカワイイキャラクターが頭の悪い死に方をするという、同じオーストラリアの地下鉄の動画キャンペーン(こちらは本当に地下鉄の啓蒙ビデオで、YouTubeで7000万回以上再生されています)を引き合いに出して、

gallows humour (絞首台ユーモア = ブラックユーモア)はオーストラリアの人たちにメッセージを伝える力があるようだ、と締めています。

Slate がしたように制作会社のバックグラウンドまで確認せず、YouTube上の自己申告をそのまま受けて「NPOの手による」と紹介してしまったことについては申し訳ありませんでした。また、800万回再生の人気の中には「NPOが作ってこれかよ」という突っ込みで広まった部分もあると思います。(嘘だと100%確定してはいませんが、)最初からコメディ動画として出ていたら、ここまでの話題にはならなかったのではと思います。