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Smart Kegerator – ビールサーバーから誰がどれだけビールをついだかを自動的に記録する工作

アルミの樽からビールなどの飲料を注ぐ機械、英語ではKegerator と言うんですね。

Smart Kegeratorは、名前の通り「かしこい」ビールサーバーです。

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ビールサーバーの奥にディスプレイが。

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ディスプレイは、カメラで撮った注ぎ手の顔を認識し、その名前を表示しています。ビールをついだ分量も表示されます。

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サーバーの台裏に取り付けられたラズベリーPiのモジュール

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ビールの管には、流量センサがつけられており、これがラズベリーPiへ注がれたビールの量を通知するというわけ。

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ディスプレイはタッチパネルを搭載しており、各利用者のサーバー仕様履歴を確認することもできます。

このシステム、顔認識が自動的にされて、個人ごとに記録されていくのがいいですね。ビールを注ぐ時に自己申告で名前を選択、というような仕組みだったら、すぐに誰も守らなくなるのは目に見えています。

家の中にビールサーバーが有って、そのコストを飲んだ分量に合わせて負担する、というのはいったいどういう状況か? ルームシェアで同じ家の中に何人もが住んでいるということのようです。

使われている部品やソースコード(QT, C++, Python)はすべて公開されているため、技能があれば同じものを作ることも可能です。

この作者の今後の予定としては、表示部分のUI改善、注いだグラスを重量計でも測るようにして分量をより正確に測定する、部屋の気温ではなくビール自体の温度を測るようにする、赤外線ライトをつけて顔認識の精度を向上する、などを考えているそうです。

via Smart kegerator can keep track of how much beer your friends drank – The Next Web

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fun

シーツと重り、ビー玉やボールで万有引力を教える理科教室

水着などの伸縮する服に使われるスパンデックスという布を張って、引力とはどんなものかを説明する先生の動画です。

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1分40秒あたりから、惑星が太陽の軌道を廻る理屈を説明しています。

2分40秒からは、太陽系の惑星がどれも同じ方向に公転している理由を。4分20秒あたりでは、少しサイズの違う二つのビー玉を使って、太陽の周りを回る地球と月を表現しています。

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5分50秒あたりからは、二つの重りを使って、ロケットがどうやって月を周って地球に戻ってこれるのかをデモしています。

6分50秒からは、掃除機のホースみたいなものを使って、暗黒エネルギーについて少しだけ説明。(といっても、詳細はここでは説明しきれない、と割愛されています)

詳しい人から見れば、あくまで現象を説明する似たモデルでしかない、と突っ込みも入るのでしょうけれど、中学生ぐらいでこういう授業を受けられていたら面白かったかなと思いますね。

このシミュレーターの製作に使われた材料はこちら

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via Professor Visually Explains Gravity With Spandex, Marbles | Geekologie

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fun

世界最大のヘッドフォン

Dallyn Ruleさんがカナダ・バンクーバーのMaker Faireで発表したのが、世界一大きなヘッドフォン

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このヘッドフォン、耳には触れませんが、ヘッドフォンで聴いたのと同じように臨場感あふれる音楽体験ができたそうです。

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ルールさんによれば、デザイン面の改善も考えているし、より大きなヘッドフォンも作るかもしれない、ということです。

via World’s largest headphones won’t even touch your ears | DamnGeeky