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主要なウェブサービス支持者の政治的傾向を調べたチャート Politics of the Social Web

今年はアメリカ大統領選挙の年で、アメリカではこれから秋にかけて選挙の話・政治の話が盛り上がっていくと思われます。

そんな中、EngageがリリースしたPolitcs of the Social Web(ソーシャルウェブ上の政治)は、Facebookのデータの統計から作られた面白い情報です。

「eBayをよく使うユーザーはロムニー支持で政治にも積極的」とか、「Tumblrユーザーはオバマ支持だが政治にあまり興味が無い」といった傾向を見ることができます。

Facebookのプロフィールでは自身の政治的傾向を登録して公開できます(日本人はそんなに使ってないし見てもいないのではと思いますが)。それらのユーザーが、これらのwebサービスやオンラインゲームなどに対してFacebookで押した「イイネ!」と、政治的傾向の関連を数千人分集めてプロットしたところ、このような傾向が出たということ。

フェイスブックで好きだと表明することが、必ずしも本当に好きかどうか、良く使っているかを表すとは限らないですが、Engageの主張ではこのようなデータを知ることで、自陣営の支持者が多いサービスや少ないサービス、投票を働きかけて動いてくれそうなユーザーが多いサービスや少ないサービス、という傾向を知ることができ、オンライン広告の予算配分等を効率よくできるようになるはずだ、と言っています。

日本でも、2ちゃんねる利用者が保守的で、はてなユーザーはリベラル、といった政治的傾向が語られることがありますが、FacebookのイイネやMixiのコミュニティで表明された個人の嗜好を大量に集めると、そういった印象が本当に正しいのかどうか調べることができるのかもしれませんね。