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シリコンバレーでは女子中学生のダンスもコードの話になる

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パロアルトにある女子中高一貫校カスティエーハの8年生(中学2年生相当)がダンスの授業で発表したのは、ナットクラッカー(くるみ割り人形)ならぬコードクラッカー(コード割り人形)。

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クリスマスのプレゼントとしてプログラミングできるくるみ割り人形を貰ったクレア。しかしねずみの王に率いられたネズミたちにパソコンを奪われそうになります。

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個人情報を盗んだねずみの王を、クレアがバブルソートを使って撃退しようとするシーン

Re/code のカーラ・スィッシャー氏が言うように「シリコンバレーでしかありそうにない」出し物でしょうね。

via Re/code

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育児

Kudoso – 宿題やお手伝いをするとWiFiが使える家庭用ルーター

Kaiserの調査では、アメリカの子供は一日7.5時間、電子デバイス(含むテレビ)を使っているそうです。

Kudosoは、そんな子供のネット利用を制限するルーターですが、単にアクセス制限をするだけではなく、アプリケーションとセットで、親が決めたアクティビティをこなすことでアクセス可能な時間を延ばしたりできるシステムとなっています。

こちらがお手伝いなどに対する報酬の調整画面。

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歯磨きしたら10点、九九を練習して20点、外で遊んだら20点、など、やった事に応じてポイントが与えられ、その分数だけネットがつながるそうです。

外との通信を全部見ているわけなので、親はどのサービスがどれぐらいアクセスされたかといった統計も確認できます。

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たとえば、ネットフリックスは必要ポイントを高くして、ナショナルジオグラフィックスは低くすることで、子供が同じだけ手伝いや勉強をしても、ナショナルジオグラフィックスを視聴する方が長く遊べる、というように調整することも可能です。

# という例を見るに、ネットフリックス上の番組よりも、ナショナルジオグラフィックスの方が教育上いい、という意識があるのでしょうね

カーンアカデミーのようなオンライン授業を受けることで、ネットを使ってもポイントが減るのではなく溜まるようにする、といったことも。

バージョン2開発のためのKickstarterでの50000ドル(550万円)の募金呼びかけは、残念ながら30000ドル(330万円)ちょっとで締め切りとなり頓挫してしまったようですが、子供とネット接続について悩んでいる親は世界中にいるでしょうし、サービスをうまく設計すればそこそこ売れるのではないかなと感じました。

via USA Today

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fun

漢字をイラストで覚えさせるChineasy

漢字は象形文字で、元々は絵から発展したもの、というのは、東アジア以外の人でも知っている人は多いと思います。2,30字程度のアルファベットですべてを表現する人たちから見たら、数千文字の漢字を操る言語は驚きであり、またなかなか学ぶつもりにまでなれないかもしれません。

Kickstarterで出資成立したChineasy (Chinese + easy = 中国語 + 簡単)は、漢字をその意味を表すイラストとセットで描くことで、漢字とその意味を結びつけて記憶できるようにするという学習法です。

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台湾出身ロンドン在住、元ベンチャーキャピタリストのシャオランさんが、イギリス生まれの自分の子供たちに中国語を教えようとして、英語ネイティブにとって漢字を覚えることがいかに大変か気付き、漢字を覚える様々な手法を試したあげくに辿りついたのが、自分で作ったこのChineasyだということ。

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たとえば、ベースとなる「口」に、他の要素を追加した「困」を解説しています。

二文字以上で作られた熟語の説明も。日本語にもある言葉もあれば、中国語にしかないものもありますね。

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漢字や熟語の説明が英語で書かれているので、このカードを使って一緒に勉強することで、お互いに英語と中国語/日本語を覚えたりもできるかもしれません。

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あるいは、子供に漢字と英語を一緒に教えたりするのにも使えるかも。