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もしも東京の街に広告が無かったら、というアート

フランスのグラフィック・デザイナー、ニコラス・ダミアンさんの作品。

東京の景色から屋外広告を取り去ったらどうなるかを写真加工で作っています。

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看板の文字を消しただけで、看板の煩さを取り除くには看板自体も除去しないといけないのではと思いますけど、何も描かれず無地になるだけでも、まったく別の街のようです。

リンク先にはもっと多くの作品があります

日本は街中の広告看板に対する規制が甘い、ヨーロッパでは街並みが美観を維持できるような規制がある、といった話はよく聞きますね。

規制が厳しく運用されている地から来た人にとっては、多数の看板が勝手に主張しあって複雑な景色を成す東京の風景は驚きなのかもしれません。

via Ufunk.net

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データ可視化

世界のメガシティの膨張を見せるサイト The Age of Megacities

The Age of Megacitiesは、世界の巨大都市圏のうち10箇所の今昔を地図上で見せてくれるというサイトです。

10メガシティのトップは人口3780万人の東京。1929年, 1954年, 1972年そして現在の、都市圏のサイズを切り替えて表示することができます。

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1929年に上のような範囲だった「都市」が、現在はオレンジに

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他に出ているのは、上海、メキシコシティ、サンパウロ、ラゴス、ロサンゼルス、パリ、ロンドン、ヨハネスブルグ、シカゴ。

過去の人口データは、Atlas of Urban Expansion: Geographic Information System (GIS) Data for Cities のものを使っているそうです。日本からは東京、福岡、明石の三つの都市のデータがここには揃っているようです。

via Megacities – Evolution of 10 of the largest cities in the world between 1900 and 2014 | Ufunk.net

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データ可視化

東京人が一番眠りが短い – 腕輪センサーのJawboneが公開した各国の生活時間データがおもしろい

腕輪方のセンサーと、そのデータを使ったライフ・トラッキングのwebサービスを提供している Jawbone 社が、ユーザーから集まったデータを集計して世界各国の生活パターンの違いをまとめています

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上のチャートは一日のそれぞれの時間で、寝ている人の割合を都市ごとにプロットしたものです。

オレンジ色の線が東京のユーザーのものなのですが、他の都市の人たちと比べて、あきらかに寝ている時間帯が内側に寄っている=睡眠時間が短い、のがわかります。

平均して5時間46分、は、最も長いオーストラリア・メルボルンの6時間58分よりも1時間以上短いことになります。

5時間46分の睡眠は、いくらなんでも短すぎるようにも思えますが、これらの睡眠時間は、実際にベッドに入ってから出るまでの時間ではなく、Jawbone のリストバンドが検知した、ベッドの中で本当に寝入ってから目が覚めるまでの時間だということ。ベッドに入ってからもなかなか寝られない、という人は短めに出てしまうのですね。

明け方の4時半、東京では寝ている人の割合が一番高く、93%になります。7%の人はその時間に起きているということですが、ドバイはもっとすごくて、常に全体の10%以上の人は起きているそうです。

昼寝(シエスタ)のイメージがあるスペインで、マドリードの3%の人しか実際には昼寝していないのに、北京では6%の人が昼食のあとに昼寝しているとかも興味深いですね。

リンク先のブログでは、チャートで表示する都市をインタラクティブに選択できるので、興味のある方は自分でいろいろ触って比較すると楽しいかと思います。

「Jawbone のようなセンサーデバイスを使って自分の睡眠や活動を管理しようとする人」だけのデータなので、多少は偏っているかもしれないのですが、それでもお国柄の違いのようなものが見えてきて面白い可視化ではないかと思います。

via Flowing Data