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食べながら食べている自分を自撮りできるセルフィー・スプーンが登場。アメリカで無料配布

シナモントーストクランチ(Cinnamon Toast Crunch)は、ヨーロッパを中心に1984年から売られている、シナモントースト味のシリアルだそうです。

そのシリアルを売っているジェネラル・ミルズ社が販促キャンペーンとして制作した新機軸の自撮り棒が、持ち手にスプーンのついた「自撮りスプーン(セルフィー・スプーン)」

Selfie Spoon for Cinnamon Toast Crunch (Image by General Mills)

「ついに、あなたの大好きな二つのもの – シナモントーストクランチと自分撮り – がひとつになりました!」

シリアルを食べながら、食べている自分の様子をスマートフォンで撮影することができるという優れものです。

太っ腹なことに、このセルフィースプーン、無料で貰えることができるそうです。残念ながらアメリカ国内のみのキャンペーンですが、送料だけ負担すれば一人一本、誰でも送ってもらえるということ。

(credit: Cinnamon Toast Crunch)
(credit: Cinnamon Toast Crunch)

スプーン部分は無視して、タダの自撮り棒として貰っちゃってもいいかなという気もします。

毎朝シリアルを食べる人に製品名を覚えてもらえれば、広告宣伝費としてタダで配ってもペイするということなんでしょうね。

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セルフィー棒の危険性を公共広告風に訴えるピザハットの秀逸な動画

スマートフォンでの自撮り(セルフィー)を取るための自撮り棒の流行は世界的な現象のようですが、ソーシャルメディアに多数流れてくるセルフィーやセルフィー棒が気に食わない人も少なからずいるようです。

アメリカのピザハットが作った動画は、そんなセルフィー棒の過度の使用を戒めるための、公共広告(Public Service Announcement = PSA)をパロディ化した次の動画

selfie-stick-swimming

いろんな「セルフィー棒でやりすぎちゃってる人たち」を描いています。

selfie-sticks-from-a-car

やりすぎ感とまじめな啓発風の女性のギャップが笑えます。

https://www.youtube.com/watch?v=1fmQs37YqXg

ピザハットからの意見は、「責任あるセルフィーをおねがいします」ということ。

please-selfie-responsibly

途中にちょっとピザ配達員が出てきて、「長いセルフィー棒に映るにはもっと大きなパーティーや大きなピザが必要だ」とちょっとだけdipperピザという商品を紹介する箇所以外、ピザハットの宣伝っぽいところはありません。ピザ会社じゃなくてどんなブランドがやってもいけそうなアイデアですが、流行と流行への反感がせめぎあっている時期にうまく話題になりそうな動画を作ってきたなと思います。

via Adweek