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自転車ノマドのためのキャンピングカー Housetrike

The Housetrike は、家(House)であり三輪自転車(Trike)でもある自転車です。

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「ホームレス、難民、そして都市ノマドのために開発されたスペシャルデバイス」ハウストライクは、路上で寝る際の独立性、健康や安全などの問題を解決するということです。

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ガソリンなどのコストを掛けることなく、どこにでも移動でき、どこでも雨風をしのぐことができる。移動手段でもあるため、デリバリーの仕事などで収入につなげることも可能。

動画に出てくるプロトタイプは木製の箱ですが、実際の開発はポリエステル製でデザイン的にも見栄えのするものを検討中ということです。

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価格は1500ドル(16万5000円)ぐらいになる予定ですが、既に路上で生活している人たちのためのレンタルプログラムなども準備中ということです。

構想7年のこのHousetrikeを提案しているBs Sprakelさんは、自転車大国であるオランダの人。

via Housetrike three-wheeled camper shelters homeless nomads

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自転車泥棒に盗ませるGPSつき「餌バイク」が配備中 – サンフランシスコ

「おとり捜査」とか「司法取引」とか、アメリカの犯罪捜査って文化の違いを感じますね。アメリカでは自転車泥棒へのおとり捜査が各地で始まっているそうです。

ニューヨークタイムズによると、サンフランシスコ市では、急増する自転車人口にあわせて、自転車泥棒を捕まえるためのオトリ捜査を展開しているのだとか。

自転車泥棒を防ぐサンフランシスコ警察署の公式ツイッターアカウント@SFPDBikeTheft では、盗まれた自転車の写真を掲示しての情報提供呼びかけをしてる市民のツイートをリツイートしたり、

より確実なロックの掛け方や道具紹介などの啓蒙活動などもしていますが、

同時に、監視カメラに映った自転車泥棒の写真とかを公開したりもしていて、

これも日本じゃやらないだろうなあと。

「この自転車、オトリ自転車かもよ?」というステッカーも配っているようです。オトリ捜査をやっていることを潜在的な犯人に知らせるのも、盗難件数を減らすためのよい方法でしょうね。

https://twitter.com/JOJOinthe310/status/464485343580790784

担当の警察官がニューヨークタイムズに取材されている動画はこちら。オトリ自転車を持ち去ろうとした犯人をその場で取り押さえる様子が映っています。(1:25頃)

これらのオトリ自転車などの費用には、市から$75000(825万円) の予算が与えられているそうです。サンフランシスコ市が最初に始めたわけではなく、アメリカの複数の市や大学でこういった捜査が実施されているのだとか。2008年から取り組んでいるウィスコンシン大学では、オトリ捜査とソーシャルメディアの組み合わせで、自転車窃盗の被害報告が40%減少したという数字もあります。

いずれの場合にしても、GPSとソーシャルメディアという二つの技術が、安くなってり誰でも使えたりするようになったことが、このオトリ捜査を生み出したのは間違いないようです。

どこの国でも自転車泥棒はダメですが、アメリカで気軽にそのへんの自転車を盗んで乗り回すと、即見つかって逮捕されたりするかもしれないですね。日本でオトリ捜査はやらないと思いますが、安く・小さくなったGPSをモノにつけることで、これまで思いもしなかったことができる、というのは他にもいろいろ出てきそうです。

via San Francisco is baiting thieves with GPS-ready bikes | The Verge

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あなたもなれる。シリコンバレー・エンジニアのファッション

ReadWriteのステファニー・チャンさんが作成した、典型的なシリコンバレーのスタートアップ・エンジニアのイメージがこちら。

(from ReadWrite)
(from ReadWrite)

髪型: 起きた時のまんま

メガネ: メガネならウォービーパーカー、サングラスならレイバン

ヒゲ: いろいろな長さの無精髭。完全なヒゲがうらやましい

パーカー: 自分の働いている会社のロゴ入り。微妙に「私は重要人物です」と主張

Tシャツ: 自分のところのAPIを使ってる他のスタートアップのロゴ入りTシャツ。木曜日はボタンアップのシャツにしてもよい

メッセンジャーバッグ: 実用的でスマート。社内での夕方飲み会で取り違えられないようにラベルをつけてある。(スイスアーミーバックパックの場合も同様)

ウェアラブルデバイス: PebbleFitBitをつけて、ミッションからソーマへの通勤を記録

ジーンズ: 濃い色のウォッシュジーンズ。土もついてないしアウトドアで使った痕跡は無し

スニーカー: 金銭的に成功していることと、でも地に足がついていることの両方を広く知らせるようなタイプのスニーカー

ピストバイク: エンジニアにギアは要らない

僕も無精ヒゲと、貰い物のロゴ入りTシャツを良く着ている点はいっしょですが…

これらの格好を意識して揃えれば、東京に居てもシリコンバレーの技術屋に見えるかもしれませんね。

「服装や外見にこだわらないのが真のギーク」みたいな意識や、東海岸のスーツ族・ロサンゼルスの映像業界人への対抗心が作り上げたローカルなファッション文化なのかもしれません。

「ファッションにこだわらない」ことで結果的にみんなが似たようなファッションに収束していたり、さらには「本物っぽくなりたい」と自分の好みとは違ってもこういった服装に合わせている人もいるかもしれないと思うと、ちょっと面白いですね。

via @gohsuket