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データ可視化

各国の指導者の髪の色で塗った世界地図

世界各国の首脳の、髪の色をその国に塗った世界地図です。Dadaviz@JodySieradzkiさん作。

heads-of-government
(credit: dadaviz, original large image)

英語での髪の色の説明もありますが、色を見れば一目瞭然の可視化でしょう。アジアは黒髪の首脳が多く、北欧・中央には金髪の首脳が多い。アフリカには毛の無い人が多いようですが、抜けたのか剃ってるのかはこの図からは不明です。

一国の指導者ともなれば、平均年齢も高そうだし激務ですから、元の髪色に関係なく白髪交じりや白髪の人がそこここにいるのはうなづけます。特に選挙のある国の政治家なら、白髪だけど染めているという人も多いんでしょう。

地図の副題の”Heads of Government”は、政府のヘッド(長)とヘッド(頭)を掛けてますね。

基データはこちらで公開されています。首脳の名前を調べてネットで画像検索とかすると写真は出てくるでしょうけど、これ調べるの大変だったろうな。

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データ可視化

中世から現代まで、21万枚の絵画に使われている色の変化をRで可視化したグラフ

過去から現在までの大量の絵画データを使い、「時代の色遣い」があるかどうかを調べようとしたマーティン・ベランダーさん(Martin Bellander)のブログから。

大量の絵画データの取得先は、グーグルのアート・プロジェクトWikiアートなどいくつか候補があったのですが、英BBCのサイト Your Paintings を選んだということです。このBBCのサイトにはイギリスを中心にヨーロッパ絵画が収められていると思われます。

paintings-bbc

21万枚を越える絵画データが閲覧できるということで、Windows上のR言語スクリプトで全絵画ファイルのURLを取得し、そこから、画像ファイル、描かれた年(年代で示されているものは最初の年)、油彩かアクリルかテンペラか混合技法か、などの情報を取得保存しています。

ファイルが壊れているものなどを自動・手動で除去した後で、描かれた年ごとにまとめ、各絵画から100個の点をランダムにサンプリングし、色相・彩度・明度を調べ足しこみます。

colors-history-of-paintings

グラフの左側にある白い部分は、その年代の絵画が無かったからですね。全体的に、絵画に使われている色の多くが赤・オレンジ・黄色で占められているというのがわかります。

また、20世紀に入ってから青や緑の量が増えていることがわかります。これについてもベランダーさんは考察し、いくつか仮説を立てています。

  • 「青」という色や名前が他の色と比べ新しい概念・認識である(Business Insiderの記事)
  • (グラフでカウントしてない)暗い色・黒を、青として取ってしまっている
  • 古い絵画ほど、経年変化で青色の樹脂が失われている
  • 昔は青い絵の具が高価だったが安くなって使われるようになった

他にも、全体的な絵画界の流行としてそうなった要素もあるかもしれませんね。どれも決め手というほどの理由でもなさそうで、コメント欄では議論が続いています。

コメント欄では1914年からの映画ポスターの色を分析したという2012の記事も紹介されていて、絵画だけでなく、20世紀は青色の利用が増えた時代と言えるかもしれません。

via Flowing Data

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[動画] iPhone 5Sの色を数秒で変える方法

大胆なライフハック。

まず青に変えていますが、そのあとピンクにしたり、さらにピンク+緑+茶色にしたりと数秒で色を変更しています。

好みの色の機種が売り切れていたり、欲しい色のバリエーションがなかったりしても、これで大丈夫ですね。iPhone 5Sじゃなくても応用は効くかと思います。