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ネットのサービス

Scrabble のタイルでメッセージを作るジェネレーター

Caption.it は、いろいろなテキストや画像のオンライン・ジェネレーターを揃えたサイトです。「英単語を作るボードゲームScrabble 風のタイルでテキストを描きたい」という事があり、これを作ってくれるサイトを探していて見つけることができました。

Scrabble では、文字ごとに得点が書いてあり、XやZなど単語を作りにくい文字ほど、高い得点がついています。木目調のタイルに書かれた文字の端に小さく数字が書いてあるだけで、「ああこれはスクラブルだ」と英語圏(ローマ字圏?)の人は思うみたいで、それぐらいこのボードゲームは有名だということなんでしょうね。

scrabble-photo-generator-caption-it

スクラブル化したいメッセージを入れて、Create を押すと画像ができます。そのままブログ等へ埋め込むことも可

Picture Captions
[Caption.iT – Face in Hole]

日本語でもできるといいんですが、そもそも日本語の Scrabble って無いですからね。(無いですよね? 誰か作ったけど流行らなかったとかいうことはあるのかしら)

日本語で文字遊びの定番、みたいのがあるなら、それをテーマにした同様のジェネレーターがあると面白いのではと思いますが。万人が知ってるようなものは無い気がしますね。

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英語学習

オックスフォード辞書 2015年の「今年の単語」は Emoji (絵文字)

オックスフォード辞書が選定する2015年「今年の単語」が Emoji (絵文字)になったことが発表されました。日本語を起源とする新しい英単語ですね。

oxford-dictionary-word-of-the-year-2015-is-emoji

2015年 今年の単語 Oxford辞書ブログ

“emoji”という単語の利用は、オックスフォード辞書が集めている用例の中でも急激に増えているということ。

さらに、スマートフォン用の入力支援ツールとして英語圏で有名な SwiftKey とオックスフォード辞書を編纂している Oxford University Press が協力して、今年2015年に最もよく使われた絵文字を調べたところ、次の絵文字 “Face with tears of joy” (泣き笑い)が一番使われたとわかったそうです。(画像はiPhone版の泣き笑い)

Apple emoji Face with tears of joy

2015年 今年の単語 Oxford辞書ブログ

イギリスでの絵文字利用の20%(+4%)、アメリカでの17%(+9%)を占めたそうです。

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技術者と英語

「ハッカー」という単語の初出は1963年

Yale名言辞典の編者フレッド・シャピロさんの調査によると、”hacker”が(切り刻む人という意味ではなく、)すごい技術を持つ者という意味で最初に印刷物に登場したのは、1963年のマサチューセッツ工科大(MIT)の学生新聞The Techの11月1日、第20号だということです。

(image credit: duartes.org)
(image credit: duartes.org)

この記事中では、電話のシステムに細工をして長距離電話のタダ掛けをするような人たちのことを「ハッカー」と呼んでいます。

これが最も古い記録だとすれば、「ハッカーという言葉自体には善も悪もない」とか「ホワイトハッカーもブラックハッカーもいる」という主張は、歴史的観点からは後付けということになってしまいますね。

MITのスラングだった時代から、ハッカーには「悪いことをする」という意味がついてまわっていた。とFredさんは述べています。

とはいえ、最初の使い方に縛られる必要はないと思うので、技術的にすごい人を悪い意味を含ませることなくハッカーと呼べるようであってほしいと、個人的には思いますが。

via First Recorded Usage of "Hacker" – Gustavo Duarte