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物理絵文字キーボード EmojiWorks が登場

日本語利用者にはあまり意味が無さそうですが、英語のパソコン利用者の作業効率を劇的に改善するかもしれない(個人差あり)キーボード EmojiWorks が発表されました。

[更新 2022-09] 所有者が同じかどうかわかりませんが、現在のサイトはオンラインで絵文字を選べる簡易エディタのツールになっていて、絵文字キーボードは販売していませんね。

emoji+keyboard+base+angle+half

日本人の場合、キーボードに書いてある文字だけではどのみち文章を打つことができません。必ず IME のお世話になり、カナなりローマ字なりで打った言葉を変換するので、絵文字を出すのも漢字を出すのも、たいした手間の違いはありません。このキーボードの何がそんなに違うのか、あまり実感は湧かないでしょう。

しかし、もともとキーボードに書いてある文字をそのまま叩けば出る英語圏のキーボード利用者にとっては、絵文字を打つために別のモードや支援ツールに入る、なんてのは慣れない上にかなり面倒な手順でしょう。

EmojiWorks のようなハードウェアキーボードなら、emoji キーを押しながらキートップに見えている絵文字を押すだけで、直感的に絵文字を打ち込むことができます。

EmojiWorks には 無印、Plus、 Pro と三種類のグレードがあり、それぞれ 47個、その2倍、120以上の絵文字が入寮できます。

emojiworks

価格は、$89.95(9790円), $99.95(1万890円), $109.95(1万1990円) と10ドル(1100円)刻みに設定されています。先行予約でさらに10ドル(1100円)割引されるとか。

絵文字を日常的に使う米国人が増えている、ということですが、もしこのトレンドが定着するなら、未来のキーボードには標準で絵文字が乗るということも、ひょっとしたらあるのかもしれません。

そうすると、今のキーボードの配列がそうであるように、どこにどの絵文字が置かれるかとかもルールや標準ができていったりするのかも。

Mac Rumors

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日本の真っ青なスイカ、ムーンメロン(ウソ)の写真が英語圏で評判

moonmelon

ムーンメロン(学名アシドゥス)。この果物は日本の一部の地域でのみ獲れ、鮮やかな青色で知られています。これを食べた後に味覚が変化することから、パーティーの余興としても使われます。酸っぱいものは全て甘く感じ、しょっぱいものは苦く、水を飲むと強いオレンジジのような味がします。一生に一度は食べるべき!

いやあ、日本の一部でしか獲れない珍種なんですね、いったいどの地方だろう(棒)。一個200ドル(2万2000円)もするという話もあります。

ネット流行語データベースのKnow Your Memeによれば、この加工写真が最初に掲載されたのは2011年4月29日のとあるTumblrブログ。その後、2012年4月のredditで2600票のイイネを貰い再ヒット。昨年10月にもツイッターで1900リツイートのヒット

今年に入ってからもソーシャルメディア、特にPinterestとTwitterで広まっており、いくつかのメディアが「これは画像加工によるイタズラです」という記事を出しています。

こういうのは、最初のウソを広めている人たちの方が、訂正を広めている人たちより多いものなので、そのうち「日本には変わった青いメロンがあるんだって? 食べたことある?」と海外で質問されるようになるかもしれませんね。「日本人のくせに食べたことないの?」なんて言われたら癪なので、食べた後に水を飲んだらオレンジ味がすることとか、覚えておくと役に立つかもしれません。

via Moon Melon Hoax: Japan Fruit Isn’t Real, Goes Viral Anyway