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英語学習

Phraisely – 文章を表すような英単語を探せる検索サービス

Phraisely は、英文や英語のフレーズを与えて検索すると、その文章が示しているような状況を表す英単語を見つけてくれるという検索サービスです。

Phraisely で文章からマッチする英単語を検索してみた結果

登録しなくても1回試すことができるようです。寂しそうな状況を書いたフレーズを入れてみると、isolation(孤立)、desolation(荒廃)、seclusion(隔絶)などの単語がこの場合は8個出てきました。

類似の単語を探すということだとシソーラスにも似ていますが、特にこれという単語が出てこない時にフレーズから検索できるのは、語彙が少なかったり単語をしっかり覚えていなかったりする英語学習者にもいいかもしれません。出てきた知らなかった単語を新たに調べて知識を増やすことにもつながります。

会員登録で月10回の検索まで無料、1日有効1000回の検索が$0.99(円)、30日間有効1万回検索が$6.99(660円) というフリーミアムスタイル。

このような検索を頻繁に必要とする作業がどんなものかはちょっと想像がつきませんが、これがはまる仕事の人もいるかもしれません。

via reddit/programming

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Web API情報サービスのProrammableWebが今月で閉鎖

ProgrammableWeb is Being Retired(ProgrammableWeb 閉鎖のお知らせ)ということです。閉鎖は今月末、 2022-10-31 。

様々な Web API の情報を集積した Web API のオンライン・データベースと呼べるウェブサイトでした。何かの情報をウェブから得てプログラムで利用したいなと思った時に、ここで検索するとたくさん出てきたものです。

17年間の運営ということは、2005年からですね。PHPから各種有名Web APIを呼び出す方法を書いた拙著「PHP×WebサービスAPIコネクションズ」の発売は2006年。Web API が熱い時代でした。

# 技術書の常ですが、この大昔の本を今読んでもほとんどのコードは動かないでしょう

2013年に ProgrammableWeb はMuleSoftという企業に買収されていたんですね。最終的に記録分類された Web API の数は 2万4000個。API に関する記事は800件に及んだということ。一部の人気記事は Mulesoft 社のブログに移されるそうですが、API 情報や一般の記事は今月いっぱいで失われてしまうようです。

ひさしぶりに ProgrammableWeb の API データベースで検索してみたのですが、検索機能がメンテナンスとかで止まっていました。終わるから止まっているのか、止まっているから終わるのか、寂しい状態です。

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ゲーム

Wikipediaスピードラン – ウィキペディアのリンクでゴールの単語を目指すゲーム

ウィキペディア・スピードランズ (Wikipedia Speedruns!)は、英語版Wikipeia に載っているスタートの単語から、与えられたゴールの単語まで何クリックでたどり着けるかというブラウザゲームです。

Wikipediaスピードランズのトップ

遊ぶモードは以下の5つ。

  • スタートとゴールをランダムに、あるいは自分で設定する Quick Play モード
  • 今日のお題 (登録してログインすると連勝記録が残ります)
  • 過去のお題を選べるトレーニングモード
  • 5カ所のチェックポイント(単語)を回るマラソンモード
  • 友達と遊べるパーティーモード (要ログイン)

ゲーム内で表示された Wikipedia のデータは本物を使っていますが、「曖昧さ回避」などいくつかのリンクは(別ジャンルに飛びやすくなるため?)取り除かれているそうです。

また、ブラウザの「戻る」やページ内検索は使うことができません。警告が出ました。

ルールをよく読まずページ内しようとしたら叱られてしまった

日本語で遊べたとしても難しそうで、英語で目的の単語への順路を見つけるのはたいへんです。

なんとかゴールまでたどり着いたら、何クリックで着いたか、かかった時間、どんな単語を順番にクリックしたかが表示されました。

スピードランやってみました。ゴールまで22クリック…

前に戻れないので、同じ単語に何回も戻ってきていますね。

チュートリアルでは人名から人名へのお題が出ていますが、たとえば”USA”など大きな概念に一旦たどり着くことで、そこからの移動の自由度が高まってうまくいきやすいとのことでした。

Python で書かれたソースコードも公開されています。改造して日本語版を作ることもできるかもしれませんね。

ソルバー

実は Wikipedia上での単語間のリンクを探すサービスというのがいくつも存在し、これを使ってしまうと最短のパスがいくつも見つかったりします。Wordleなどと同じで、他の道具を使えばチートはできますが、この手のゲームでチートしても仕方がないですよね。Wikipediaの迷宮をどうしても抜けられなくなったときは、次の一手のヒントを見るとかに使えますね。