thispersondoesnotexist.com にアクセスすると、ページいっぱいに一枚の顔写真が出てきます。リロードするとまた別の人の顔が出てきます。
これだけだといったい何のサイトかわかりませんが、実は、この表示された顔写真、実在する人物ではなくプログラムで合成されたものだそうです。
Phillip Wangさんが、NVidia の研究チームがSylte-Based GAN の論文で発表し、オープンソースで実装を公開したStyleGANの利用例として作ったデモです。
リロードすると、たまにアクセサリー周りや肩のあたりなどに変なところが出てきますが、ほとんどは驚くほど自然で、これを例えばアイコンにしても、実在の人物だと信じさせることができてしまうでしょう。
これは、左顎のところに不自然さが出た例
論文紹介の動画はこちら。
複数の特徴量を増減させることで、写真と写真を掛けあわせたような新しい写真、それも自然な写真を作る様子が見られます。
顔写真以外のデータで遊んでみている人も多いようです。
The coarse knob of #StyleGAN really is mesmerizing. Esp. how it adds/replaces some features to match the artistic style (collars, hats..etc) pic.twitter.com/RpuIM2REMn
— Cyril Diagne (@cyrildiagne) February 10, 2019
The StyleGAN anime face interpolations are solid:
– https://t.co/JtzWaQ1rLT
– https://t.co/dl5AqXYqlc
– https://t.co/FaldMdAbyQ pic.twitter.com/7T7hoCDXMg— 𝔊𝔴𝔢𝔯𝔫 (@gwern) February 12, 2019