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ジェネレーター ツール

Facitars! – アバターアイコン生成ライブラリ

Facitars! は、一定のトーンに沿った形で与えたシードからランダムなアバターアイコンを生成してくれるライブラリです。

Facitars! のサンプルコードで生成したランダムなアバター群

アカウント名やメールアドレスをシードにすることで、他のユーザーと形や色が同じにならないユニークなアイコンをユーザーごとに自動で作れるため、会員登録制のwebサービスのデフォルトアイコンなどに使えそうです。

HTMLページに埋め込んだJavaScript から呼び出すことも、サーバーサイドから呼んで画像を作ることもできるオープンソースのライブラリの形式で提供されています。実際に作ってみました。

Facitars! で自分のアカウント名などをシードに作成したアバターアイコン

ユーザー登録サービスでも自分のアイコンを登録する手間は面倒と感じる人が多いようで、ユーザーが並んでいるコメント欄などでもデフォルトのアイコンが並ぶばかり、というサービスもありますね。こういったライブラリを使ってデフォルトアイコンでも個人別に違ったものにすることはいい対策かなと思います。

同様のアバタージェネレーターとしてはたとえばBoring Avatarsなどもあります。こちらはカワイイ系のアイコンを生成できますが、色のバリエーションは手動で与えるタイプのようです。

via reddit

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ネットの事件

iOSのAmazonアプリアイコンが「あのヒゲに見える」問題で差し換え

iOS 向けのAmazonアプリのアイコンが長年使われていたカートのデザインから最近変更されていたそうなのですが、この新アイコンがあるものに見える、という指摘がいくつか上がり、急遽再変更されたそうです。

アマゾンの段ボールに、ギザギザにカットしたテープを使って梱包したアイコン、アマゾン利用者なら見慣れたアイテムですね。カートよりよほど「アマゾン」という感じがしますし、スマートフォンのホーム画面の中でもわかりやすくアマゾンを示すと思います。

がしかし、

「誰か、口にチョビヒゲはダメダメだとアマゾンに伝えるべき」

「自分にはそんな風には見えない」という反対の声ももちろんあり、指摘しているツイートもそれほど支持されているわけではないのですが、アイコンはチョビヒゲには見えないように再変更されています

これがデザイナーのミスだ、というのはデザイナーに厳しいと思うのですが。ユーザー数が多いサービスでのデザインはたいへんですね。

via The Verge and Creative Bloq

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ネットのサービス

Adorable Avatars – キーからランダムに生成されるアバター

Adorable Avatars(愛すべきアバターたち)は、カートゥーン風のイラストアイコンを生成してくれるwebサービスです。

フォームで文字列を入れると、文字列に応じてアバターが変わります。

文字列が同じであれば必ず同じ結果が出てくるため、同じアイコン画像をいろいろな所で使いまわせるというわけです。↓は “akky” と入れた時に生成されるアバター画像。

Adorable Avatars で生成したアイコン例

キーはテキストなら何でも(日本語でも)良いみたいですが、サンプルとしては @ドメイン のメールアドレスが提示されています。Gravatar と似ているところもありますね。あちらは自分のメールアドレスとアイコン画像を登録して使うものですが、できた画像が気にならず、他人に同じものが使われても問題ない状況なら、ずっとお手軽です。

たとえば、アイコンつきの掲示板などで使えば、設定されてないアイコンを発言者の名前などをキーにしてこのAPIで表示することで、デフォルトアイコンだらけではなく同じ発言者が追いやすいようにできたりするのではないでしょうか。

ランダム生成は嫌で自分で決めたい場合は、顔パーツのリストから自分で組み合わせてアバターを作り、それを呼び出して表示させることもできます。

MITライセンスでソースも公開されており、顔のパーツのバリエーションを自分で用意すれば、同じ仕組みで別のアバター提供サイトを作ることも簡単そうです。

via Hacker News