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地球45億年の歴史をフットボール場で可視化。人類の登場はどこか

100ヤード(90メートル)のアメリカンフットボール競技場を使って、地球ができてからの歴史を解説するという動画です。

左端のゴールラインを地球誕生の45億年前、右端のゴールラインを現在とします。そうすると1インチ(2.54cm)が約130万年になるんだと。

生命の誕生、光合成、酸素の生成あたりで既にハーフラインまで来てしまいます。

敵陣13ヤード地点(6億年前)あたりから、キノコ類、イソギンチャク、軟体動物が現れ、そこから魚類、陸上の植物、昆虫、サメ、両生類と続き、ゴールまで5ヤードを越えて初めて哺乳類や恐竜が登場します。

我々がテレビや動物園などで見聞きする動物たちの登場は、ほとんどエンドゾーンの近くになります。

人類の登場は? 3:55 頃になります。

フットボール場という良く知る場所を使って、地球の歴史の長さや人類の歴史の短さをうまく表していますね。

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フェイスブックがスーパーボウルに向けてNFLファンの分布を解析

Facebookのデータ科学チームが、来週のスーパーボウルを前に、Facebook上でのアメリカンフットボールのプロリーグNFLのファン活動のデータを解析した結果を発表しています。

アメリカ合衆国のフェイスブックユーザーのうち実に3500万人(全人口の1/10以上)が、32個のNFLチームのFacebookページのどれかにイイネ!をしているということで、フットボールはアメリカ人にとっての国民的スポーツといっていいでしょう。

チームが勝っている時やプレーオフに進出している時は、通常よりもイイネ!の増え方が速い、ということで、それを除外した上でどの州・郡の人がどのチームを一番イイネ!しているか、という地図がこちら。

nfl-fans-on-facebook

アメリカのプロスポーツはどれもそうですが、それぞれのチームの根拠地(フランチャイズ)周辺では、そのチームのファンになって応援する人が多い、というのが現れていますね。

とは言っても、読売とかヤンキースみたいに全国的な人気の球団というのもあって、チームが無い州とかでは、ハワイのPIT(ピッツバーグ)とか、アラスカのGB(グリーンベイ)とか、あらゆる過疎地に現れるDAL(ダラス)などが人気を得ているようです。

Facebookはまた、プレーオフの進展にあわせて、勝ち残ったチームだけを残してプロットしたらどうなるか、という地図を見せてくれています。人気面からは、サンフランシスコ対ニューイングランド(ボルチモアに敗退)のスーパーボウルを期待してた地域が多かったと読むこともできるかと。

また、Facebookらしいソーシャルグラフ(友人関係)のデータを使った面白い分析も。あるチームのファンは、(同じチームのファン、というケースを除いて)どの他チームのファンの友達が多いか、というチャートです。

nfl-common-fan-friends

SF-OAK, NYJ-NYG, CHI-GBなど、フランチャイズが近かったりライバル関係があったりというチームのファンが、友人には多い、というのは自然ですね。また、STL, KCなどは、「どのチームのファンの友達としても少数(=上位5位に入ってこない)」という、孤立傾向があるのだとか。

大量の嗜好データを持つフェイスブックならではの分析記事ですね。日本のプロ野球でも計算してくれると、きっと面白い特徴が浮かび上がってくるのではないかと思うのですが。

via NFL fans on Facebook, based on likes