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コカコーラ社の発明した、ソーシャルメディアによるコミュニケーション不全を解決するアイテム

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コカコーラ社のSocial Media Guard(ソーシャルメディア・ガード)は、ソーシャルメディアに取りつかれた人たちを、「ソーシャルのつかないリアルなメディアに引き戻す」ためのツールです。

うつむいてスマホを触ってた二人にこのガードを装着すると、あら不思議。

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夕陽の美しさに気づいたり、彼女や子供に笑顔を向けたり、写真を撮るのではなく料理そのものに目を向けたり、ネット上のじゃなくて自分のネコに注目したり、そして何よりおいしいコーラを堪能したり、できるようになるわけです。

via Genius Marketing of the Day: Coke's Answer to Social Media Problems – Cheezburger

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ハロウィーンでコカコーラに仮装したペプシ

ベルギーのBuzz in a boxというエージェントが仕掛けた、ペプシのハロウィーン広告だそうです。

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すごいインパクトですね。日本じゃ絶対出てこないタイプの広告だと思います。

広告クリエイティブを紹介するブログAds of the World のFacebookでの紹介が数時間で30万人のフェイスブックユーザーに流れ、ツイッターでも流れてきています。

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許可取ってるの? マントの文字は良くみると”Cola Coca”なので、許可は取ってないでしょうね。訊いても許可出ないだろうし。

「ペプシはコカコーラみたいなスーパーヒーローになりたいってこと?」という突っ込みも見られるので、いったいどっちの広告なのかという気もしなくもないですが。

via Halloween Pepsi can dressed up as Coke goes viral | Ads of the World™

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[カナダ] ビタミンウォーターの蓋の裏に「このバカ」と印刷して回収騒ぎに

カナダ、アルバータのある家族が、買ってきたVitamin Waterのボトルを開けたところ、フタの裏に”You Retard”(このバカ)と書いてあってショックを受けた、というニュースです。

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文字に気づいた女性には、脳性まひの妹さんがおり、Retardの単語は家族の中で長年の禁句になっていたこともあり、女性の父が長文の抗議を販売元のコカコーラ社に送ったということ。

最初は、コカコーラの従業員が悪意を持って、あるいは冗談でこのようなフレーズを印字したと思っていたようですが、これは、コカコーラ社が正式に行っていたキャンペーンの結果だとわかりました。英語の単語とフランス語の単語を一文字ずつ、ランダムに組み合わせてフタの裏に印字する、という企画だったそうです。

フランス語の retard は、遅い、遅れた、という意味で、英語のようにバカという意味はないそうなのですが、いくらフランス語系のカナダ人が多い地域があるからといって、説明なしにそれがフランス語だと誰でもわかるはずはないですね。

コカコーラ社は謝罪をし、出荷前のキャップはすべて破棄されたということです。悪意はなかったし、偶然の産物、不幸な事故だ、とも言っているようですが。

記事のコメント欄では、「自分の買ったのには”workplace massacre”(職場虐殺)とあった」という人も出ています。本当かどうかわかりませんが。

ランダムに複数のものを組み合わせるのはコンピューターを使えば簡単ですが、無限で生成される組み合わせが大丈夫なものかをチェックしないと、偶然で問題が起こってしまいますね。今年の3月にも、乱数生成の文面でTシャツ会社が一つ閉鎖に追い込まれています。チェックの手間やチェックをすり抜けたものが起こすリスクを考えると、企画者はもうちょっと慎重になるべきなのかもしれません。

via Family Outraged After Finding "You Retard" Under VitaminWater Cap