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Web API情報サービスのProrammableWebが今月で閉鎖

ProgrammableWeb is Being Retired(ProgrammableWeb 閉鎖のお知らせ)ということです。閉鎖は今月末、 2022-10-31 。

様々な Web API の情報を集積した Web API のオンライン・データベースと呼べるウェブサイトでした。何かの情報をウェブから得てプログラムで利用したいなと思った時に、ここで検索するとたくさん出てきたものです。

17年間の運営ということは、2005年からですね。PHPから各種有名Web APIを呼び出す方法を書いた拙著「PHP×WebサービスAPIコネクションズ」の発売は2006年。Web API が熱い時代でした。

# 技術書の常ですが、この大昔の本を今読んでもほとんどのコードは動かないでしょう

2013年に ProgrammableWeb はMuleSoftという企業に買収されていたんですね。最終的に記録分類された Web API の数は 2万4000個。API に関する記事は800件に及んだということ。一部の人気記事は Mulesoft 社のブログに移されるそうですが、API 情報や一般の記事は今月いっぱいで失われてしまうようです。

ひさしぶりに ProgrammableWeb の API データベースで検索してみたのですが、検索機能がメンテナンスとかで止まっていました。終わるから止まっているのか、止まっているから終わるのか、寂しい状態です。

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ゲーム

ROWS & TABLES – SQLカードゲーム

ROWS & TABLES は、SQL をテーマにしたカードゲームです。

ゲームに含まれるカードは大きくわけて4種類。Insert, Delete, Select, Update です。

各プレイヤーに3枚の手札を配り、時計回りにプレイします。自分のターンになったらまず山札から一枚引いて、場に出すカードを選びます。

Insertカードの片面はデータになっていて、トラとかテディベアとかのentry と、所有者 owner 、カテゴリー category が記載されています。

自分の場にデータカードを Insert で増やしていきます。

Select カードを使うと、category で指定した場のデータカードで条件にあったものを、場から下げて獲得することができます。一旦獲得してしまったデータカードは、今後他のプレイヤーから奪われることがありません。

他の2種類のカードは、他のプレイヤーとのやりとりになります。

Delete カードでは、カラムの条件を指定することで場に出ているカードを廃棄させます。うまく他プレイヤーが多く出している条件を指定することで、自分が有利になるわけですね。

Update カードは、データの 内容を where で指定し、owner を「自分」に変更することで、他人が場に出したデータを奪うことができます。相手のデータを減らして自分につけることができるので、効果は大きそうです。

これらのカードを使い、場でデータを集め、うまく Select で手中に確保し、最後にすべてのカードを使った後に場と獲得したカードの枚数が一番多い人が勝利者となります。

ゲームの解説動画はこちら。

このカードゲームは1セット $15(1650円) 、4セットだと$40(4400円) ということです。

SQL の勉強の始めに、このようなカードゲームで導入をするのもいいかもしれませんね。

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プライバシー

Consent-O-Matic 「Cookies使ってもいいですね?」等の質問を回答してくれるブラウザ拡張

cavi-au/Consent-O-Matic は、ウェブサイトを初めて訪問した時などに出てくる「Cookies 等を使って閲覧状況を記憶してもいいですか?」系の確認ダイアログを、自動的に回答してくれるブラウザ拡張です。

あるサイトではこんなダイアログが最初に出て、ユーザー追跡しますけどいいですかと確認されます。

Consent-O-Matic を入れていると、同じサイトがいきなりOKを押した状態になります。

どのサイトでも常に「許可」にして進むわけではなく、ブラウザ拡張機能の設定画面であらかじめ自分が決めておいた希望するYes/No を、そのサイトに初めて行った際に自動的に入力してくれるという動作です。

ですので、その時その時で適当に判断して決めるよりも、一貫した返答になるということも有り得ますね。

設定の種類は、「自分の好みを覚えたりするならOK」「性能測定やアクセス解析ならOK」「広告ネットワークに見せるIDならOK」「過去の閲覧内容や閲覧行動を使ったカスタマイズはOK」「過去の広告表示や広告クリック等の情報を使ったカスタマイズはOK」「その他」と分けて指定できるようです。

rules にいくつもルールの定義がありますが、これは Cookies の利用やその利用目的などを明示するダイアログを表示するwebサービスがいくつもあり、大手ニュースサイトなどでもそれらのサービスを利用しているため、サービス毎にルールを作ってメンテナンスしているのだと思われます。

新しいサイトに行くたびにダイアログを見て選択をしている時間をカットできると思えば、仕事効率化のツールとも言えますね。

Consent-O-Matic には、今のところ Chrome拡張Firefox拡張 が存在します。

via Hacker News