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Emoji 📈 上昇折れ線グラフの色はなぜ赤なのか? Emojiが日本発だからだ

絵文字にある折れ線グラフ 📈 と 📉 で、なぜ上昇グラフが赤線で下降グラフは青/緑線なのか? というエモジペディアの記事が出ています。

# 上の絵文字、閲覧されている環境によっては、赤・青/緑ではない絵文字が表示されます。

この絵文字を自分で使ったことがないし、深く考えたこともありませんが、どうやら西洋では上昇を緑色、下降を赤色で描くのが当たり前で、絵文字の配色に違和感を持つ人が多いらしいということ。

Googleの英語版で Google の株価を検索すると、株価が下がっている時の文字もグラフも赤色ですが、

同じGoogleでも日本語版で検索すると、下がってる時は緑色、と逆の配色になっています。

東京証券取引所の株価の表示が、この「上昇が赤・下降が緑」になっていて、他の日本の(株価)グラフもそれに合わせているところが多いのでは、ということです。

これは最初に絵文字のデザインをした人じゃないと正解はわからないと思いますけど。まあありそうな仮説ですね。

Hacker News の議論では、「値が下がるのが赤、というのは経理の『赤字(red ink)』とも共通していて自然だ」という意見も出ています。日本語の赤字もたぶん西洋の red ink から来てるでしょうから、赤字・黒字の色は取り入れたけれど、お金の上下については独自の色を使うようになった、ということでしょうかね。

検索してみたところ、世界各国での株価の上昇、下落を表す色を調べた人がいて、日本以外に韓国・中国でも上昇が赤という配色がみられるようです。

また、日本でもYahoo! ファイナンスだけは、文字での上昇が緑・下降が赤の西洋式となっています。でもグラフは上昇が赤、下降が青(緑でもなく)なんですね。

Emojipedia では各社の絵文字を画像で比較できるので、絵文字の提供者によっては別の色が使われていることもわかります。

上昇グラフの絵文字は基本的には日本式の赤色が多数ですが、Facebook/WhatsApp は西洋式の緑

下降グラフの絵文字の方はというと、ほとんどが日本式の青色で、WhatsAppが西洋式の赤、Facebookはオレンジとなっています。

Docomo/au は線に固有の色はなく絵文字全体が単色となっています。

さて、グラフ表示で金額の上下を表すプロダクトにおいて、われわれは国ごとに線の色を変えたりする対応をする必要があったりするんでしょうかね? それとも絵文字でも統一されていないぐらいだから、そこまで気にすることはない?

via Hacker News

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ゲーム

When in Rome – 初のAmazon Alexa対応ボードゲーム

When in Rome(ローマに入っては)は、Amazonのスマートスピーカーに対応した初のボードゲームということです。

# ボードゲームという形を取らない音声ゲームは、既に多数有るようです

ゲームのパッケージは20の都市が描かれた世界地図、赤青2つの飛行機コマ、おみやげトークン。赤と青の2チームに分かれて、世界各地の都市を飛行機のコマで回ります。

“Alexa, open When in Rome”で起動させると、スマートスピーカーが起動し、ゲームの親にして審判、得点計算者でありプレイを導くガイドとなります。

飛行機コマが移動してどこかの都市に着くと、その都市のキャラクターが都市にまつわるクイズを出してきます。「シドニーへようこそ。私はパシオナ」「オーストラリアは南半球にある。ウソ or ホント?」

# 動画ではぼかされていますが、コマが止まった都市を自動で認識するとか、ボード側にはそういう高度な仕掛けは無いのではと予想します。たぶん止まったところをAlexaへ自己申告するのかな

https://www.youtube.com/watch?v=rTfdIDtkhM0

サイトでは、世界各国からの出題者の募集もしています。東京はもうあるようですが、その他の都市についても、都市に関する問題を作れて、電話越しにレコーディングに参加できる人は、その都市の出題者として無料版のWhen in Rome(スマートスピーカーだけで一問のトリビアクイズを遊べるモード)に登場できるそうです。

via GearBrain