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HomeCourt – バスケットボールのシュート結果を画像認識で自動記録するアプリ

HomeCourtは、スマートフォンのカメラを使ったバスケットボールの練習支援アプリケーションです。打ったシュートをリアルタイムで追跡し、結果をまとめてくれます。

シュート練習が映っているアプリの画面の右上に、シュートの企図回数や成功数、コート内でのシュート位置がリアルタイムで更新されていますね。

このアプリ、コートの外側に三脚でスマートフォンを固定設置して、3ポイントラインやゴールなどを認識させると、その後に打ったシュートの位置や結果が判定されます。また、シュート時の動画をスローモーションで見返したり、それをコーチと共有する機能もあるそう。

こちらが統計結果の表示画面例。コートのどの地点からシュートを試みて、その結果がどうだったかがわかりやすく表示されていますね。距離や角度ごとの成功率や、成功率が経時でどう変化してきたかも出てくるので、得意・苦手の把握や自分の成長の度合いの確認に使えそうです。

ラインの線の色、背景に木などが無い屋内コートが良い、ボールは標準的な色、十分な明るさ、など、より良い認識のための条件はいくつもあるものの、こういった結果が画像/動画認識技術の進歩によってスマートフォンレベルで動くようになったのはすごいですね。

ウェブサイトには利用者として大学チームのロゴも多数表示されていて、実際の練習に使われているようです。効率よく上達を目指すために、こういった支援ツールが中高生の部活などにもどんどん普及していくかもしれないですね。

HomeCourt: Basketball Training

カテゴリ: Sports, Health & Fitness
言語: 英語, フランス語, イタリア語
価格: 無料
バージョン: 3.34

開発者: Nex
公開日: 2018-01-16
評価(全バージョン):
(11289人のレビュー)
評価(現バージョン):
(11289人のレビュー)

スクリーンショット

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via VentureBeat

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SymGym – ジムのトレーニング機をゲームコントローラーにして、遊びながら筋肉をつける

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SymGym は、トレーニングマシンの腕や足の部分を動かすことでゲーム操作ができるという、運動コントローラーです。

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「エクササイズは退屈です。ルームランナー(treadmill)やエアロバイクを使ってるあいだ壁をずっと眺めてるのに飽きた我々は、トレーニングにエンターテインメントを取り入れて楽しめるようにしたいと思いました。これこそがワークアウト(トレーニングする、と、解決する)です」

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ゲームがパックマンなのはどうなんだ、と思います。いや、面白いゲームで名作でもありますが、これを長時間遊ぶために運動するかなあ。

手の動き、足の動きがそれぞれゲームのコントロールに連動する、ということなんですけど、パックマンだと、腕と足がそれぞれ上下と左右に対応してるんでしょうか。直観的ではないので慣れるまでたいへんそう…

デモ用に選ばれただけで、もっとこの形のコントローラーに向いたゲームが用意されるんでしょうね。

この会社はアメリカのシカゴにあり、近いうちにSymGym を備えたトレーニングジムを開設する予定らしいです。料金は一回$15(1650円) を予定しているということ。

ネットワーク通信機能もつけて、友人とゲームのハイスコアを競うようにもなっているそうです。将来は、同時に対戦できるようなゲームも検討しているのだとか。

via Bit Rebels

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シュート成功を自動で数え、一人ゲームもできるハイテク・バスケットボールが登場

先週リリースされたWilson X Connected Basketball は、内蔵センサーであなたのシュートが成功したかどうかを判定することができるスマート・バスケットボールです。

見た目は完全に普通のバスケットボールの中に電池とセンサーが入っていて、ソフトウェアの力でボールがゴールに入ったか、外れたか、を判定できるというのだからすごい。

さまざまな身長や年齢のプレイヤーの5万本のシュートを記録・解析して、ボールの中のセンサーだけでシュートが入ったか、外れたかを当てられるようになったそうです。正しく判定するのに必要なのは、ゴールにちゃんとネットがついていることだけ。

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これをBluetoothで自分のスマホと接続し、専用アプリでシュートの成否などを記録させます。

# iOSアプリは既にリリースされていて、Android版は11月にリリース予定だそうです。

[追記 2022-10] その後リリースされたらしいAndroid版もあわせ、アプリはストアから削除されてしまっているようです。

アプリが存在した頃のURL – https://itunes.apple.com/app/wilson-wx-connected-basketball/id968084339?mt=8

iPhoneアプリでは4つのモードが提供されています。

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フリーレンジ

7フィート以上離れた好きな場所からシュートを打つモードです。アプリが打った距離ごとの本数や成功率を教えてくれます。(動画)

https://www.youtube.com/watch?v=0JwIjWY797Y

仕組み上、どの方向からシュートしたかまでは取れないようですが、これは仕方ないですよね。

フリースロー

フリースローラインからの練習モード。時間内の本数と成功率を記録・表示してくれます。(動画)

ブザービーター

長い距離のシュートを成功させるほど、持ち時間が復活するというタイムアタックモード。(動画)

https://www.youtube.com/watch?v=0VOW5byC8AQ

ゲームタイム

アプリが、状況にあわせてゲームの「実況」をしてくれます。ゲーム機のスポーツゲームで最近よくある、音声合成による実況みたいなやつですね。シュートを決めたら、観客の歓声も聴こえます。イヤホンをつけてプレイします。(動画)

https://www.youtube.com/watch?v=Xad9AdhRUEY

このモードを使って練習することで、実際の試合の感覚を持ちながら練習できるのがよいのだとか。実戦では緊張で練習通りのプレイがまったくできない、というようなタイプのプレイヤーなら、このモードで練習することで試合慣れできるかもしれないですね。

価格

価格は$199(2万1890円) 。電池は内蔵のものが切れたらそこでおしまいで、交換等は考えられていないようですが、10万本のシュートでも切れない電池だとFAQに書いてあります。これは週に5日、毎日300本の練習を1年間続けても届かない本数で、Wilsonとしては十分と考えているんでしょうね。まあ、電池が切れても普通のボールとしてはまだ使えるわけですが。

スポーツは好きだけど単調な繰り返し練習はツライ、という人は多いかと思います。アプリの支援で楽しみながら反復練習や試合風の練習ができるとしたら、10倍ぐらい高いこのハイテクボールもコストパフォーマンスが良いかもしれないですね。

via Digital Trends