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データ可視化

地図で嘘をつく – 事実をプロットしても色や形で印象は変わる

ニコラス・ランバートさん(Nicolas Lambert)の公開したインタラクティブな地図 How to Lie with Maps (地図で嘘をつく)は、9月29日にフランス各地165都市で行われたデモに参加した人数をフランスの地図上に描く、というだけのことが、地図作者の意向次第でどのようにも変わりうるということを示してくれます。

How to lie with maps moderate expression by @neocartocnrs (MIT license)

これはスライダーを中間ぐらいにした表示。タイトルもスライダーに連動して変わり、この時は「フランス全土で2万5000人が」となります。

How to lie with maps reticent by @neocartocnrs (MIT license)

スライダーを絞ると、同じ場所・同じ人数がより小さな円でプロットされ、地域や参加人数の描かれる色も熱量を感じないものになります。タイトルは「大失敗」

サイト上で実際にスライダーを動かして、5種類のタイトルと連動した「同じ」地図を見比べてみてください。地図で事実を書くだけでも、受け止め方をまったく変えられることができるのだなというのを実感することができます。

via Maps Mania

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fun

コンクリートミキサー車を巨大ミラーボール化。夜の街がディスコに

フランスのアーチストベネディット・ブファリーノさん(Benedetto Bufalino)の作品は、ミキサー車に小さな鏡を無数に貼り付けた、(ボールじゃないけど)ミラーボール。

こちらでは、制作過程が動画で見られます。

via Colossal

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ネットの事件

[動画] 鉄球でアップルストア内のiPhoneやMacを破壊しまくる男 – フランス・ディジョン

昨日のお昼頃、フランスのディジョンのショッピングモールにあるアップルストアで、展示されているiPhoneやMacintoshノートを男が鉄球で次々と破壊するという事件があったそうです。動画で撮影してた人がいたようで、YouTubeやソーシャルメディアで共有されて広がっています。

iphone-breaker

破壊のシーンはこちらのパート1

ボーリングの一種「ペタンク」の球のような鉄球で、と形容されています。小さなサイズの割に相当重そう、というのは、「ドン」「ガツン」という破壊の音から伝わります。

店内のアラームは鳴りっぱなしですが、店員も他の客も誰も止めようとはしません。この男性、カメラを向けられた時にカメラ目線で何か言ってますね。フランス語なのでわからないんですが。

パート2では、モールの警備員とアップルストアの店員たちに囲まれてなにやら話しています。

3本目の動画では、どこかへ立ち去ろうとするのを止めるモールの警備員たちと押し合いしますが、スキをついて反対方向に走って逃げようとします。しかし警備員の反応も素晴らしい。

このあと警官が来て、警察署に拘留されたということ。

なんかアップルストアで嫌な応対でもされたんですかねー。新品のiPhoneやMacをこれだけ破壊すると、相当な損害額になりそうです。

[追記] この男性、「消費者としての権利と返金」についての不満を話している、という記事がありました。

via Enervé, il s’en prend aux produits de l’Apple store avec… une boule de pétanque via TheNextWeb