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ネットのマーケティング

プロッター・プレゼンテーション

原油の需要と価格の経年グラフを見ながら語るプレゼンテーション動画なのですが、面白い仕組みが一つ。プロッターでグラフを描かせながら、年ごとの原油価格とそれに影響を与えた事件を語っていきます。

ペンを取り付けるタイプのプロッター

プレゼンの途中でペンの交換も。グラフの目盛り線とプロットの線を違えてます。

オイルショック!

事件の時の書き込みは赤ペンで手書きなのですが、これもプロッターに描かせられればもっと良かったかも。

使っているプロッタは AxiDraw V3 / A3。8万円(727ドル)ぐらい。昔のものではなく今の製品なんですね。

via Hacker News

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情報共有ツール

Vidrio – 共有画面に話者を重ねて表示するオンライン・プレゼンテーションツール

Vidrio は、スクリーンキャストを「アイアンマン風(作者曰く)」にするツールです。

プログラミング解説などの動画をスクリーンキャストでおこなう際、話している人の表情が見えるといいですよね。従来の手法では上の図の右のように話者の枠を画面のどこかに出すものが多いかと思います。

Vidrio は、ウェブカムからの入力を任意の透明度でスクリーンに重ねて表示することで、スクリーンショット全体に話者の映像を被せての表示ができるようにしています。

映画「アイアンマン」の主人公トニー・スターク氏の使うUIを見て「これがほしい」と思ったのが開発の動機だそうで。映画はいろいろと未来的なUIが出てくるようですが、このあたりの表示の向こうに主人公が見える描写がそれでしょうかね。

画面上に表示しているので、その画面をそのまま中継できるYouTube や Zoom 等でそのまま使えるそうです。

作者のジム・フィッシャーさん自身が必要として作ったツールで、Go言語のガベージコレクションについて解説する動画などで実際にVidrioが使われたプレゼンテーションを見ることができます。

ツールは Mac 用のみ。Windows版は開発中で、リリースまでに数週間はかかりそうということ。

企業向け以外は現在ゼロ円と表示されていて、新型コロナウイルス対策でリモート勤務している人も無料で使えるということです。

顔が見える利点ということでは、リモートのペアプログラミングなどでも役に立つかもしれませんね。

via Product Hunt

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ネットのマーケティング

Google/Facebook等の政府盗聴疑惑で流出したNSAのプレゼンファイルに添削が入る

大手ネットサービスの利用者がアメリカ政府によって多数監視されているのではないか、という米国家安全保障局(NSA)のPRISM計画のニュースが連日続いていますが、英ガーディアンと米ワシントンポストが疑惑の証拠として出してきたNSAのパワーポイントの出来があまりにhideous(趣味が悪い)と、改良版を作った人が出てきました。

たとえばオリジナルのこれ。

prism-timeline-original

2013と入ってるから今年の制作なんでしょうが、年や最近のwebサービスのロゴが入ってなければ、1990年代のスライドと言われても不思議じゃないですね。

こんな風にしたらどうか、と提案しています。

prism-timeline

流行のフラットデザインですね。

prism-pentagram-original

これも、

prism-pentagram

こんな風にしては、と。

Dear NSA, let me take care of your slides. from Emiland

どこの国でも、政府が作る資料って昔風のものが多くなるんでしょうかね。

「政府の機関でなくても、次はちゃんとしたプレゼンテーション資料を作りたいと思う人がいたら相談してください」だそうです。Slideshareに公開した履歴書プレゼンで転職を成功させたこともあるらしいEmilandさんの他のプレゼンテーションは、彼のサイトで見ることができます。

via @Pogue