カテゴリー
ネットのマーケティング

ユニコーンの七色ウンコを食べる、西洋人に和式スタイルを薦める商品 Squatty Potty のCM

イギリス訛りで喋る王子とユニコーン。西洋らしい題材のCMですね。しかしたった3分間の動画に狂気が含まれてます。

squatty-potty-unicorn

このCMで売ろうとしてるのは、「洋式トイレで踏ん張れるようにするためのアタッチメント」 Squatty Potty

小さな足台によって、和式トイレでやっているようなスクワットスタイルを取ることができる。これが体にいいんだ、という売主の主張が説明されているのですが…

架空の動物ユニコーンを出したり、ウンコを七色にしたりするのは、排泄に関する製品を売る汚さをカバーするアイデアだと思うんですよ。オムツのCMのオシッコがなぜかマリンブルー、みたいなのと同じで。しかしなぜ食べる!?

squatty-potty-prince

「うーん、スムーズ」とか王子ドヤ顔です。短い動画中に何回も「オレうまい事言った!」的な決めを作るのもなんともいえず。

王子! 子供に上げちゃダメ。そして口を拭くのになぜトイレットペーパーを使う!

動画には「頭おかしい」「史上最高のCMだ」「いったい私は何を見たんだ」といったコメントが1000個以上つき、再生数は300万回を超えています。製品を広く知ってもらうというCM本来の目的は達していますね。

なお、この Squatty Potty、今年の春には「マネーの虎」アメリカ版であるShark Tank にも登場していたようです。

日本では「和式は体力がいるしつらい」みたいなことでどんどん洋式になっているのに、西洋で「スクワットスタイルがいいんじゃないか」という商品が出てきてるのも興味深いですね。もしこのSquatty Potty が欲しい方が居たら、一個25ドル(2750円)ということです。

via Ufunk

カテゴリー
ネットのマーケティング

マイクロソフトの忍者猫ステッカーが突然のブレイク

マイクロソフト忍者猫 red bubble 版

米マイクロソフトの社内外で昨年末からチョコチョコ目撃され、公式ショップで売り出されていた変なステッカーが、よくわからない人気であっという間に売り切れてしまったという話です。

View this post on Instagram

Won't lose this snowboard helmet in a crowd!

A post shared by Frank Shaw (@fxshaw) on

このステッカーに出てくる「火を吐くユニコーンに乗った猫」の初出は、イラスト(アート)共有サイトDeviantArtのユーザーSharpWriterさんによるこの図だそうです。


Welcome to the Internet, Please Follow me by SharpWriter on DeviantArt

このイラストでも、猫に忍者の要素は特に入ってないように思うのですが、なぜかその後 Ninja Cat と呼ばれるようになっています。

https://twitter.com/yaronzeev/status/575855410571149313

このニンジャ・キャトがマイクソロフトの旗を持っているステッカー、マイクロソフトのオンラインショップでも販売されていたようなのですが、売り切れらしくて跡地のURLに行っても何も出てきません。

@MichaelGillet さんが、このMS忍者猫を使ったデスクトップ用壁紙を作成、ツイッターで公開しています。

Chris_Kez さんによるWindows Phone壁紙はこちら

公式のステッカーが売り切れているので、勝手に類似品を作って売りだしたところもあったのですが、

こちらは今は販売ページが消滅しています。

突然のブレイクは、ちょっとMSらしくないセンスと、いろんなプロジェクトのオープン化や、最近ちょっとグーグルやアップルの台頭に押されてマイクロソフトを敵視する人が減ってきているからかもしれません。

こんなに話題なんだからステッカーぐらいすぐ増産すればいいのに、という気もしますが。

via Business Insider, Windows Central and The Verge