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ドローンを無力化する電波兵器 DroneDefender

Battelle社の DroneDefender (ドローン防御)。ライフルのような、ものものしい形。しかし発射するのは弾ではなく強力な指向性のある電波です。

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「正体不明のドローンがあなたの方へ近づいてきたらどうするか? 普通の銃で撃ってもなかなか当たらないし、当たっても止まるとは限らない。」ということで、30度の範囲に対してドローンのラジコン制御電波とGPSを狂わせる電波を放つのがこの DroneDefender なのだとか。

  • 0.1秒以下での起動
  • 5時間の連続稼動
  • 重さ4.5kg以下
  • 30度のコーン角

デモ動画でやっていますが、この電波銃で撃たれたドローンは、そのままゆっくりと地上に降下していき、着地します。

指示する電波が途切れたらその場で地面へ降りる、という仕様のドローンだからそうなるようですが、この動作を取るドローンは多いそうです。ラジコンの不調で電波が切れた時に、持ち主が回収できるようにするなら確かにそういう動作にするのがいいでしょうからね。

サイトには「米FCC の認可が出ないことには市販されることはありません」という注意書きが増えてました。ドローンだけじゃなくて電子レンジやら携帯電話やら他の制御機器やら、いろいろ止めてしまうかもしれないですからね。

民生品としての市販は無くても、戦場とかドローンに爆弾を積んでのテロが想定されるところの警備ではこういったものが使われるようになるのかもしれないですね。

via BGR

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銃で撃つ楽器 Musical Targets、そしてアメリカ国歌演奏

Musical Targets (ミュージカル・ターゲット = 音楽の的)は、非常にアメリカ的な楽器です。というのも、銃のターゲットが楽器になるというものなのです。

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ごらんのとおり、大きな鉄琴みたいなものですが。一つ一つの的に音階が書いてあり、それを撃つとその音が鳴る、というもの。

こちらがアメリカ国歌「星条旗よ永遠なれ」の演奏例です。

途中でマガジン交換してます…

アメリカ国歌ってこれだけしか音程使わないのか、と思いましたが、良く考えると鍵盤の並びが不自然ですね。下のFがFシャープしかない。まあ、このセットはアメリカ国歌専用なんでしょう。

気になるお値段は、2オクターブが演奏できるフルセット Double Major 16 Deluxe Set が$599.99(6万5890円) 、1オクターブ分の Major 8 Chime Set が$249.00(2万7390円) です。発送先は今はアメリカのみですね。日本から買えても困りますけど。

FAQによれば、初心者でも演奏できるよう、ソングブックも付いてくるのだとか。

via Gunman Plays Star Spangled Banner On Musical Targets | Geekologie