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ネットのサービス

lists.sh – リスト形式だけ扱うマイクロブログサービス

lists.sh は、要素が並んだリスト形式を扱うことに特化したマイクロブログ・プラットフォームです。

利用者は、テキストファイルに箇条書きにしたリストを、取得したユーザー名の下に公開することができます。

登録は lists.sh の ssh サーバへのアクセスで行います。あまりこういう形式のユーザー登録は見ないですね。

ユーザー名の取得や、既存の投稿の削除などが行えます。メニューでできる機能は今後も拡充されていく予定だそう。

こちらは新着投稿のページ。Hacker News のトップページに載ったため、いろいろな人がテスト投稿をしに来ています。

リストをプレインテキストで表す仕様が用意されていて、それに従って書けば、単なる項目の列挙だけでなく、リンク、画像、ヘッダなどの要素も表現できます。

登録してみたところ、日本語も問題なく動きました

sshでアクセス、というところはユーザーの足切りになるかなとは思いますけど、今のままだとあっという間にスパマーに見つかりそうなサービスですね。

Go言語によるソースコードも公開されているので、自分でホストしたり、登録の仕組みに制限をつけて仲間内や会社内で使うといったこともできるでしょう。

あえて書けることをリストに絞る、というところは可能性を感じます。

via Hacker News

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データ

disposable-email-domains – 使い捨てメールのドメイン一覧

disposable-email-domains/disposable-email-domains は、使い捨てメールアドレスのサービスで提供されるメールアドレスのドメインを収集しているオープンデータです。

メールアドレスへの到達確認ができないと使えない・登録できないウェブサービスは多いでしょう。その一方で、登録したメールアドレスが流出するなどして後日無関係なスパムメールが送られてくる、という問題も起こります。

それを嫌がって、一時的にだけ転送が行われる使い捨てメールのサービスを使って、いわば「使い逃げ」してしまうサービス利用者も現れます。
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今回のドメインリストは、そういった長期的に顧客となることがないユーザー、サービスの利用(掲示板への投稿など)に責任を持たずに逃げてしまうユーザー、を避けるという意味で、メール登録を要求するサービス運営者にとって有用なものではないでしょうか。

同時に提供されている allowlist.conf ファイルの方は、「使い捨てメールに間違えられやすいが使い捨てではないアドレスのリスト」ということで、これも有用でしょう。

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データ

names.io – 徹底的な?姓名データベース

names.io は、世界の多数の姓(surname)と名(first name)を集めたデータベース、と言っているテキストデータで、GitHub で公開されています。

Exhaustive(徹底的な)が示すように、あらゆる国の姓名を収集しているそうで、README にも入手元へのリンクを多数載せていますが、その規模はというと「姓が10万種類、名が16万種類」だそう。あれ?

日本の姓は30万種類ぐらいあるそう。ローマ字表記のこのデータベースでは同じ音の姓はかなり整理されるだろうとは思いますが、それにしても10万種類で「徹底的な」はないかな、と。

ただこのテキストファイル、同じく公開されているスクリプトで各所のデータを持ってきて加工して作成していることから、データの入手元を増やしていけば、本当に網羅的なものになる可能性もあるでしょう。issues には追加すると良さそうな提案が集まってきています。

最初に「すごい」「完全」と打ち出すことで、あえて突っ込みを受けて改善していこうということなのかもしれません。

via Hacker News