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ドミノ・ロボット – 24時間で10万個のドミノを並べられるロボット(動画あり)

Domino Robot は、工学系ユーチューバーとして有名なマイク・ローバー氏(Mike Rober)とロボット製作者アレックス・バーコム氏(Alex Baucom)らが協力して5年がかりで製作された、ドミノ倒しのドミノを立てる専用ロボットシステムです。

300個のドミノを一斉に運べるロボット、ドミネーター

これは動作を見せるために少し高いとこから落としていますが、これを地面スレスレで行うと、多数のスロットから降ろされたドミノが 15 x 20 列に綺麗に立つようです。

動画では、プロのドミノ・アーティストにしてこちらも人気YouTuber の Hevesh5 氏と、手積みとロボットによる速さ対決もやっています (5:00)

単色でただ多くてもつまらないですが、ドミノの色を使ったドミノ・アートにもちゃんと対応しています。

複数の色のドミノを、ロボットアームでドミネーターの300のスロットに指示通りに入れることで、自由なドミノ・アートを作れます。

すでに500万回の再生を数えている動画で、倉庫いっぱいのドミノを並べ、そして倒す瞬間をぜひ観てみてください。

開発ドキュメントとソフトウェアは公開されています。ソースは興味のある人が参考に読んでくれればいいが、全く同じハードウェアがないとそのまま使えるものではないだろうということ。

ドミノ倒しといえば人海戦術で、人手をかけるほど巨大ですごいドミノ・アートが作れるというものでしたが、こんなロボットができてくると今後出てくるすごいドミノ・アートはさらに巨大化したり、アートの内容も複雑で精緻なものになるかもしれないですね。

via Geekologie

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RoboTrombo – トロンボーンを吹くロボット

トロンボーンを演奏するロボットです。

「演奏してる」と言うにはだいぶ苦しい音ですが、この楽器は機械で鳴らすにはいかにも難易度が高そうですよね。

圧縮空気を、音程を変えるスライドの前後と、マウスピースからの吹き込みの2か所で使い、それを Arduino から制御することで何らかの音を出しています。

こちらは解説動画

プロジェクトまとめページには、PDFでまとめられた作成手順も残されていて、ここまでの成果を使って、さらに人間に近いトロンボーンロボットへの挑戦に参加することもできそうです。

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Beetl – 犬のフン拾いロボット

Beetlは、ルンバのようなお掃除ロボットの屋外版ですが、アメリカの家によくある裏庭から犬のフンを拾い上げることに特化しています。

こちらが実際のフンを片付けているところの動画

「アメリカの3500万世帯が裏庭を持ち犬を飼っています」

そんなに!?

「犬のフンを拾って回りたい人などいません。そこですべての飼い主のためにコンピューターの目を搭載したロボットを開発しました」

犬のフン拾い専用とは、いくらなんでも特化しすぎじゃないかと思いましたが、アメリカにそこまで需要があるんじゃしょうがないですね。

コンピューターの目をイメージした動画ですが、「サーチ&デストロイ」とは穏やかじゃありませんね。たぶん実際には「デストロイ」はしてないと思われます。Beetl が集めてきたフンを捨てるのは持ち主でしょう。

via Geekologie