カテゴリー
データ可視化

旅行に持っていくパンツの数を科学する

Pack Like a Nerd(ナードのように荷造りする)は、旅行カバンに何枚のパンツや靴下を入れていくべきかを精密に検討したDavid Przybillaさんによるブログ記事です。

Przybillaさんの元の考察を、友人のCarrieさんが一般化した表がこちらのもの。(クリックで拡大)

(credit: Carrie Smith)
(credit: Carrie Smith)

横軸があなたの旅行日数、縦軸が必要なパンツ(あるいはシャツ、あるいは靴下)の数になります。これは、出発時に履いている分も含めた数です。

表の上で、「日数」と「パンツ数」が交差するセルに書いてある数字が、「旅行中にあなたがパンツを洗濯しなければならない回数」ということになります。

たとえば、旅行中には洗濯を一度もしたくない(0のセル)なら、当然ながら、3日の旅行なら3枚、10日の旅行なら10枚のパンツが必要ですね。

では、ホテルなどで洗濯をするとしたらどうでしょうか? 表を使えば簡単に求められます。たとえば、4枚のパンツがあれば、10日の旅行では2度の洗濯をすれば十分、ということがわかります。

この表が成立する前提条件としては「パンツ洗濯中にはパンツを履いている(裸で洗濯しない)」ことと「最後の綺麗なパンツを履いている日には必ず選択をする」ことが必要です。

from Etsy, TwarksFunnyTees

また、セルの数字が金色になっているところは「完璧な運用」が成立するところです。このとき、家に帰ってきた時にはすべてのパンツが使用済みである、という美しい結果になります。

さらに旅行パンツの数を考察したい人のためには、エクセルのシートが公開されています。

前後を逆にするリバースや、裏表を入れ替えるインサイドアウトなどの技を使うと、さらに数は減らして達人の域に達することができるかもしれません。(注: リバースやインサイドアウトは原文の記述にはありません)

fart_loading_womens_boy_brief

via Flowing Data