Small Worldは、Twitter でフォローしている人たちの居場所を世界地図上に書き込んでくれるwebサービスです。
I built a little tool – it's called Small World, and it helps you make new friends and stay in touch with old ones: https://t.co/DuPoDA1GQx
it's like a Marauder's Map, but for the people you follow on Twitter pic.twitter.com/EIW3enaWdt
— Devon ☀️ (@devonzuegel) June 8, 2022
サービスを利用するには、twitter 上で Small World アプリへの権限を与える必要があります。けっこうありますね。
フォローしているアカウントの一覧は見せないことにはサービスが成り立たないでしょう。プロフィール・メールアドレスの提供はまあいいとして、フォローしている人のprotectedなツイートを読めるようにしてしまうのは、クローズド中心でツイッターを使ってる人は心配があるかもしれません。
権限を与えてサービスにログインすると、フォローしているユーザーの公開している位置情報を基に、世界地図上にプロットしてくれます。
本人申告の居場所を地図でわかりやすく見られるわけです。さらに、ウォッチしたい地名を追加で登録し、通知の設定をしておくことによって、新たにその都市に移動してきた友人をメール通知で受け取ることができます。メール通知のサンプル文面は次のようなものだそう。
Small World also notifies you when friends visit your city, reducing the # of missed connections
there are a lot people I'd like to share what city I'm in, but I'm not comfortable sharing my exact GPS location – sharing less granular Twitter locations is a great middle ground pic.twitter.com/zLa79zIA9m
— Devon ☀️ (@devonzuegel) June 8, 2022
twitter 上の友人の位置は、プロフィールの場所情報および、プロフィールの表示名中に “in 地名”と書かれた場合も追跡しているということ。”in ***” の***が地名かどうかは誤動作することもありそうな気がしますけど。
「GPSで詳細に居場所を公開したいわけではないが、twitter 上での位置ぐらいなら友達に知ってほしい」という作者の意図はわかります。「近くに寄ったから」「たまたま近くに旅行中だから」でオンラインでしかやりとりしていなかった友人と会うきっかけを作れるサービスと言えます。
GitHub でClosure のソースコードも公開されています。
via Maps Mania